月別アーカイブ: 2015年7月

本日の心理学・名言1465-12

@算数障害
比較的よく見られる学習障害です。
他の知的能力からは考えられないほど
算数の能力が低いというもので、
1けたの数を数えたり加えたりといった
基本的な数の扱い方さえ十分にできません。
小学校2,3年生くらいまでは機械的に記憶することで
ある程度カバーできている場合もありますが、
だいたい8歳から10歳前後に障害が明らかになります。
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本日の心理学・名言1465-11

@広汎性発達障害
学習障害(本日の心理学・名言1465-9)によるものより、
もっと広汎な心理的発達の遅れが見られ、
しかも精神遅滞とも異なる状態の遅れが現れている障害です。
この障害の中心となっているのが小児自閉症です。
この他、アスペルガー症候群(本日の心理学・名言1465-8)、
トゥレット症候群、ヘラー症候群が含まれています。
自閉的精神病質:広汎性自閉症の一種。アスペルガー症候群のこと。
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本日の心理学・名言1465-10

@行為障害
けんかやいじめ、家庭内暴力や校内暴力、残虐行為、器物の破壊、
放火窃盗など反社会的、攻撃的行動を繰り返してしまうという障害で、10歳までに発症する
小児期発症型と思春期以降に発症する青年期発症型があります。
幼児期や小学校低学年で激しい反抗やかんしゃくを
たびたび起こすが、非行や反社会的行動はしない場合は
反抗挑戦性障害と呼ばれます。
行為障害には、仲間にとけこむことができずに
1人で行う非社会性型と集団で行う社会型があります。

原因としては、脳内の神経伝達物質や自律神経の障害が
考えられています。
また、親の愛情不足や虐待など、家庭環境や育てられ方も
影響しているのではないかと考えられています。

治療としては、強く出ている症状を抑えるための薬物による療法や
精神療法などを根気強く行うことが必要です。
家族としては、子供の良いところを認めてほめることが大切です。
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本日の心理学・名言1465-9

@学習障害
知的能力は標準以上でありながら、
学習する能力に障害があるために、
読み・書き・計算などの能力が著しく遅れてしまい、
特別な配慮をしないと教育が難しい状態にあるというものです。
学校に入ってから明らかになるケースが多く、
読字障害(読む力の遅れ)、算数障害(計算する力の遅れ)、書字障害(字を書く力の遅れ)の3つに分かれています。
この3つが重なり合っていたり、
コミュニケーション障害を伴っている場合もあります。
コミュニケーション障害というのは、
言葉はわかっているのにうまく発することができないなど、
身体には全く異常がないにもかかわらず、
話したり聞いたりすることがうまくできないという障害です。
学習障害の原因は、中枢神経系の機能障害と考えられています。

治療は、その障害の状態によって異なりますが、
勉強嫌いになったり、いじめの対象となったりする前に
適切な対応をし始めることが大切です。
例えば、視覚的に文字などを認知しにくい子どもには、
繰り返し聞かせて覚えられるように工夫すること、
また、聞いて理解するのが困難な子どもには、
内容を大きく書いて掲示したり、ビデオや絵本を利用したりすること、
書くのが困難な子どもには、細かいことを注意せず、
大きな字で書くように指導することなど、
できることから始める事が治療の基本となります。
子どものできることを伸ばすようにすると子どもに自信がつき、
治療効果も上がるのです。
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本日の心理学・名言1465-8

@アスペルガー症候群
広汎性発達障害の一つです。
言葉の遅れや知的発達の遅れはほとんど見られません。
コミュニケーションによって対人関係を築くことが難しく、
環境の変化に対しては大変過敏です。
物の置き方や行動には執着があり、
集団での一斉行動やルールのある遊びが苦手です。
知的発達の遅れがないため、
思春期になって初めて、この障害であることに気付くこともあります。
この障害は、薬によって治るものではありません。
他人と関わる機会を多くとり、
対人関係の持ち方を学ぶことが大切です。
知的発達の遅れが見られないため、
幼稚園や学校、職場では障害と認められず、
誤解されてしまうこともあります。
周囲の人に十分理解してもらうことが必要です。
協調性を必要とする職業に就くことは、難しいですが、
適応できるような職場であれば、
一般の人以上の優れた能力を発揮することもあります。
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本日の心理学・名言1465-7

@抑うつ神経症
軽い抑うつ状態が続くもので、
内因性うつ病や環境反応との区別が困難な場合があります。
抑うつ神経症は、失意や悲しみ、不幸などに見舞われたとき、
憂うつな状態になることですが、
誰にも耐え難いストレスによるというよりは、
本人の性格や周囲の事情、失意に至る状況が
大きく関係しているものといえます。 
治療には、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬を用います。
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本日の心理学・名言1465-6

妄想障害
妄想障害は、統合失調症や薬物、その他の身体疾患によらない
妄想状態で、次のような各病型に分類されています。

色情型-他の誰かと恋愛関係にあるというもので、
数限りなく手紙を出したり、電話をかけたり、
時には人目を盗んで相手をつけまわしたりします。
その相手は地位が高く、
社会的にもよく知られた人となるのが一般的です。

誇大型-神や有名な人物との特別なつながりを
もっているというもので、
自分には特別な力が授けられていると感じています。

嫉妬型-自分の性的伴侶が不実であるというものです。服についたちょっとしたシミとか家に帰るのが少し遅れたとかいった事実を不倫と結び付けてしまいます。

被害型-自分が何らかの方法で悪意を持って
扱われているというものです。
陰謀の罠に陥っているとか、
殺されてしまうといった考えを持つこともあります。

身体型-自分に何か身体的欠陥がある、
あるいは自分が不治の病にかかっていると感じているものです。
自分の体から不快な臭いを発しているとか、
体のある部分が変な形をしていて見苦しいと信じていることもあります。

薬物療法による治療を行う一方、統合失調症などの症状がないかどうか絶えず吟味していかなくてはいけません。
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本日の心理学・名言1465-5

@パニック障害
不安発作に似たパニック発作が
特別の原因なしに突然起きるものです。
症状としては、動悸や頻脈、過呼吸や息苦しさ、自分がどうなるかわからないという恐怖感が多く、
その他、冷や汗、めまい、吐き気、手足のしびれなどが
起きる事もあります。
発作は、数分から30分、長くても1時間以内に治まります。
パニック障害は、心理的誘因なしに起こる機能的身体疾患ですが、
発作自体が死の恐怖を伴う不安感を引き起こすので、
発作時以外にも不安感を持続的に持つことが多くなります。
治療には、抗不安薬やセロトニン再取り込み抑制作用をもつ抗うつ剤(SSRI)を用います。

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本日の心理学・名言1465-4

@統合失調症
近代精神医学の父といわれるクレペリンが19世紀末、
早発性痴呆症と名づけたものを、
20世紀に入り、ブロイラーが統合失調症と命名し、
世界的にこの病名が広まりました。
統合失調症の精神症状は複雑で個人差が大きいですが、
主な症状とlして、次のようなものがあげられます。
①感情障害(無関心、無表情、非融通性、閉じこもりなど)
②思考障害(滅裂思考、思考途絶、妄想など)
③意思・欲動障害(興奮、衝動行動、独り言、空笑、など)
④自我障害(他人から操られていると感じる。自己喪失感)

統合失調症の3タイプ: ①妄想型  ②緊張型  ③破瓜型

原因について、まだ明らかになってはいませんが
遺伝の要因が強いと考えられています。

治療としては、抗精神病薬による薬物療法が中心となりますが、
統合失調症患者が社会でよりよい生活ができるように
心理・社会両面の援助が必要となります。
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本日の心理学・名言1465-3

@適応障害
災害、肉親の死、離別、戦争、暴行などのより、
精神的ショックを受けた後、
外見的には落ち着きを取り戻したように見えても、
悲哀感や空虚感はいっそう切実になることが少なくありません。
とくに孤独な状態に置かれると、
寂しさや自責の念が深まり、
平常時とは異なる感情的言動を取るようになることがあり、
この苦難を克服して生活を立て直すまでの精神状態を含めて、
この状態を適応障害といいます。
治療には、薬物療法の他、心理的な援助が必要です。
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本日の心理学・名言1465-2

@対人恐怖症
人前で適切な言動・態度をとらなければならないという
緊張感によって、言葉が詰まってしまったり、
食事がのどを通らなくなってしまったりする緊張型対人恐怖症と、

自分の表情や態度、身体的欠陥(目つきや口臭、体臭、顔やからだの醜さなど)が相手を不愉快にさせてしまっているのではないかと思い、それを確信する確信(妄想)型対人恐怖症があります。

治療には、抗不安薬や抗うつ薬、精神療法が用いられます。
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本日の心理学・名言1465

@『新しいことへの挑戦を続ければ、
体は老い衰えても心の若さはいつまでも続く』 by 日野原重明

@「欲にキリなし、地獄に底なし」です。
しあわせっていうのは、自分の心が決めるんだよ。
お金も必要かもしれない。
でも、今、貧乏だから、お金を手に入れたら
しあわせになれると言う人は、お金を持ってもしあわせになれない。「今、しあわせだ」と思える人が、
お金を持った時、さらなる幸せが手に入ります。
by斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)

@「今の自分が一番好きと言える自分でいられたら、
それが最高の幸せ。今が幸せでないと、将来の幸せには繋がらない。」by 松田聖子

人間の魂に火がついたなら、不可能は消滅するようにできている
byジャン・ド・ラ・フォンテーヌ

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本日の心理学・名言1454-9

@双極性障害(躁うつ病)
活動的で気分が高揚する躁状態と
消極的で気分が低下するうつ状態を繰り返すもので、
躁うつ病とも呼ばれます。

躁状態あるいは軽躁状態のときは、
すべてに意欲的になり、明るく積極的になります。
また、気力と活動性が亢進するため、
睡眠時間を削ってでも仕事や遊びなどの活動に励もうとします。
社交性も高まり多弁になるので
相手にとって過度に馴れ馴れしく感じることもあります。
このような状態は、長くとも数ヶ月で終わります。

躁状態の後は、平静に返るか、うつ状態に入ります。

うつ状態のときは、活力が減退し、活動性が減少します。
興味や喜びを喪失し、悲観的に物事をとらえるようになります。
自己評価や自信が低下し自傷行為をしたり、
自殺を考えたりすることもあります。

治療は、薬物療法が中心となります。
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本日の心理学・名言1454-8

@全般性不安障害
不安神経症の型の一つです。
様々な不安を敏感に受け止めて深刻に悩む人がなりやすく、
不安が高まると動悸、めまい、発熱、発汗、振るえ、呼吸困難など、
突然、不安発作が起きます。
息が詰まる感じが強く、
喘ぎ呼吸をするときは過呼吸(過換気)症状群と呼ばれます。
不安発作は、短時間でおさまることが多いですが、
発作に対する不安から外出ができなくなったりすることもあります。
治療には、支持的な精神療法と抗不安薬、睡眠薬を用います。

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本日の心理学・名言1454-7

@摂食障害
摂食障害とは、食べることに何らかの障害があることです。
有名なのは拒食症(神経性無食欲症)と過食症(神経性大食症)です。拒食と過食は正反対のようですが、
ほとんどの摂食障害患者がその両方を経験し、
多くの場合、拒食と過食を繰り返すのです。

原因としては、脳による
食欲のコントロール異常、自律神経やホルモンの働きによる影響など、生理学的要因もありますが、
心理的な要因が大きくかかわっていることを忘れてはなりません。
摂食障害においては、家族関係や家庭環境が特に問題となります。
特に、母親からの愛情不足など、
母親との関係が問題となることが多くあります。
また、父親がアルコール中毒で暴力を振るう
アダルトチルドレンの場合も、摂食障害になりやすいです。
家族が子どもに多くを望み、
大きな期待をかけているというのも摂食障害の家族の特徴です。
このような家庭に育った子どもは親から見てよい子ですが、
ありのままの自分を受け入れることができず、
自信がないため、痩せることによって
周囲から賞賛を得ようとするのです。

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本日の心理学・名言1454-6

@心的外傷後ストレス障害(PTSD)
災害や暴行、殺傷など外傷的な体験、
すなわち自分自身が死ぬような体験や
他人が死ぬ場面または死にそうになる場面を体験した後、
それが激しい心理的ストレスとなり、
数週間たってから思わぬ症状が出ることがあります。
これを心的外傷後ストレス障害(PTSD)といいます。
この症状には、再体験症状、回避症状、覚醒昂進症状の
三種類があります。

再体験症状とは、体験した出来事に関する不快で苦痛な記憶が、
フラッシュバックや夢の形で繰り返しよみがえることです。
このとき、気持ちが動揺したり、動悸、冷や汗などの
身体反応が起きたりすることもあります。

回避症状とは、その出来事に関して考えたり話したりすることを避け、感情が沸き起こるのを極力避けようとすること、
その出来事を思い出させるような場所や物を避けようとすることです。出来事の一部を思い出せないという場合もあります。
また、感情が麻痺したようで愛情や幸福感などの感情を感じにくくなり、物事を前向きに考えられなくなるといった心の変化が生じます。

覚醒昂進症状とは、精神的緊張が高まった状態で、
いらいらして怒りっぽい、物事に集中できない、
何事にも必要以上に警戒してしまう、
ちょっとした物音などの刺激にも
びくっとしてしまうなどの症状が見られます。

治療には、抗うつ薬等による薬物療法や
認知療法等が用いられます。
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本日の心理学・名言1454-5

@心身症
日本心身医学会の定義によると、
心身症とは身体疾患の中で、
その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、
器質的ないし機能的障害のみとめられる病態をいう。
ただし神経症やうつ病などの精神障害にともなう
身体症状は除外する。」とあり、
「身体的原因によって発生した疾患でも、
その経過に心理的な因子が重要な役割を演じている症例や、
一般に神経症とされているものであっても、
身体症状を主とする症例は心身症として
扱ったほうが好都合のこともある。」とされています。
つまり、心身症は特定の病気や症状ではなく、
ストレスによって生ずる身体的変化といえますが、
ストレスが誘引となって再発や症状悪化を
きたすものも含まれています。

心身症の主な例:

過換気症候群、
過敏性腸症候群、
胃・十二指腸潰瘍、
緊張性頭痛、
自律神経失調症、
神経性食思不振症、
神経性過食症、
円形脱毛症、
偏頭痛、
高血圧症、低血圧症、
不整脈、
めまいl、
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、
気管支喘息など

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本日の心理学・名言1454-4

@神経症
神経症は、精神病のように器質的な障害をもたないもので、
ストレスや環境の変化など、心理的な原因によって、
頭痛、不眠、下痢、めまいなどの身体症状を引き起こします。
主な症状としては、過度の不安、ヒステリー症状、恐怖症、強迫症状、抑うつ症状があります。
これらは、大きなからだの病変にはよらないもので、
健康な人の心理の延長線上にあり、
健康な状態との違いは、程度の差といえます。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1454-3

@心気症
身体的検査では異常が認められないほどの
身体のわずかな不調にこだわり、
重大な病気の兆候ではないかと思い悩んでしまいます。
焦燥感が強く、病気と死の恐怖にさいなまれるため、
身体的症状を執拗に訴えるのが特徴です。
治療には、抗不安薬や精神療法が用いられます。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1454-2

@自傷行動
手首など、自分の体の一部を傷つける行為のことです。
傷をつける場所は、
手首の他、顔面、胸、陰部などが選ばれることが多いようです。
自傷行為は、傷ついた心を癒すための無意識の行為と考えられ、
致命的な損傷にはならない場所が選ばれます。
傷をつける行為自体が目的となる完結した行動ですが、
回を重ねているうちに自殺未遂、
あるいは自殺に至ることもあるので気をつけなくてはなりません。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1454

@「したこと」は悔やまず、「しなかったこと」を後悔しよう。
by ロビン・シーガー

@借り物の価値観ではなく、自分の頭で判断して行動し、責任もとる。『人はどうなのか』といったことは気にせず、
あくまで自分の価値観で、できる範囲のことを淡々と実践している。
by堺 雅人(さかい・まさと*俳優)

@「すべてにおいて言えますが、
〈誠実な生き方〉をただ、淡々と積み重ねていくのはどうでしょうか。」
by 小林正観

@肉体的な年齢が年々増えていくのは、
だれもが避けて通れない事実ですが、
心の若さは気のもちようであり、
それは必ず表にあらわれます。
つまり、常に前へ進む気力さえ失わなければ、
若さはいつも向こうからついてくる、というのが私の信念です。
by松下幸之助(まつした・こうのすけ*松下電器創業者)

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本日の心理学・名言1463-7

@自殺
自分の意志により、死を選択することです。
自殺は自分の意志によるものですが、
行動を起こすまでの過程は、
無意識的な自己破壊の心理によるといってよいでしょう。
自殺に至る心理として、
孤独であること、抑鬱傾向にあることがあげられます。
また、死を求める気持ちのほか、
できるなら生きたいという生の願望もあるので、
周囲の人たちに何らかのサインを送っている場合が多くあります。
家族など身近なところにいる人は、
そのサインに気付くよう注意したいものです。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1463-6

@拒食症
拒食症は摂食障害の一つで、物を食べられなくなってしまう病気です。食欲がなくなってしまい、食べようとしても食べることができず、
骨と皮だけになり、ひどい時は死亡することもあります。
体重が平均を15%以上下回り、
あるいはBodyMass Index(体重㎏/身長m)が17.5以下になると拒食症と見なされます。
この中には、太るのが怖いために食べることを拒む人と食べたくても食べられない人の両方がいます。
拒食症の人には、痩せているにもかかわらず、
自分のことを太っていると思い、
もっと痩せたいと思っている人が多いようです。
自分では、拒食症であることに気付いていない場合が多く、
体力がないにもかかわらず、
しばしば高揚した気分になり、精力的に動き回る人がいます。
ほとんど栄養を口から入れることができないため、
死の危険と隣り合わせの病気といえます。
治療としては、入院や点滴などによる治療が必要となります。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1463-5

@強迫神経症
万に一つの危険を恐れ、その思いを払いのけようとすればするほど、かえってそれに固執してしまう強迫観念と
その不安を取り除くための様々な強迫行為が主な症状です。
もっともよく見られるのが洗浄強迫で、
汚れや細菌が手や身体についていると考え、
手や身体を何度も洗い続けるという行動をとりますが、
すべてを清潔にするというわけではなく、
部屋など別のものについては
汚れたまま放置しているということが多いです。
このほか、鍵やガスの元栓を閉めたかどうかが
気になってしまうというような疑惑症、
目についたものを数え上げなければ気がすまない計算癖など
があります。
by心理カウンセリングの豆知識
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本日の心理学・名言1463-4

@過食症
過食症の人は、ほとんどの場合、拒食症を経験しています。
太ることに極端な恐怖感を持っているために、
嘔吐や下剤、利尿剤を乱用し、代償行為を伴うことが多くあります。
食べている間はよいのですが、
食べ終えると後悔と絶望の気持ちでいっぱいになり、
食欲をコントロールできない不甲斐なさに落ち込みます。
そこで、のどに手を突っ込んで嘔吐するということを繰り返し、
体の外に食べたものを出すために下剤や利尿剤などを使うのです。また、ハードな運動をすることでカロリーを
消費しようとすることもあります。
拒食の人は痩せていて、
過食の人は太っていると思われがちですが、
実際は過食の人も代償行為を伴っているため、
痩せている人が多いようです。
by心理カウンセリングの豆知識
#代償行為:ある目標がなんらかの障害によって阻止され達成できなくなったとき,これに代る目標を達成することによってもとの欲求を充足するような行動。
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本日の心理学・名言1463-3

@解離性・転換性障害
従来、ヒステリーと呼んでいた症状群を
現在は解離性(転換性)障害と呼んでいます。
困難な状況に遭遇したとき、心理作用によって意識と記憶を失い、
直面している困難から逃れようとすることがあります。
これを解離性健忘といいます。
入院期間中などの短期間で戻ることもありますが、
長期間に及ぶこともあります。
また、前述のような状況下で深い眠りに入り込んだようになり、
呼吸や各種の反射、脳波が正常であるにもかかわらず、
呼びかけや刺激に全く応じない解離性昏迷があります。
また、稀ですが2つ以上の独立した人格が交代して出現する
多重人格障害も含まれます。
by心理カウンセリングの豆知識
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本日の心理学・名言1463-2

@外出恐怖症
ひとりで外出し、
すぐには戻れない状態にあることを恐れる恐怖症です。
遠い道のりや途中で降りることのできない乗り物
(飛行機や電車、バスなど)、
広場、雑踏などに行くことが恐ろしくて外出できません。
パニック障害による恐怖や以前の苦い経験から
外出に困難を感じるようになることもあります。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1463

いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。
すべてに感謝しましょう。
by瀬戸内寂聴(せとうち・ じゃくちょう*僧侶・小説家)

@「あなたの想いがあなたを創ります。
今のあなたは、過去のあなたが望んだ姿なのです。」by ミカエル

@寅さんは「つらいよ」と愚痴をこぼしたことはありません。
by中谷彰宏(なかたに・あきひろ*作家)

@『愚痴や泣きごとが好きな人には、
それを多く言わせる現象が降り注ぐ』by 小林正観

@真の修養とは、何よりもまず人間が、内面的に強くなることです。他の一切のことは、すべてそれからのことですby森 信三(国民教育の師父)

自分にとって最も重要な価値観について考えるには、
自分自身の葬儀に出席したところを想像するといい。
弔辞には、どんなことを言ってもらいたいだろうか?
人生でなしとげたことで、いちばん自慢に思っていることは?
そして最後に、人生で何を達成したかったのか?
byスティーブン・R・コヴィー(米国の経営コンサルタント)

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本日の心理学・名言1462-9

@うつ病を治す方法
「うつ病」の疑いがある場合は、
まず病院に行って医師の診察を受けてください。
うつ病は、気持ちの持ちようで治るものではありません。
心療内科、精神科、精神神経科、メンタルクリニックなどを受診し、
適切な治療を受けることをお勧めします。
精神症状は現れず、身体症状のみが現れている場合を
仮面うつ病と呼ぶことがあります。
仮面うつは、内科等で診察してもどこにも異常が見られず
「しばらく様子を見てください。」と言われて終わってしまいます。
うつ病の身体症状に当てはまる症状が続き、
一向に回復しない場合は、うつ病を疑ってみてください。
うつ病を治すためには、休養が第一です。
仕事や家事から離れ、のんびりと心身を休めることが大事です。
うつ病になりやすい人は、真面目な性格の人に多いので、
ついつい頑張りすぎてしまいます。
周囲から、怠けているんじゃないかと思われるのが嫌で
無理をしてしまいがちですが、ゆっくり休んで治療に専念しましょう。
治療が進んで、回復してきても決して無理をしてはいけません。
できるだけ手を抜いて、わがままになり、
無用なストレスがかからないようにしましょう。
(休めといわれても、そう簡単に休めるものではないですよね。
でも、無理してでも休まなければいけないのです。)
病院では、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬が処方されます。
抗うつ薬は、脳内の神経伝達物質の働きを
改善させる働きがあります。
また、抗うつ薬には、
化学構造によって「三環系」「四環系」「SSRI」等、
数種類の薬があります。
それぞれ、人によって副作用や効き目の違いがありますので、
合う薬を早く見つけられると良いでしょう。
医師との信頼関係も大事です。
自分の気持ちを素直に表現できるような医師にかかりましょう。
薬の効果で昼間でも眠くなることがあります。
そんな時は、無理せずゆっくり身体を休めましょう。
治りにくいうつ病の治療法として、
電気ショック療法や断眠療法、光療法等があります。
また、最近、クライエントさんから紹介していただいた治療法で
サプリメント療法というものがあります。
これは、「精神障害と診断された患者さんの中には栄養障害の患者さんがいる」との新宿溝口クリニックの溝口徹院長の考えにより、
不足している栄養素を補うことによってうつ病のような症状が
改善されるというものです。
関心のある方は、新宿溝口クリニックのホームページhttp://www.shinjuku-clinic.jpをご覧ください。
適切な薬を用いて、神経伝達の働きを回復させると共に、
十分な休養をとることやカウンセリングを受けてストレスを
軽減することがもっとも大事なことでしょう。
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本日の心理学・名言1462-8

@うつ病を治すために心がけ
うつ病を治すためには、次のようなことを心掛けましょう。
自分が「うつ病」になったことを受け入れるのは
なかなか難しいものです。
「どうして、自分ばっかり・・・」、と悲観的になってしまい、
自分の状態を冷静に見ることが難しくなります。
また、精神科等に行くことに抵抗を感じるため、
受診が遅れることがあります。
うつ病について正しい知識を持ち、
治る病気であることを信じて治療を受けるようにしましょう。
何でも自分でやろうとせず、家族や仲間に甘えましょう。
今までいろいろなことを頑張ってきたのですから、
あせらず、ゆっくり休養をとるようにしましょう。
睡眠は十分にとりましょう。
自分を責め、自殺するようなことは決してしてはいけません。
今は、まわりが暗闇に包まれていて、
先が見えないかもしれませんが、その先には必ず光があります。
それを信じて乗り越えましょう。
重大な決断は避けましょう。
うつ状態のときは、マイナス思考になりがちです。
後で後悔することのないように大事な問題については
治ってから結論を出しましょう。
家族は、次のようなことを心掛けましょう。
うつ病を正しく理解して接しましょう。
患者さんが無気力で休んでばかりいる姿を見て、
怠けているなどと責めてはいけません。
本人は一生懸命頑張ろうとしても病気のため、できないのですから。家族で協力し、ゆっくり休める環境をつくってあげましょう。
うつ病の患者さんに対して、
「がんばれ」というような励ましの言葉をかけたりしてはいけません。自責の念にかられ、悲観的になっているところに
励ましの言葉をかけると、
さらに精神的な負担を強いることになってしまい、逆効果です。
最悪の場合は、自殺に追い込んでしまうことにもなりかねません。
うつ病になると、わけもなく悲しくなったり、
孤独感を感じてしまったりします。
家族は、じっくり話を聞いてあげ、安心させてあげましょう。
「こうすればいいんだ」とか「それがいけない」というように
説教することは避けましょう。
うつ病患者は、
死んでしまいたい、消えてしまいたいと思ってしまうことがあります。
患者さんが自殺をしないよう、様子の変化に十分気をつけましょう。
特に回復期には、行動を起こしやすくなるので、注意しましょう。
気晴らしをさせようとして、無理に連れ出すのは避けましょう。
環境の変化に耐えられず、精神的な負担となってしまうからです。
うつ病は、本人にとっても家族にとっても
大変なことのように感じられますが、
正しい理解に基づき、適切な治療をすることで
必ず治ると信じて病気と闘っていきましょう!
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本日の心理学・名言1462-7

@うつ病の精神症状
「うつ病」の症状には、「精神症状」と「身体症状」があります。
精神症状とは、意欲面、感情面、思考面に現れる
うつ病特有の症状です。
【意欲面】
すべてに無気力になり、何をするにもおっくうになってしまいます。
この「おっくう」が意欲面の中心的な特徴です。
今まで普通にできていた仕事をする気がなくなる、
家事をしようという気が起こらなくなる、
しようとしても行動に移せなくなるなど、意欲が低下してしまいます。
また、集中力が低下したり、根気がなくなったり、人と話したりすることが面倒になったりします。
なまけているように見えますが、そうではありません。
【感情面】
なんとなく気が晴れない、理由もなく悲しくなり涙が出てくる、
一人でいると寂しい、テレビや新聞・本などに興味がなくなる、
自分の状態や将来を悲観するなど、
不安感や憂鬱感、焦燥感が起こります。
また、自分が無価値な人間だと考え、
消えてしまいたいと考えるようになることもあります。
このような抑うつ気分は、午前中に掛けて特に強くなり、
夕方ごろから調子がよくなってくるのが一般的です。
【思考面】
思考力が低下し、考えがまとまらなくなります。
判断力や記憶力も低下します。
主婦であれば、今まであたりまえにできていた
食事の献立を考えることができなくなり、
買い物さえできなくなるのです。
また、思考が抑制されるので、
話し方が遅くなり、言語表現が乏しくなってくるのです。
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本日の心理学・名言1462-6

@うつ病の身体症状
「うつ病」には、精神症状のほかに様々な
身体の異常がみられるのが特徴です。
まず、ほとんどのうつ病の人に見られるのが
「睡眠障害」の一つである「不眠」です。
不眠には、入眠障害(寝つきが悪い)・熟眠障害(眠りが浅く熟睡感がない)・早朝覚醒(早朝に目覚めてしまう)などがあります。
不眠になると朝の目覚めが悪く、疲労感が残ってしまいます。
また、眠れない苦しみから、あれこれ悩み、すべてを放り出してしまいたいとさえ思ってしまいます。
不眠の辛さは、他の人になかなかわかってもらえず、
夜中に一人で悩むことになってしまうのです。
全身の倦怠感も現れます。
何かをしようとしても、自分の体ではないかのように自由がきかなくなります。
電話の受話器さえも持っていることが困難になることがあります。
他の人からは、怠けているように見えてしまうこともありますが、
動かそう、働こうとしてもそれができないのです。
また、これに伴い、めまい、頭痛、頻脈、過呼吸などの
症状が現れることがあります。
食欲不振も大きな特徴の一つです。
食べることに興味を失い、食べようと思っても、喉を通らなくなります。無理して食べると嘔吐してしまうこともあります。
食欲不振による体重の減少も見られます。
胃部不快感、腹痛、下痢などの症状が現れることがありますが、
胃腸の検査をしても異常が見られず、
辛いまま長い時間が経過してしまうこともあります。
このほか、耳鳴り、味覚異常、しびれ感、性欲減退など様々な身体症状が現れるのがうつ病の特徴です。
「精神症状」とあわせてこれらの「身体症状」がみられたら、
心療内科や精神神経科を受診なさることをお勧めします。
by心理カウンセリングの豆知識
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本日の心理学・名言1462-5

@うつ病の原因
「うつ病」は、気分の病気ではありません。
ですから、気の持ちようで回復するというようなものではありません。
 うつ病になりやすい性格というのは確かにあるようですが、
うつ病には「生物学的な原因」があるということを
忘れてはなりません。
脳内には、思考や感情をコントロールする神経細胞がたくさんあり、神経細胞のシナプスから放出された
神経伝達物質セロトニン、ノルアドレナリンなどが
次のシナプスへと情報を伝達しています。
現在は、この神経伝達の異常により、
うつ病が起きると考えられています。
情報の伝達に異常をきたす為、
思考や感情のコントロールがきかなくなるというのです。
他の多くの病気と同じように、
気持ちではなく生物学的な原因で起こる
身体の病気と考えて良いのです。

 うつ病になりやすい性格は、メランコリー親和型性格といわれます。
 特徴・・・・生真面目、几帳面、責任感が強い、律儀、正直、綿密、仕事好き、他人との円満な関係を尊ぶ、人と争えない、献身的、頼まれると嫌とはいえない。
 日本の社会では、尊ばれる模範的な性格と言ってよいでしょう。
このような性格の人たちにうつ病が多いのです。

 今、述べたようにうつ病になりやすい性格というのは存在しますが、その性格の人がすべてうつ病になっているわけではありません。
また、性格が原因だと考えてしまうと、
変えることのできない自分の性格に対して
悲観的になってしまうかもしれません。
性格は、うつ病になるきっかけのひとつと考え、
深刻に考えないようにしなければいけません。

by心理カウンセリングの豆知識
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本日の心理学・名言1462-4

@うつ病のきっかけ
うつ病は、精神的なストレスがきっかけとなって発病します。
うつ病になりやすい性格の人は、柔軟性や適応力に欠ける面があり、ストレスに対応できず、うつ病になりやすいのです。
ストレスにも色々ありますが、特に「環境的な変化」や
「身体的な変化」が発病のきっかけになることが多く見られます。
次に、男女別のきっかけについてみてみましょう。
男性の場合:リストラ、左遷、転勤、失業。職場の方針や仕事内容の変化。上司からの圧力、いじめ。ノルマの未達成。不本意な仕事。仕事の失敗。単身赴任。先行きへの不安。
女性の場合:結婚、離婚、産後。家庭の不和。家族に関わる問題。専業主婦の孤立感。近所との関わり。子供に関わる問題。子供の自立。引越し。更年期障害。近親者との死別。
このような、生活上の変化や辛く悲しい出来事、喪失感などが知らず知らずのうちにストレスとなり、うつ病を発症させるのです。
私たちは、社会生活を営んでいる以上、ストレスを避けて生活をしていくことはできません。
ですから、どのようなストレスをどのくらい受けたら、どうなるかということを自覚しておくことが大事です。
そして、自分なりのストレス解消方法を見つけておくことが
大切なことではないでしょうか。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1462-3

@うつ病
うつ病は、内因性のもの(脳内の神経伝達物質ノルエピネフリンやセロトニンの分泌異常が原因)であり、身体症状と精神症状が現れます。

身体症状としては睡眠障害(寝つきが悪く、眠りが浅い等)、
食欲の低下(空腹感があっても食べたいと思わない、
食べられないこともある。体重は大きく減少。)、
体のだるさ(全身が重く、力が入らない。すぐに横になりたくなる。頭痛。)などがあります。
身体症状を訴え、内科医を受診しても
身体的な検査の結果異常は見られません。

うつ病は、からだの病気ですが精神症状が現れます。
主な精神症状としては関心・興味の減退(何事に対しても関心や興味がなくなる。)、意欲・気力の減退(何をするにもおっくうになる。)、
知的活動能力の減退(それまで普通にできてたことができなくなる。
本やテレビを見ても頭に入らない。
食事の献立が考えられない。)があります。
また、不安感や劣等感、無気力感が強く、家族や同僚に対し迷惑をかけているという自責感があります。
すべてに対して自信を喪失し、悲観的になります。

真面目で几帳面な人に多く、
仕事や家庭でのストレス、引越し、定年、結婚、出産など様々なストレスが引き金となって発症します。
前述のように、うつ病は、神経伝達物質の異常が原因で起こるからだの病気なので、薬物による治療が必要です。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1462-2

@パーソナリティ
「人間はだれひとりとして同じ人はいないが、
一個人に焦点を当ててみると、
その人の行動の仕方には一貫性があり、
かつ安定した傾向が認められるものである。
このようにその個人に特有な行動の仕方を規定している力を
『パーソナリティ』と呼ぶ。
『その人らしさ』や『人柄』を生み出している要因と見ることもできる。」
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1462

なくした物を勘定する必要など全然ありません。
誰でも心に悩みを持っています。
家庭には何かの問題を抱えています。
僕はその上にグリコのおまけみたいな難病と、
四肢全廃を抱えているだけです。
たまたま僕に取り付いた難病によって、
人生の今の一日の大切さとか愛しさを教えてもらったのです。
だから僕は「人生って、決して捨てたもんじゃない。」と
声を大にして言いたいのです。
by春山 満(はるやま・みつる*実業家)

@「私は、自分の障害を神に感謝しています。
私が自分を見出し、生涯の仕事、
そして神を見つけることができたのも、
この障害を通してだったからです。」by ヘレン・ケラー

@希望をもって生きることの出来るのは、人間だけである。
希望の内容が人間の格を創る
by平澤 興(京都大学元総長)『生きよう今日も喜んで』

@『幸福の扉の一つが閉じる時は、別の一つが開きます。
けれど私たちは閉じたほうばかりながめていて、
こちらに向かって開かれているもう一つの方に
気付かないことが多いのです。』byヘレン・ケラー 氏

@『金が無ければ知恵を出せ。
知恵がなければ汗を出せ』by井原 西鶴 氏

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本日の心理学・名言1461-9

@トラウマ
衝撃的な恐怖や不快な体験など、
何らかの耐え難い体験をしたとき、
人間は、防衛機制の働きによって、
それを一時的に忘却します。
しかし、そのとき抑圧されたエネルギーは、
引き続き無意識の中に心の傷として残ります。
これをトラウマと言います。
トラウマは、神経症や異常行動など思わぬ症状を
引き起こすことがあります。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1461-8

@知性
「生活していくなかで何らかの問題に遭遇したとき、
状況を把握し、経験に基づいて考え、
何らかの解決策を見つけなくてはならない。
その際に用いられる、知覚、記憶、推理、判断などの
知的働きの総称である。
類義語として知能という言葉がある。
知性』は『知能』より高次な抽象的・概念的な思考作用を
示す言葉として用いられる場合もあるが、
ほぼ同義語として用いられることが多い。」
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1461-7

@退行
退行とは、
生体(有機体)が発達の初期の段階へ逆戻りすることである。
子供っぽい行動か、幼児的な行動が、ある問題、あるいはストレスのある状況に対処するのに用いられるとき、
精神分析では、退行は自我の防衛機制の一つと見なされている。
〔実例〕
ジェラルドは、7歳のとき甘やかされた子供として少し評判だった。
彼はどなったり、突き飛ばしたりして、我を通した。さて、
23歳のとき、彼は妻に負かされた。
そこで彼はどなって、妻を台所に突き飛ばした。
それで妻は、ひどくびっくり仰天した。
ジェラルドのこの行動はあきらかに退行とみなすことができる。
彼は逆戻りし、彼が子供のときに頼っていた行動をしたのである。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1461-6

@セルフイメージ
「自己について認知されたもの。
身体像と精神像を含む。
身体的精神的特性、人格、社会的地位、役割などがその例である。
自己像は現実的、非現実的、意識的、無意識的でありうる。
意識的な自己は、自己の現実的特性の反映であることもあり、
また、受け入れがたい特性の抑圧によって、
あるいは、願望や防衛機構の働きによって、
非現実的なものにゆがめられることもある。
実現不可能な理想的自己像は現実との間に葛藤を生ずる
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1461-5

@性格
「個人を特徴づける持続的で一貫した行動様式を性格という。
語源は、ギリシア語で『刻みつけられたもの』『彫りつけられたもの』を意味することから、基礎的で固定的な面をさすこともある。
人格(パーソナリティ)と同じような意味で用いられることもあるが、
習慣的には、人格が個人が保っている統一性を
強調しているのに対し、
性格は他者とは違っているという個人差を
強調する際によく用いられる。
また、人格には価値概念が含まれており、
評価された性格が人格であるという見方もある。」
by心理カウンセリングの豆知識
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本日の心理学・名言1461-4

@ストレス
「物理化学的・精神的・社会的なものを含め、
人体に対して間脳から脳下垂体、副腎と続くシステムを通じて
影響を与えるものを総称してストレッサー(stressor)といい、
それにより生体が影響を受けている状態をストレス状態という。
騒音や寒気のような物理的現象や、怒りや不安のような情動も
ストレッサーとして作用する。
ストレスとは外界からの心身への攻撃に対する危険信号であり、
きわめて合目的的な反応である。
これは人間だけがもっているものではなく
動物が身につけている防衛規制の一つで、
カナダの生理学者H.セリエはこれを汎適応症候群(general adaptation syndrome)とよんだ」
by心理カウンセリングの豆知識
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本日の心理学・名言1461-3

@嗜癖(しへき)
「アルコールや他の嗜好性のある物質を習慣的に服用する行動。
服用を中断すると、
離脱症状とよばれる
身体的苦痛や自律神経失調、痙攣などの中枢神経系の症状を示す。長期にわたって服用を続けると、薬効が低下するため、
服用量が増えてしまう。依存症とも呼ばれる。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1461-2

@嫉妬
「特定の他者と自己との関係が、
その他者と現実に存在する(または想像上の)
第三者との関係によって失われる、
あるいは、失われると推測することによって生じる
否定的な感情状態。
怒り、悲しみ、恐れなどが含まれる。
関連する感情に妬み(envy)があるが、
これは他者がもっている属性や関係を
自らも所有したいという欲求をさし、
関係の喪失に対する恐れの感情が含まれない点で
嫉妬とは異なる。」
by心理カウンセリングの豆知識
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本日の心理学・名言1461

@条件が悪いほど、問題が難しいほど、
創意工夫のチャンスに恵まれているととらえましょう。

@いざという時には体系的な知識は一向に役に立たない。
断片的に覚えた名文句が意外にも人生を支える
by渡部昇一(上智大学名誉教授)

@「明日はどんな楽しいことがあるだろうと思うと、
生きているのが嬉しくて仕方がない」
それが、97歳になるいまも、私の口癖である。
by三津田富左子(みつだ・ふさこ*「50歳からの満足生活」著者)

@「最も幸福な人間は、
最も味わい深い考え方をする人間のことである。
だから人間は年を取るに従って、ますます幸福になっていく。」
by ウィリアム・ライアン・フェルプス

@割りに合わないことほど、将来よいことが起こる種まきになる
by鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)

@もっとうまくやれる方法があるはずだ、それを探し出せ。
人間の最大の弱点は、諦めてしまうことである。
成功するための最も最善の方法、それはもう一度試みることである。
byトーマス・エジソン(発明家)

@「あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。
結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない。
by 植村直己

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本日の心理学・名言1460-9

@自己受容
「自己のありようをそのまま受け入れること。
人は多かれ少なかれ
自分でも認めたくないような
感情や特性、境遇、運命などを有しているが、
それらを否認し、わがものとして引き受けない場合がある。
自己を受容することは、自発的な行動変化の原点となり、
他者受容や良好な対人関係の基盤となる、
という意味で適応と深く関わっている。
心理療法においてクライエントの達すべき
目標として自己受容が掲げられるのは、
このような理由による。
なお、自尊感情と同じ意味で使用される場合もある。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1460-8

@クライエント
「生活していくうえで、
何らかの困難や不安を持ったり、
堂々巡りの悪循環に陥った時などに、
第三者の意見や援助を必要とする人。
クライエントとは顧客の意。
患者(patient)といわないところにカウンセリングの哲学がある。
すなわち、治療する人間、治療される人間というとらえ方でなく、
お互いに人間として仲間であり同格であるという思想が
患者といわずクライエントと言わしめている。・
・・クライアントと発音する人もいる」

by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1460-7

@アダルトチルドレン
アダルト・チルドレンはACOA(adult children of alcoholics)であり、
本来、アルコール依存や嗜癖行動などが主な原因で、
家庭の機能が崩壊した中で成人した子どもある。
彼らは、機能不全に陥った家庭の中で、
精神的、肉体的に虐待されながら、
子どもには負担の大きすぎる父母の調整役や家庭維持役までも
担うことで必死に生きようとした結果、
不健全な適応方法を身につけてしまう。
このパターンが成人してからの社会生活や家庭生活にも
無意識のうちに持ち込まれ、
やがては、
かつての親と同じような問題を引き起こしてしまう(世代間伝達)。
家庭関係の修復の途上で、抑圧されたこれらの外傷に気付き、
その意味付けを変化することで心の癒しを得ると言われる。
斉藤学はこのACの概念をさらに拡大し、
むしろ家庭内トラウマを経験しながら育った大人、という意味で用いた。それは心的外傷の後遺症(PTSD)に悩む者の意味になった。
その意味で、虐待する親のもとで育ち、大人になったadult children of abusive parentsとか、
機能不全家族のもとで育ち、大人になった人、adolt children of disfunctional familyのことを言う。
米国の大統領ビル・クリントンも、
彼の母親が数回の離婚と再婚を繰り返していて、
その中の一人の継父は、避けによって暴力を振るい、
彼に銃を向けたと自ら告白した。
彼もまた典型的なアダルト・チルドレンの一人であると言われている。
by心理カウンセリングの豆知識

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本日の心理学・名言1460-6

@9歳の壁
「9歳前後になると、
学校での学習を理解できない子どもが急激に増加するが、
この理解できなくなる年齢をさして9歳の壁ということがいわれている。こうした壁を構成するものとしては、
一つには教科内容の問題であり、
9歳前後になると内容がかなり高度化する。
たとえば、3年生では分数や小数を学習するが、
これらが壁となってたちはだかるのである。
もう一つは、認識の発達の伸びが一時的に低下することがある。
これらが重なって壁を構成すると見なされる。」
by心理カウンセリングの豆知識

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