本日の心理学・名言1454-5

@心身症
日本心身医学会の定義によると、
心身症とは身体疾患の中で、
その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、
器質的ないし機能的障害のみとめられる病態をいう。
ただし神経症やうつ病などの精神障害にともなう
身体症状は除外する。」とあり、
「身体的原因によって発生した疾患でも、
その経過に心理的な因子が重要な役割を演じている症例や、
一般に神経症とされているものであっても、
身体症状を主とする症例は心身症として
扱ったほうが好都合のこともある。」とされています。
つまり、心身症は特定の病気や症状ではなく、
ストレスによって生ずる身体的変化といえますが、
ストレスが誘引となって再発や症状悪化を
きたすものも含まれています。

心身症の主な例:

過換気症候群、
過敏性腸症候群、
胃・十二指腸潰瘍、
緊張性頭痛、
自律神経失調症、
神経性食思不振症、
神経性過食症、
円形脱毛症、
偏頭痛、
高血圧症、低血圧症、
不整脈、
めまいl、
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、
気管支喘息など

by心理カウンセリングの豆知識

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