本日の心理学・名言1461-7

@退行
退行とは、
生体(有機体)が発達の初期の段階へ逆戻りすることである。
子供っぽい行動か、幼児的な行動が、ある問題、あるいはストレスのある状況に対処するのに用いられるとき、
精神分析では、退行は自我の防衛機制の一つと見なされている。
〔実例〕
ジェラルドは、7歳のとき甘やかされた子供として少し評判だった。
彼はどなったり、突き飛ばしたりして、我を通した。さて、
23歳のとき、彼は妻に負かされた。
そこで彼はどなって、妻を台所に突き飛ばした。
それで妻は、ひどくびっくり仰天した。
ジェラルドのこの行動はあきらかに退行とみなすことができる。
彼は逆戻りし、彼が子供のときに頼っていた行動をしたのである。
by心理カウンセリングの豆知識

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