本日の心理学・名言1462-7

@うつ病の精神症状
「うつ病」の症状には、「精神症状」と「身体症状」があります。
精神症状とは、意欲面、感情面、思考面に現れる
うつ病特有の症状です。
【意欲面】
すべてに無気力になり、何をするにもおっくうになってしまいます。
この「おっくう」が意欲面の中心的な特徴です。
今まで普通にできていた仕事をする気がなくなる、
家事をしようという気が起こらなくなる、
しようとしても行動に移せなくなるなど、意欲が低下してしまいます。
また、集中力が低下したり、根気がなくなったり、人と話したりすることが面倒になったりします。
なまけているように見えますが、そうではありません。
【感情面】
なんとなく気が晴れない、理由もなく悲しくなり涙が出てくる、
一人でいると寂しい、テレビや新聞・本などに興味がなくなる、
自分の状態や将来を悲観するなど、
不安感や憂鬱感、焦燥感が起こります。
また、自分が無価値な人間だと考え、
消えてしまいたいと考えるようになることもあります。
このような抑うつ気分は、午前中に掛けて特に強くなり、
夕方ごろから調子がよくなってくるのが一般的です。
【思考面】
思考力が低下し、考えがまとまらなくなります。
判断力や記憶力も低下します。
主婦であれば、今まであたりまえにできていた
食事の献立を考えることができなくなり、
買い物さえできなくなるのです。
また、思考が抑制されるので、
話し方が遅くなり、言語表現が乏しくなってくるのです。
by心理カウンセリングの豆知識

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