本日の心理学・名言1465-6

妄想障害
妄想障害は、統合失調症や薬物、その他の身体疾患によらない
妄想状態で、次のような各病型に分類されています。

色情型-他の誰かと恋愛関係にあるというもので、
数限りなく手紙を出したり、電話をかけたり、
時には人目を盗んで相手をつけまわしたりします。
その相手は地位が高く、
社会的にもよく知られた人となるのが一般的です。

誇大型-神や有名な人物との特別なつながりを
もっているというもので、
自分には特別な力が授けられていると感じています。

嫉妬型-自分の性的伴侶が不実であるというものです。服についたちょっとしたシミとか家に帰るのが少し遅れたとかいった事実を不倫と結び付けてしまいます。

被害型-自分が何らかの方法で悪意を持って
扱われているというものです。
陰謀の罠に陥っているとか、
殺されてしまうといった考えを持つこともあります。

身体型-自分に何か身体的欠陥がある、
あるいは自分が不治の病にかかっていると感じているものです。
自分の体から不快な臭いを発しているとか、
体のある部分が変な形をしていて見苦しいと信じていることもあります。

薬物療法による治療を行う一方、統合失調症などの症状がないかどうか絶えず吟味していかなくてはいけません。
by心理カウンセリングの豆知識

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