本日の心理学・名言1465-4

@統合失調症
近代精神医学の父といわれるクレペリンが19世紀末、
早発性痴呆症と名づけたものを、
20世紀に入り、ブロイラーが統合失調症と命名し、
世界的にこの病名が広まりました。
統合失調症の精神症状は複雑で個人差が大きいですが、
主な症状とlして、次のようなものがあげられます。
①感情障害(無関心、無表情、非融通性、閉じこもりなど)
②思考障害(滅裂思考、思考途絶、妄想など)
③意思・欲動障害(興奮、衝動行動、独り言、空笑、など)
④自我障害(他人から操られていると感じる。自己喪失感)

統合失調症の3タイプ: ①妄想型  ②緊張型  ③破瓜型

原因について、まだ明らかになってはいませんが
遺伝の要因が強いと考えられています。

治療としては、抗精神病薬による薬物療法が中心となりますが、
統合失調症患者が社会でよりよい生活ができるように
心理・社会両面の援助が必要となります。
by心理カウンセリングの豆知識

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