本日の心理学・名言1454-7

@摂食障害
摂食障害とは、食べることに何らかの障害があることです。
有名なのは拒食症(神経性無食欲症)と過食症(神経性大食症)です。拒食と過食は正反対のようですが、
ほとんどの摂食障害患者がその両方を経験し、
多くの場合、拒食と過食を繰り返すのです。

原因としては、脳による
食欲のコントロール異常、自律神経やホルモンの働きによる影響など、生理学的要因もありますが、
心理的な要因が大きくかかわっていることを忘れてはなりません。
摂食障害においては、家族関係や家庭環境が特に問題となります。
特に、母親からの愛情不足など、
母親との関係が問題となることが多くあります。
また、父親がアルコール中毒で暴力を振るう
アダルトチルドレンの場合も、摂食障害になりやすいです。
家族が子どもに多くを望み、
大きな期待をかけているというのも摂食障害の家族の特徴です。
このような家庭に育った子どもは親から見てよい子ですが、
ありのままの自分を受け入れることができず、
自信がないため、痩せることによって
周囲から賞賛を得ようとするのです。

by心理カウンセリングの豆知識

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