月別アーカイブ: 2015年8月

本日の心理学・名言1485-10

@願い

みんな幸せになれるといいな

大変なこともたくさんある世界だけど
ぬくもりは忘れない
人知れず流れる涙があるなら
そっと拭いてあげられるように

輝く笑顔は誰を幸せにしますか
自分の笑顔が他の誰かを笑顔できたなら
素敵なことだと思った

ねぇ
つらい気持ちのときもあるよね
ひとりで苦しみ続けるのは大変だから
そっと心に閉まって
誰かの痛みを分かってあげるときのために

幸せになって欲しい人は誰ですか
頭に思い浮かべてみて
自分にとって大切な人達のこと
指折り数えていったら もしかして
数え切れなくなってしまうかもしれないね

恋人も 友達も 家族も
遠い記憶の人も 空から見ていてくれる人も
隣の人 道行く人
地球の裏側で暮らしているたくさんの人まで

みんな幸せになれるといいな
全てが優しい笑顔に満ちて

みんなみんな幸せになれるといいな
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1485-9

@無邪気な笑顔

車を運転してて、信号待ちで停車したらさ、
前にいた軽自動車の後部座席から
5歳か6歳くらいの女の子が
こっちを向いてひょっこり顔を出した

何か嬉しいことがあったのか
すごく上機嫌でニコニコ笑っているからさ、

ふと、こっちもにっこり微笑んでみた
笑顔をくれたことへのお礼をするように
そしたらさ、「わぁ」っていう感じで
その子、すごく嬉しそうに笑ったんだよ
それはそれは無邪気な笑顔で
めちゃめちゃ可愛いの

そしたらその子の隣の席から
もうひとり小さい女の子が顔を出してきて
たぶん妹かな、って思いながら
さっきと同じように微笑みかけると
また、すごく嬉しそうに笑った
横にいるお姉ちゃんと目を見合わせたりして
すごく嬉しそうにしてさ、

今度は2人して手なんか振っていたから
こっちも手を振り返したら
これ以上ないってくらいの笑顔で
はしゃいで喜んでた

ときどき後ろを振り向いて
嬉しそうにママに話しかけたりしてるのが
無性に可愛く思えたりしてさ、
どんなこと話してんのかなって思いながら
一緒に手を振って
ぼくらはニコニコ、ニコニコと笑い合った

しばらくすると信号が青になって
車は発進してしまったから
その後の様子は分からなかったけれど

その日は一日中
心の中がさわやかだったよ
子供って本当に可愛いもんだなぁって
もーホント心の底からそう思って
ずっとニコニコしてた
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1485-7

@誇らしいカメ

カメが
のっそのっそと歩いている

何とものんきな無表情で
のっそのっそと歩いている

ぼくらはいつも焦ったりして
足もばたばたさせていますので
そのカメさんを見て
微笑ましくも
あるいは立派に思ったりもします

カメが
のっそのっそと歩いている
相変わらず無表情で歩いている

その無表情をじいっと見つめていたら
いつの間にか
意外と長い距離を進んでいたりして
びっくりしたんです

おぉ お前やるじゃん!

その独り言を
道行く人に聞かれてしまいまして
ちょっと恥ずかしかったんです

でも

そのカメのことを誇らしく思ったので
いいです(笑)
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1485-6

@およそ完璧で美しい弧を描いて

風に舞うたんぽぽの綿毛が
やがて一体どこに降り立つのかを
ぼくらは知らない

人はきっと出逢うだろう
時にはそよ風の
時には吹き荒れる強風の中で
たどり着き めぐり逢う

思い通りにならないことだってある
けれど
まるで運命に吸い寄せられるかのように
およそ完璧で美しい弧を描いて
その場所に降り立つこともあるのだ

後になって初めてそれと知る
目を閉じていろんな思いを抱きしめる

きみが好きだよ
素直な気持ちが溢れてくる
大切だから大切にしたい
とても単純で素直な気持ち

光の中きみと手を繋いでいたい
くだらない話できみを笑わせたい
ふたりいつも笑顔で
相手に多くを求めず
難しい悩みなら一緒に立ち向かって
ずっと一緒に歩いていきたい
そんな単純な幸せを君と感じていたい

風に舞うたんぽぽの綿毛が
やがて一体どこに降り立つのかを
ぼくらは知らない

出逢いはいつも必然で
けれどもぼくらは知らなくて
それが持つ意味なんて分からない
出逢いはすべて奇跡のようで
あるいはまるで空気のようで
たぶん後になって初めてそれと知る

きみが好きだよ
目を閉じて大切な思いを抱きしめる
HP:詩集~彩~より
孤:遠投などを思い描けば・・・

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本日の心理学・名言1485-5

@あの雲の行方

空に浮かんでいるあのかわいい雲たちは
風が吹けばゆらゆらと流れていきます
晴れた日なら消えていくようにも見えますが
本当はそうじゃありません
ただ、お散歩に行ってるだけなのです

ひとつ雲を見失ったら
さてどこかへ出かけたようですよ
遠くの海を見に行ったのかもしれません
あるいは南国へリゾートに行ったかも

ゆらゆらしているのです
太陽に照らされて美しい雲たちは
にっこりと穏やかに微笑みながら
風を浴びているのです

気づいたらまたあなたの上空から
ほら、見守っていますよ
あたたかく見守っています

それはそれは優しい雲たちなのです

HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1485-4

@冬の日

急に強く吹いた風でさらさらに降り積もった
たくさんの粉雪がわっと高く舞い
一瞬まるで深い霧の中に入った時のように
目の前が真っ白になって私を包んだ

目の前のさわさわした雪はすぐに落ち着き
相変わらず控えめに降り続く空からの雪が
薄いシルクのカーテンとして
私と遠くの景色との間にかかっている

肌に当った冷たい雪の感触がじんじんと残り
冬の寒さに思いを馳せると
心の中に大切な人の顔が浮かんだ
今は遠くにいてすぐには会えない大切な人
寒さの中でどうしているだろうかと

向こうのほうに雲が途切れて
少しだけ光が射しているのが見えたから
その人に届くようにと願った 冬の日
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1485-3

@えんぴつの精

シャープペンのほうが便利だけど
柔らかい線が出るからと
君はえんぴつを好んで使う

僕はえんぴつの精 君の想いを綴る
大事な授業の内容も 端っこのらくがきも

先が丸くなっても 削れば元通り
ほら新しい気持ちになれるんだ

お気に入りのかわいいメモ帳
君はとても真剣な顔をして
大好きなあの人に手紙を書いているの
頑張れよ 綺麗に書けよ もし書き間違っても
消しゴムがあれば書き直せるから

あれこれ頭を悩ませ何度も試し書きして
夕日が横顔を照らす頃やっと完成したらしい
ちゃんと勇気を出して渡してくるんだぜ

放課後廊下 どきどきの行方
ふたりはとても幸せそうに手を繋いだ
なんて嬉しそうな君の顔
あぁ本当は少し不安だったけれど
僕まで報われた気がするよ

ふと気づいたら いつの間にか
僕の体はずいぶん短くなって
もうあと少ししか書けないみたいだ

僕はえんぴつの精 君のえんぴつに宿る
ひとつ役目を終えたなら
もうこのえんぴつには住めない

あれ そんなに悲しい顔をするなよ
君の力になれたから 僕は本望だよ
えんぴつは使えば減るものさ
減るから文字が書けるんだ
ねぇ 素敵な手紙を書けただろ
君の想いが報われて 本当に良かったよ

もうあと何文字も書けないけど
新しいえんぴつを削れば 僕はまた宿るよ
短くなってしまったえんぴつは
出来るなら最後まで使っておくれ
残りの人生を君と楽しく過ごしたいから

僕はえんぴつの精 君の想いを綴る
大事な授業の内容も 端っこのらくがきも

僕はえんぴつの精

HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1485-2

@ナナホシテントウ

楽しいことがあると君に話したくなる
嬉しい気持ちは君と分け合いたくなる

何気なく見た空が綺麗だったり
そよ風が気持ちよかったり
道端でてんとう虫を見つけたりして
心がワクワクしたときは
いつも頭の中に君の顔が浮かんでくるんだよ
そういうとき
やっぱり君のこと好きなんだなぁって思う

帰り道にあったかい肉まん買って
ふたりで半分こして分け合うみたいに
幸せな瞬間はどんなことでも
君と一緒に感じていたいなぁって思う

あのナナホシテントウ可愛かっただろ?
だから君に見せたかったんだ
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1485

@落葉林

葉を落し休息している明るい白樺林を
恋人同士がゆっくり通りすぎて行った
幸福が近くで聞き耳を立てていた

葉を落し休息している明るい白樺林を
愛に傷ついた人がひっそりすぎて行った
疲れているのに、もっと疲れようとしていた

愛は、多分
休息を必要としない熱中なのだろう
しかし、愛とて
あるとき疲れ、眠らねばならない

葉を落し休息している明るい白樺林を
幸福な一組の恋人と
かつて幸福だった孤独の人が
少し時を違えて、通りすぎて行った
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1484-10

@下校途中

夕方ごろの時刻に外に出ると
ちょうど小学生たちが下校をしていた
信号を挟んで道路のあちら側とこちら側に
男の子と女の子がふたり

信号はまだ赤のままで
女の子がもどかしそうにそれを見つめている
足をばたばたじだんだ

男の子が両手で手招きをしていて
信号がようやく青に変わったから
女の子は男の子のところへ駆け寄った
何十秒ぶり 運命の再会

ふたりはこれ以上ない笑顔でにっこりと笑うと
しっかり互いの手を繋いで
胸を張ってとことこ歩き出した
遮るものはなにもない、ってくらいに

ふたりの屈託のない笑顔があまりに素敵で
こちらまで思わずにっこりしたよ
ああもうなんて可愛いんだろう!
心の中が驚くほど明るく照らされた
そんな光景でした
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1484-9

@いつか

すごく遠くに見える
だけど確かに続いてる
手を伸ばしても 今はまだ
届かないかもしれないけれど
いつか いつか

空の上から
流れる雲がぼくらを見ている
おおきな理不尽が街を覆って
空は涙を流した

大切にしていたもの
失ってしまっても
つらい涙を流した後で
ねぇ きっと見つけられるよ
失わなかったもの
大切にしたいもの

みんながついているよ
ぼくらがついているから
混乱の中
すぐには届かないかもしれないけど
きみを笑顔にする光
たくさんの思いを乗せて
きみに手渡せますように
いつか
どんな嬉しいことがあるだろう
どんな楽しいことをしよう
未来へ向けたイメージは
きっときみを待っているから

すごく遠くに見える
だけど確かに続いてる
手を伸ばしても 今はまだ
届かないかもしれないけど
希望の光
いつか いつか
きみのもとへ

いつか いつか
きっときみを待っているから
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1484-8

@未来を願うためのしるし

きみはまだ見ぬ日々をどう想像するだろう

壊れやすくて優しい心と
不安でいっぱいの気持ちの中で

あまい愛の永遠を願えば
その幸せが嬉しくて苦しくて
なぜか 苦しくて

いやな想像がよぎるときは
切なくなるけど

まだ見ぬ日々のふたりは
手を繋いで
きっと温もりの中にいるよと
強い眼差しで見つめている

手のひらに伝わる温度が
ふたりでいられる”しるし”だと
ずっと信じていられるように

抱きしめ合って伝わる鼓動
ふたりを繋ぐ音が
とくん、とくんと
静けさの中で響いているなら
そこにある幸せはふたりだけのもので
誰にも邪魔されない

きみはまだ見ぬ日々をどう想像するだろう

いやな想像がよぎるときは
切なくなるけど

互いの存在を確かめるように
ぎゅっと抱きしめる
強く
ふたりを繋ぐ音が
静けさの中ゆっくりと響く

HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1484-7

@鈴の音

わたしは長い間
目を閉じていたのでした

ずっと長い間
気が遠くなるほどの時間
目を閉じていたのでした

それは何故?

何を見たくなかったわけでもなく
何を見たかったわけでもなく
なぜだか分からないけれど
目を閉じていたのでした

あまり心地よい時間ではなかったけれど
心は静かになっていたのです

そしてわたしは

“音”に気づくのでありました

シャンシャン
鈴の音
すてきな音色

きっとそれは
目を閉じていたから聞こえたのでしょう

シャンシャン
鈴の音
すてきな音色

体の中に
心の中に
すうっと染み込んだ

そして何かを思い出したように
ようやくをもって
この目は開かれるのです
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1484-6

@幸せは過去との対比

幸せは過去との対比
今はもう薄れてしまった記憶の中の
ときどき訪れる懐かしい感情と
今も感じ続けている切ない気持ち

いまの幸福を抱きしめられていますか
頭では大切にしたいと分かっていても
何故か心がぼんやりしてしまう

甘やかされて育った子供とか
何の苦労もなく過ごしてきた人は
きっと幸せが降り注いでも
あんまり幸せを感じられないのだろう
心の底を締めつけられるような
時に痛く感じてしまう程の強い感情までは
それは不幸なようで恵まれているようで
良い・悪いは分からないけれど

あのとき幸せだったことを思い出して
感じるいまの不幸は
それほど幸せだとは思ってはいなかった
むかしの自分を歯がゆく思うほど
幸せの記憶を苦しいくらい甦らせてしまう
今はもう決して戻らない時間

いつかの苦しかったことを思い出して
感じられるいまの幸せは
たくさん傷ついたあなただから分かる
絶望を知っている心だから分かる
辛かったし 苦しかったよな
あなただから本当の幸せが分かる

いまの幸福を抱きしめられていますか
大切にしたいことを大切に思うことは
不思議と難しい
幸せは過去との対比
たくさん傷ついた過去の記憶は
いまを幸せに感じられるために
たくさん傷ついてしまういまの記憶は
きっと未来を幸せに感じられるために
幸せは過去との対比
あのときの記憶は
たぶんこの先もずっと
HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1484-5

@たまごのなかには

耳をすますと
しあわせなおとがする

たまごをひとつ割ったら
妖精がでてきて
ソーダ味のあめだまをくれた

たまごのなかには
夢がつまっているにちがいない

ペンギンが新聞をよんでいるので
負けずにコーヒーをのんでみたら
にがかった

子供のころの世界

小鳥のせなかにのって
じょうろで
すきなところに虹をかけていた

目をとじると
しあわせなものが見える
むかしがよみがえる

耳をすますと
どこからか
しあわせなおとがする

のらいぬと話すのが得意だったけど
いまはもう話せなくなったから
勝手にあいさつしたりしている

たまごのなかには
きっと
夢がつまっているにちがいない

いまでもそう思ってる

HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1484-4

@星に包まれる夜に

きっと星達は「いないいないばあ」をしているのだと思う
すこし曇りの日が続いていたけれど
今日は満面の笑みできらきらしていた

疲れてしまった私を笑わせようとする夜空の星達は
まるで親心のようなものなのだろう
毎晩なにかと気にかけてくれているような気がする
その輝きは確かに美しく
悔しいけれど文句のつけようがなかった

ここのところずっと元気がなかったのだけど
ちょっと癒された
大切な人に見せたいと思った

しんとした音も心地よい

優しい気持ちを忘れがちになることは
日常の中で仕方がないことなのかもしれない
それでもはっとして気づかせてくれた星達の笑みは
とても綺麗だった

星に包まれる夜に私は空を見上げていた
すこし考え事をしながら
たくさんの優しい星達を見つめた
束の間だけゆっくりした時間を過ごすと

「ん、ありがとう」

ぽつりとそう言って家の中に入ったのだった

HP:詩集~彩~より

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本日の心理学・名言1484-3

@忘れられて

ひっそりした村の通りで
ゴムまりは、長いこと
子供の掌と空の間を往復していた

働きに出た親たちは
子供たちを、きれいさっぱり忘れているだろう
病気がちの年寄りのことは忘れないだろう

不幸は、脳裡に
重石のように宿ってしまうが
幸福は、むしろ
軽やかに忘れられるのだ

もちろん
頑健な親たちも
子供たちから、きれいに忘れられて
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1484-2

@雪のように

ひとは皆、他とは違った生き方を好む。
雪が六角形の枠のなかでさえ
模様の、多少の変化をきそうように。

ひとは皆、同じ生き方をしている。
雪が自分以外の色に超然としているようで
実は、他の意見にやすやすと染まるように。

ひとは皆、同じ生き方をしている。
雪のように
自分に暖かくすることができなくて
自分に冷たく当たる以外、凝縮できなくて。

ひとは皆、同じ生き方をしている。
ただよう雪のように
落下しているのに飛翔していると信じて。
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1484

@人が見捨てそうな小さなことでも、
紙一枚の厚さでいいから積み上げることが大事。
目には見えないけれども、確実に積み上がっている。
by鍵山秀三郎(かぎやま・ひでさぶろう*イエローハット創業者)

@「当たり前を積み重ねると、特別になる。」by 杉野英実

@会社を成功させて有名になったりお金持ちになったり、
そんなことのために人生があるのではない。
人生を生きる意味とは、まさに自分の魂を磨くことにある。 
by稲盛和夫(いなもりかずお*京セラ・KDDI創業者)

@「人生航路の苦楽も盛衰も、
神より与えられている修行の手段であることを、
自覚しなければならないのであります。」by 高橋信次

@仕事と人生は別ものではない。一対である。
充実した仕事が充実した人生をつくるのだ。
仕事を通じて得た悟りは人生を深める道でもある。
by特集総リード~月刊誌『致知』2003年11月号 P15

人生は一度きりだという考え方は、
人間を二つに分ける。
一つは人をよいほうに向け、
一つは人を悪いほうに向ける。
どうせこの世は一回きりだ、 太く短く面白くぱっとゆこうという者は、
後者の人間となり、
この世は二度とないのだから、
生きられるだけ生きて、生まれてきた意義を見いだし、
世のため人のため何かをしてゆこう、という人は前者の人となる。
by坂村真民(さかむら・しんみん*仏教詩人)

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本日の心理学・名言1483-11

@漢字喜遊曲

母は
舟の一族だろうか。
こころもち傾いているのは
どんな荷物を
積みすぎているせいか。

幸いの中の人知れぬ辛さ
そして時に
辛さを忘れてもいる幸い。
何が満たされて幸いになり
何が足らなくて辛いのか。

舞という字は
無に似ている。
無の織りなすくさぐさの仮象
刻々 無のなかに流れ去り
しかし 幻を置いてゆく。

――かさねて
舞という字は
無に似ている。
舞の姿の多様な変幻
その内側に保たれる軽やかな無心
舞と同じ動きの。

器の中の
哭(こく=なげく、大声で泣く)。
割れる器の嘆声(たんせい~ため息)か
人という名の器のもろさを
哭く声か。

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483-10

@一枚の絵

一枚の絵がある

縦長の画面の下の部分で
仰向けに寝ころんだ二、三歳の童児が
手足をばたつかせ、泣きわめいている
上から
若い母親のほほえみが
泣く子を見下ろしている
泣いてはいるが、子供は
母親の微笑を
暖かい陽差しのように
小さな全身で感じている

「母子像」
誰の手に成るものか不明
人間を見守っている運命のごときものが
最も心和んだときの手すさびに
ふと、描いたものであろうか

人は多分救いようのない生きもので
その生涯は
赦すことも赦されることも
共にふさわしくないのに
この絵の中の子供は
母なる人に
ありのまま受け入れられている
そして、母親は
ほとんど気付かずに
神の代わりをつとめている
このような稀有な一時期が
身二つになった母子の間には
甘やかな秘密のように
ある

そんなことを思わせる
一枚の絵
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483-9

@ある高さ

山々の谷あいから

しきりに雲が湧き

ある高さをめざす

みずからにふさわしいと思う高さまでくると

そこにとどまる

なぜか、それ以上の高さにはならない

同じような雲が

同じような高さにとどまり

見渡す限りの、深々とした雲海になる

 

私が雲海をいらだたずに眺めたのは

若い時ではない

少し年をとってからだ

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏
身の程をわきまえている?

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本日の心理学・名言1483-8

@雪の日に

雪がはげしく ふりつづける
雪の白さを こらえながら

欺きやすい 雪の白さ
誰もが信じる 雪の白さ

信じられている雪は せつない
どこに 純白な心など あろう
どこに 汚れぬ雪など あろう

雪がはげしく ふりつづける
うわべの白さで 輝きながら
うわべの白さを こらえながら

雪は 汚れぬものとして
いつまでも白いものとして
空の高みに生まれたのだ
その悲しみを どうふらそう

雪はひとたび ふりはじめると
あとからあとから ふりつづく
雪の汚れを かくすため
純白を 花びらのように かさねていって
あとからあとから かさねていって
雪の汚れを かくすのだ

 

雪がはげしく ふりつづける
雪はおのれを どうしたら
欺かないで生きられるだろう
それが もはや
みずからの手に負えなくなってしまったかのように
雪ははげしく ふりつづける

 

雪の上に 雪が
その上から 雪が
たとえようのない 重さで
音もなく かさなってゆく
かさねられてゆく
かさなってゆく かさねられてゆく

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483-7

@夕焼け

いつものことだが
電車は満員だった。
そして

いつものことだが
若者と娘が腰をおろし
としよりが立っていた。
うつむいていた娘が立って
としよりに席をゆずった。
そそくさととしよりが坐った。

礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。
娘は坐った。
別のとしよりが娘の前に
横あいから押されてきた。

娘はうつむいた。
しかし
又立って
席を
そのとしよりにゆずった。

としよりは次の駅で礼を言って降りた。
娘は坐った。
二度あることは と言う通り

別のとしよりが娘の前に
押し出された。
可哀想に
娘はうつむいて
そして今度は席を立たなかった。

次の駅も
次の駅も
下唇をキュッと噛んで
身体をこわばらせて—–。

僕は電車を降りた。
固くなってうつむいて
娘はどこまで行ったのだろう。

やさしい心の持主は
いつでもどこでも
われにもあらず受難者となる。

何故って
やさしい心の持主は
他人のつらさを自分のつらさのように
感じるから。

やさしい心に責められながら
娘はどこまでゆけるだろう。

下唇を噛んで
つらい気持で
美しい夕焼けも見ないで。

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483-6

@最も鈍い者が

言葉の息遣いに最も鈍い者が
詩歌の道を朗らかに怖さ知らずで歩んできたと思う日

人を教える難しさに最も鈍い者が
人を教える情熱に取り憑かれるのではあるまいか

人の暗がりに最も鈍い者が
人を救いたいと切望するのではあるまいか

それぞれの分野の核心に最も鈍い者が
それぞれの分野で生涯を賭けるのではあるまいか

言葉の道に行き昏れた者が
己にかかわりのない人々にまで
言いがかりをつける寒い日

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

鈍いとは、周りと比較しないとか、
信念を持っているので、ぶれないということなのか・・・

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本日の心理学・名言1483-5

@生命は

生命は

自分自身だけでは完結できないように

つくられているらしい

花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で

虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする

 

生命はすべて

その中に欠如を抱き

それを他者から満たしてもらうのだ

 

私は今日、

どこかの花のための

虻(あぶ)だったかもしれない

そして明日は

誰かが

私という花のための

虻であるかもしれない
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483-4

@つるばら

まっすぐに立つ背を持たない

という非難と

侮蔑に

つるばらよ

どれだけ長く 耐えてきたろう。

 

曲がりやすい幹を持つ

暗くわびしい血統から

急いで逃げようとするかのよう

細い首すじを
横に さしのべ
さしのべ

まわりを

棘で威嚇して

心もとなく

つづいた

成長。

 

空と地の間を 横に這い進む

この成長には かすかな罪の匂いがある

向日性と向地性とのアイノコのような――。

秋になって葉が落ちて

やせて黒ずんだ蔓が

疑い深く からんだまま

がらあきの構図も

はっきり見えてきた。

 

すぎ去った春

この自信のない構図をすきまなくふさいだ

ゆたかな葉と

その上にひらいた無数の花たちは

口のきけない人が

緑と真紅の絵の具だけにたよった

くるしい弁明のようだった。

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483-3

@真昼の星

ひかえめな 素朴な星は

真昼の空の 遥かな奥に

きらめいている

目立たぬように――。

 

はにかみがちな 綺麗な心が

ほのかな光を見せまいとして

明るい日向を

歩むように――。

かがやきを包もうとする星たちは

真昼の空の 遥かな奥に

きらめいている

ひそやかに 静かに――。

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483-2

@海

海は 空に溶け入りたいという望みを
水平線で かろうじて自制していた。

神への思慕を打ち切った恥多い人の
心の水位もこれに似ている。

なにげなく見れば
空と海とは連続した一枚の青い紙で
水平線は紙の折り目にすぎないのだが。

空は 満ちたる虚。
その色が なぜ こうも美しく
海に影を落とす?

考えず 静かに いるとき
空の美しさは 海の深みに届くのに

ざわめき始めた海の
白い波頭には
もはや 映ることがない。

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1483

@「何が学べるかを決めるのは、年齢ではない。
それはエネルギーだ。
エネルギーに年齢は関係ない。
目的意識があれば、エネルギーは自然と生まれるものだ。
by スティーヴ・チャンドラー

@心の純粋性が高まるほど自分に本当に必要なものが見えてくる。
by加藤秀視(創栄Group代表取締役)

成功は幸せの鍵ではありません。
幸せが成功の鍵です。
もし自分のしていることが大好きなら、あなたは成功しているのです。
byアルベルト・シュバイツァー(フランスの神学者・哲学者・医者)

@「幸福の秘訣は、自分がやりたいことをするのではなく、
自分がやるべきことを好きになることだ。
by ジェームズ・バリー

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本日の心理学・名言1482-12

@みずすまし

一滴の水銀のような みずすまし。

やや重く 水の面を凹ませて

浮いている 泳いでいる

そして時折 水にもぐる。

 

あれは 暗示的なこと

浮くだけでなく もぐること。

 

わたしたちは

日常という名の水の面に生きている

浮いている。だが もぐらない

もぐれない。――日常は分厚い

 

水にもぐった みずすまし。

その深さは わずかでも

水の阻みに出会う筈。

身体を締めつけ 押し返す

水の力に出会う筈。

 

生きる力を さりげなく

水の中から持ち帰る

つぶらな可憐な みずすまし

水の面にしたためる

不思議な文字は 何と読むのか?

 

みずすまし――

あなたが死ぬと

水はその力をゆるめ

骸(むくろ)を黙って抱きとってくれる。

静かな 静かな 水底へ。

それは 水のやさしさ

みずすましには知らせない

水の やさしさ。
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1482-11

@素直な疑問符

小鳥に声をかけてみた

小鳥は不思議そうに首をかしげた。

 

わからないから

わからないと

素直にかしげた

あれは

自然な、首のひねり

てらわない美しい疑問符のかたち。

 

時に

風の如く

耳もとで鳴る

意味不明な訪れに

私もまた

素直にかしぐ、小鳥の首でありたい。
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1482-10

@自分自身に

他人を励ますことはできても

自分を励ますことは難しい

だから―――というべきか
しかし―――というべきか

自分がまだひらく花だと
思える間はそう思うがいい
すこしの気恥ずかしさに耐え

すこしの無理をしてでも

淡い賑やかさのなかに

自分を遊ばせておくがいい

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1482-9

@樹

人もまた、一本の樹ではなかろうか。

樹の自己主張が枝を張り出すように

人のそれも、見えない枝を四方に張り出す。

身近な者同士、許し合えぬことが多いのは

枝と枝とが深く交差するからだ。

それとは知らず、いらだって身をよじり

互いに傷つき折れたりもする。

仕方のないことだ

枝を張らない自我なんて、ない。

しかも人は、生きるために歩き回る樹

互いに刃をまじえぬ筈がない。

枝の繁茂しすぎた山野の樹は
風の力を借りて梢を激しく打ち合わせ
密生した枝を払い落とす――と
庭師の語るのを聞いたことがある。
人は、どうなのだろう?
剪定鋏を私自身の内部に入れ、小暗い自我を
刈りこんだ記憶は、まだ、ないけれど。
HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1482-8

@奈々子に 

赤い林檎の頬をして 眠っている 奈々子。
お前のお母さんの頬の赤さは
そっくり 奈々子の頬にいってしまって
ひところのお母さんの つややかな頬は少し青ざめた

お父さんにも ちょっと 酸っぱい思いがふえた。
唐突だが 奈々子
お父さんは お前に 多くを期待しないだろう。
ひとが ほかからの期待に応えようとして
どんなに 自分を駄目にしてしまうか

お父さんは はっきり 知ってしまったから。
お父さんが お前にあげたいものは

健康と自分を愛する心だ。

ひとが、ひとでなくなるのは自分を愛することをやめるときだ。

自分を愛することをやめるとき

ひとは他人を愛することをやめ世界を見失ってしまう。

自分があるとき他人があり世界がある。

お父さんにもお母さんにも酸っぱい苦労がふえた。

苦労は今はお前にあげられない。

お前にあげたいものは

香りのよい健康と

かちとるにむずかしく はぐくむにむずかしい 自分を愛する心だ。

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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フロントページを別に作成(^^ゞ

フロントページを

徹夜して新しく別に作りました。

結構時間がかかってしまいました。

フロントページへのリンクも貼り直して・・・・・・・・・

今のところは、新しいフロントページは編集できますが、

いつ、またバグが発生して、

編集できなくなるかもしれないので、

フロントページには、直接アクセスしない方法で作成しました。

皆様には、二重のクリックが必要となり、

ご不便をおかけいたしますが、

何卒、よろしくお長居いたしますm(__)m

 

本日の心理学・名言1482-7

@祝 婚 歌
二人が睦まじくいるためには

愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1482-6

@霧

閉じこめた高原がどんな風景だったかを

思い出そうとして

霧は

ときどき自分自身を取りはらってみる

風景を見て、納得して

ふたたび

霧は

自分の領地を閉じこめにかかる

閉じこめた領地がどんな風景だったかを

少したって、また思い出そうとして

霧は

自分自身を取りはらってみる

ご苦労な

霧よ!

親密に触りつつ物を抱くことが霧の愛し方なので

距離をとって物を見ることが不得手なのだ

HP::お気に入りの詩より~吉野弘氏

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本日の心理学・名言1482-5

@女の本音 考え方編

・周りの男性に当たり障りなく接する。
好きでもない男性に嫌われたり好かれたりしても面倒。
自分の好きな男性以外にはほおっておいてほしい。

・悩みを相談する。
アドバイスや解決をしてほしいわけではない。
共感、同調、肯定、支持してほしいだけ。

・女の友情はもろい、と言われる
女性同士は『友情』ではなく、『連帯』で繋がっている。
そのため連帯する共通事項がなくなれば
自然にそのつながりは切れる。

・優しすぎる男性から次第に離れる
何でも女性側に決めさせたりゆだねたりするのは、
男性の意思が弱いのではないのか?と考える。
いざという時に守ってもらったり、
リードしてもらえることは期待している。

・さほど好きでない男性とも付き合う場合がある
今、真面目に好きだと思える人がいない。
でも一人だとさびしいから嫌いではない男性からアプローチされたら
『とりあえず』付き合う。

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本日の心理学・名言1482-4

@何気ない一言編

・『許す』『大丈夫』
全部、我慢する

・『なんでもない』
言わなくても気付いて欲しい、
または、言ってもわかららないだろうからいい

・『割り勘はちょっと…私少食だし…』
一緒にいて楽しくないし好きでもない

・(これ最新の○○なんだよ)『え!すごい!見せて!』
どうでもいいけど乗っておく

・『かわいい』
私ほどじゃないけどね

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本日の心理学・名言1482-3

@遠まわしの『NO』PART2

・自分の悪いところをさらけ出して、嫌いになってもらう
昔、二股三股掛けて遊んでた!とか、だらしないとか、
家事全般NGとか・・・
ちょっと凝ったものだと
『私のようなスペック低い女に、貴方なんてもったいない』発言。
これは断っている確率が大きいです。

・元カレ(しかも貴女と全然違うタイプ)の話をしつこくする
これは、遠巻きに『貴方はタイプじゃないからあきらめて』と
言っています。

・メールでも電話でもSNSでも敬語を使い続ける
精神的な距離を感じさせて、
男性側の持っている親近感を払しょくしようとしています。
気安い感じがなくなってきたときはこの手を使われているかも。

・告白を冗談にして笑い飛ばす
『またまたあ~!!(爆笑)』と告白そのものを
冗談にしてしまう力技です。
真面目に再度挑戦して同じ対応ならあきらめた方が良さそうです。

・『(貴方とは)そういうんじゃないから!』と友情を強調する
友人としてはアリだけど異性として付き合う対象ではない、
という場合に使います。
友人が恋人に昇華するのは難しい場合が多いですね。

・『私にはこんな夢があるから』と、恋愛に時間が割けないことを
説明される
どんな夢か、や、今懸命にやっていることを
アピールされすぎるのは、望みが薄いかも知れません。
夢への努力をしながら恋愛出来ない訳ではないですから、
これも遠まわしにそれほど好きではないと言われているのです。

・他の男性と親しげにしてみせる
『貴方はその他大勢と一緒。私の特別な人じゃないから』
というメッセージかもしれません。
ただ、モテる女性には自然と男性が寄ってきてしまうこともあり、
見極める必要がある場合も。

・恋愛の相談を持ちかけられる
本当なのか作り話なのか・・・片思いの相談を持ちかけられたら、
『貴方とは付き合う気が無い』という意味だと思いましょう。
ただし、これが過去の恋愛話だと、
貴方に近付きたい気持ちから出ている場合もありますので、
よくよく観察してみてください。

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本日の心理学・名言1482-2

@遠まわしの『NO』PART1

・『この頃忙しくて…』
面倒くさいから、傷つけないように断っている

・『じゃ、Aさんも一緒に』
あなたと二人は嫌

・『ごめん、その日先約があるの』
私に行く気はないの、気があれば日付指定します

・『家族が厳しくて…』
しつこい誘いをどうしても断りたい

・『そのうち行けたらいいね』
約束決定の回避、『そのうち』は永遠にこない

・『最近、体調悪くて』
拒否していることに気付いてね

・『落ち着いたら連絡します』
はっきり断りたくないから自然消滅を狙っている

・『しつこい男って嫌だねえ』
あなたがしつこいことを遠まわしに言っている

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本日の心理学・名言1482

@人との出会いや環境の変化などによって、
眠れる遺伝子のスイッチがオンになるとき、
人は生きながらにして生まれ変わることができる
by村上和雄(むらかみ・かずお*筑波大学名誉教授)

@「人間は人間と出会うことで違う人間になっていく
一人では決して気づかなかったものも見えてくる。
そして一人では決して生み出せなかったものも生み出せるんだ!」
by 山下和美

@人間は信仰とか、
その人に内蔵された徳性によって
人間を超えた偉大な存在にもなれる
by曽野綾子(作家)

@制限の中において初めて名人はその腕を示す
byゲーテ(ドイツの詩人)

@年齢に臆して引き下がるような生き方をするのは止めましょう。
私たちの才能はいつだってひき出される機会を待っています。
未知なることへのチャレンジには勇気と決断がいります。
勇気をもって挑んで下さい。
by日野原重明(ひのはら・ しげあき*聖路加国際病院理事長)

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本日の心理学・名言1481-10

@恋愛心理学から分かる女心⑥:男女間の友情は成立するのか?

何でも気さくに話せる友達は貴重な存在ですが、
男女間ともなると相談していくうちに
恋愛関係に発展していく場合があるかと思います。
友達だと思っていた異性に告白されて、
困ってしまった経験もあるのではないでしょうか?
そんな複雑な関係である「男女間の友情」について、
心理学では様々な研究がされてきました。

社会心理学者のルビンが行った調査では、
女性は男性からの好意に対して、
友情と恋愛を男性よりも区別して捉える
傾向にあるという結果が出ました。

また友達に抱く感情は、
相手のことを高く評価している、信頼し尊敬している、
自分と共通している部分がある、などがあります。

恋愛感情になると、上の友達として抱く感情に加えて、
心理的にも肉体的にも繋がっていたい、
何かあれば自分を犠牲にしても構わない、
相手を独占したい、といった感情が加わるそうです。

また、アメリカの心理学者レチェックは
「男性の方が女性の友達に対して性的関心を抱きやすい」
と述べています。
つまり、女性は恋愛と友情の境界を比較的区別して考える傾向にあり、男性は女友達からでも恋人関係に発展する
可能性が高いと考えられるのです。

男女の友情は成立するのか?
という質問に対して答えるのであれば、
男性は成立しない、女性は成立する
と考える傾向が強いと言えます。

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本日の心理学・名言1481-9

@恋愛心理学から分かる女心⑤:毎日のメールが必要な女性

女心がわからない男性の意見として
「どうして女性は毎日メールしたがるの?」と不満を持つ人がいます。
実は、恋愛心理学的に考えれば、
男性と女性によってこのようなズレが表れるのは当然のこと。
会話コミュニケーションには2種類あり、
道具的コミュニケーション表出的コミュニケーションがあります。

道具的コミュニケーションとは、
目的や目標を達成するために使用される手段や方法のこと。
仕事上の情報交換や、デートの日にちや場所を
決める会話などがそれにあたります。
表出的コミュニケーションとは、
主に自分の感情や気持ちを
相手に伝えることを目的としたものになります。
そしてこの2つのコミュニケーションは、
男性と女性によって特徴に違いが表れます。
例えば電話。男性は電話を用件を伝える手段として考えるので
道具的コミュニケーションに偏る傾向があります。
女性は気持ちを伝えたり、話し合いをする手段として考えるので
表出的コミュニケーションに偏り、
長電話をしたり、毎日のメールを必要とする女性が多いことも
これに関係していると言われています。
男性にとって電話は道具的コミュニケーションに偏るので、
女性との長電話を苦痛と感じてしまうこともありますが、
冷静に話し合えるという利点をぜひ覚えておいてください。

ケンカしそうなときや、相手に怒りを覚えてしまったときにこそ、
一旦距離をおき、電話で話すことによって、
相手の気分を害する可能性が低くなり、落ち着いて話せるものです。

また最近ではメールを使う方も増えてきていますが、
面と向かって話せないこともメールという文章でなら
伝えやすいという利点から、
表出的コミュニケーションに向いていると言えます。
特に女性は表出的コミュニケーションに偏る傾向があるので、
メールの中に多くの絵文字を使い、
最近でいうラインのスタンプなどを多用するのだと考えられています。
さらに「女性が恋愛中に気をつけておくべきこと」も
ご紹介しておきます。
それは恋愛中のメールのやりとりが多くなればなるほど、
そのクオリティーを低くしてしまうという事です。
女性は恋愛中の男性に対して夢中になるほど、
メールの回数も多くなるといわれています。
メールとは気持ちを伝える上で「簡単なツール」として考えられ、
回数が多くなるにつれて簡単な女性だと
思われてしまうことがあるのです。
逆に男性側からのメールが多くなることは
「実際に会うよりメールで済ませてしまおう」と
考えてしまっているのかもしれません。
上で話した会話の2種類のコミュニケーションの男女の違いは、
こんなところにも表れます。

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本日の心理学・名言1481-8

@恋愛心理学から分かる女心④:プレゼントは回数が大事

クリスマス、誕生日、結婚記念日、付き合った記念日、
ホワイトデーなどなど、
男性から女性にプレゼントを渡す機会はたくさんあります。
同時に世の男性はプレゼントの内容に
悩むことが多いと思われますが、
実はプレゼントの値段よりも、恋愛心理学からみた女心としては、
プレゼントを渡す回数の方が
女性にとって重要だというデータがあります。
人は贈り物をもらうと「それと同等の価値のモノを返さなければ」
という義務感が生まれるものです。
しかし、女性がいきなり高価なプレゼントを受け取ると
「何か下心があるのでは?」と警戒し、
逆に印象を悪くしてしまう可能性もあります。
そこでオススメしたいのは「相手が受け取りやすいモノ」です。
記念日のお花や実用的な美容商品など、
高価モノを少ない回数で渡されるよりも、
手軽な値段で受け取りやすいモノを
多くの回数で渡される方が
女性は「気にかけてもらえている」と感じるのです。

さらに誕生日やクリスマスなどの特別な日には、
奮発して高価なプレゼントをするとより効果的でしょう。
金銭的に厳しい状況であったとしても、
気持ちのこもったプレゼントの方が喜ばれるという結果も出ています。値段よりも「その人の事を考えたプレゼント」を
贈るべきだと言えるでしょう。

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トップページが編集できない~~参ったな(T_T)

このHPのトップページ(フロントページ)の編集ができないのです。

今日の0:30頃までできたのに・・・・・・・・・・・・

なぜだ!!!!!!!!!!!!

たぶん、バグが有るのかな?と思い、

HP作成ソフトのword pressをバージョンアップしたのに・・・・・・・・・・

何も変わらない(T_T)

【癒しの写真集リスト】が【本日の心理学・名言~~~~独り言】に

誤ってリンクしているのを発見(T_T)

仕方がないから、

【本日の心理学・名言~~~~独り言】に

【癒しの写真集リスト】を無理やり設置するはめに・・・・・・・・

【癒しの写真集】も毎日更新にしているのに・・・・・・・・・・・・

どうすっべ・・・・・・・・・・(T_T)

いま、word pressサポートフォーラムに投稿していますので

しばし、ご勘弁をm(__)m

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本日の心理学・名言1481-7

@恋愛心理学から分かる女心③:外見に表れる女性の心理

「髪は女性の命」と古くから言われていますが、
女性が髪型や髪の色を変えることで、
印象が大きく変わることがあります。
男性にとっても「女性の髪」は印象を決める際に
大きなポイントのひとつになり、
本日の心理学・名言1481-6で、
お伝えした一つの際立った特徴(髪がキレイなど)から、
印象や性格、容姿も良く見えるという傾向にあります。

また「髪型を頻繁に変える女性」は、
周囲の人に注目されたいという気持ちを
表していることが考えられます。
自分を目立たせたい!という気持ちが強い人のように思えますが、
反対に自分に対して何か不満を持っていたり、
不安定な心理状態であることも考えられるのです。

さらに耳が隠れるような髪型の人は
「人の話を聞きたくない、一人でいたい」という心理が、
逆に耳が出ている髪型の人は「人の話を聞きたい、
何を話しているのか興味がある」という心理
表しているとも言われています。

そして外見に表れる心理として最も分かり易いのが「ファッション」です。心理学には「身体象境界」という考え方があり、
自分と周囲を隔てている境界のことを意味します。
例えば、派手なファッションばかりを好んで着ている女性は、
目立ちたがり屋だと思われがちですが、
心理学的には人間関係に不安を持っているとも考えられるのです。

身体象境界がはっきりしない人ほど、
相手との距離感が上手く掴めず、
派手なファッションをすることで、境界を明確にさせようとします。

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本日の心理学・名言1481-6

@恋愛心理学から分かる女心②:美人は得をする

一般的に「美人は得をする」と言われていますが、
心理学的にも容姿がキレイである事
(ある際立った能力を持っている事)は
得をすると言われています。

人間には「ある際立ったひとつの特徴」がある事により、
その人の印象や性格なども、プラスαの効果によって、
高い評価を受けることが分かっています。
心理学ではこれを「ハロー効果」と呼んでいます。

アメリカで行われたある実験で、
女子学生に対する人物評価と成績評価を比べた調査があります。
結果は「美人であるほど」成績も良くなるというものでした。
つまり同じ成績の女子生徒にも関わらず、
教授が「美人」に対して甘い評価をし、
無意識のうちにひいきしてしまったと考えられるのです。

しかし、他の調査では「美人であるほど幸せな結婚生活は送れない」
なんてデータも。
ここでいう「美人」とは、外見だけではなく、
性格も良く、家事も完璧にこなせる女性のことです。
男性はパートナーに落ち着きや安らぎを
求める傾向にあると言われています。
容姿がキレイで完璧な女性を好む男性ほど、
愛人的な要素を求めるようになり、
女性は常に「完璧さ」を求められ、
精神的にも疲れていってしまうのです。

「女心」というテーマからは少し外れてしまいましたが、
男性は「ちょっと抜けている女性」を好む傾向があります。
男性からモテたいと思うのであれば
「何でも完璧にこなす女性」ではなく、
「おっちょこちょいな一面も見せられる女性」が
望ましいと言えるかもしれません。

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