本日の心理学・名言1107-4

@「モア・イズ・ベター」という考え方を捨てる
物をたくさん持つことが悪いとか間違っているというんではなく、もっともっと多くのものを求めるのが狂気の沙汰(さた)なのです。「モア・イズ・ベター」と考えている限り、決して満足することはありません。
私達は何かを手に入れたり、何かを終えたとたんに次のことに向かいます・・・ただちに、これでは人生や多くの恵みを味わう暇もありません。
この悪い癖を克服するコツは、もたない事が問題なのではなく、もっと求めることが問題なのだ・・・つまり「モア・イズ・ノット・ベター」だと自分に言い聞かせることです。
足るを知るというのは、もう物を持ったり求めたりすべきでないということではなく、幸福は物によって与えられないと知ることです。もっと欲しいと願う気持ちではなく、今現在に意識を向けることによって、持っているもので幸せになることは出来るのです。
この新しい見方を身につければ、新しい物や成果が人生に現れたとき、それに感謝する思いがさらに深まっているでしょう。
幸福になるための素晴らしい手段は、もっているものと欲しいものを分別(物事の是非(正しいことと正しくないこと)・道理(人として行うべき正しい道)を判断すること)することです。
もっと多くのものと幸せを追い求めて一生を送ることもできます・・・または、もう欲しがらないと心に決めることもできます。
後者の方がはるかに実行しやすいし、充足をもたらしてくれます。トップページへ戻る