月別アーカイブ: 2018年3月

本日の心理学・名言2358-2

学ぶ心さえあれば、万物すべてこれ我が師である。
by 松下幸之助

人と人がつながると小さなしあわせが大きな感動にかわる。
めぐりあいの不思議。
縁が縁をひきよせると小さなねがいが大きな夢にかわる。
めぐりあいの恩恵。
そういう経験をつめばつむほど
”めぐりあえてほんとうによかった”
そういわれる自分にならなければとつくづく思う。
by宇佐美百合子(うさみ・ゆりこ*心理カウンセラー)

運の悪い人は、不運を嘆き悲しむ。しかも継続的に。
逆に運のいい人は、不運を幸運に変えてしまう。
不運を幸運の前兆としてとらえる。
そして、結果を作り出していく。
by 唐土新市郎

何でも自分の知っていることは素直に教えて、
わからないことは知っている人から聞く。
それでことは済むんです。
それだけで人生はすごく楽なんです。
by斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)

正直に自分の無知を認めることです。
そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れます。
by ウォルト・ディズニー

否定や非難では相手は変わらない。
たとえ、あなたが正しくて、相手が間違っていたとしても。
by伊藤 守
(いとう・まもる*株式会社コーチ・トゥエンティワン代表取締役)

本日の心理学・名言2358-1

あれが欲しい、これが欲しい。
それが手に入らないとなると、
そのことばかり思い浮かべて・・・不満が消えません。
それが手に入れば入ったで、また同じことを考えるだけです。
だから、ほしいものが手に入ったのに、まだ不幸せのまま。
何か新しいものに憧れ続けるかぎり幸せはやってきません。

幸いにも、幸せになる道はあります。
欲しいものではなく、
持っているものに意識を切り替えるのがその鍵です。

「人生がこんなじゃなかったら」という罠に落ち込むたびに、
一歩下がって最初からやり直すのです。

まず深呼吸して、
いま持っているものをすべて思い出してみます。

欲しいものではなく持っているものに意識を向けると、
ほしいものは自然に向こうからやってきます。
いいところを意識すれば、もっと愛情深くなり、
仕事のグチをこぼさずに
仕事があってよかったと思うようにすると、
もっといい仕事ができて能率も上がり、
昇給にもつながるかも知れません。

ハワイに行ってから楽しむのではなく
近所での楽しみ方を考えてみれば、もっと楽しくなるでしょう。それでハワイに行ったとしても楽しみ方が違ってくるし、
行けなかったとしても
人生が素晴らしいことに変わりはないのです。

欲しいものではなく、持っているものに意識を切り替えれば、
人生は前よりずっと楽しくなります。
おそらく生まれて初めて満足という意味が分かるでしょう。

本日の心理学・名言2357-8

苦難の歴史の中で、苦難の日々の中でみんな磨かれたの。
苦しみは人を磨くの。
だから、苦労のない人はのっぺらぼうよ。
私はそう思ってる。
by 金美齢

私は、自分のバスケットボール人生の中で
9000回以上のシュートに失敗した。
300近いゲームに負け、
26回は試合の勝敗を決めるシュートを外した。
私は、人生の中で何度も何度も失敗している。
そしてそれこそが私が成功する理由なのだ。
byマイケル・ジョーダン  氏

失敗したって構わない。
反省してまたやり直せばいいし、
新しいものは失敗からしか生まれない。
ペニシリンも、電球も、LEDだって、
山のような失敗の果てに見つかったのだから。
by澤田秀雄
(さわだ・ひでお*株式会社エイチ・アイ・エス取締役会長)

間違いと失敗は我々が前進するための訓練である。
by ウィリアム・チャニング

どう生きるかを決めるのは自分自身だが、
人がどう生きたかを教えてくれるのは、
案外、本だけだったりする。
by堀江貴文(ほりえ・たかのぶ*実業家)

本日の心理学・名言2357-7

いったん何か計画すると、
取りやめたり、状況に応じて変更するのは
イヤだという気になります。

成功するには、またある企画を成功させるには
忍耐が必要なことは確かです。

しかし、それと同時に
ガチガチの計画を立てると大きなストレスになるうえ、
苛立ったりして人に優しく出来なくなります。

計画の変更を余儀なくされた時、
予定外のことが起きた時、などなど。
肝心なのは、本当に重要なのは何かと自問することです。
計画が変更になった時は
不満を感じて当たり前だとつい思ってしまう。
ですが、それは優先順位(プライオリティー)の問題です。
もっと一般的言い方をすれば
「どっちがより重要か・・・
予定通り計画を実行させることか、
それとも流れに任せるのを学ぶことか?」。
当然ながらかたくなさより融通性を優先させたほうが
(もちろん例外はありますが)心が穏やかでいられます。

それと、計画には多少の変更はつきものだと考えていると
楽になり事も分かりました。

最初から融通性を持たせていると、
いざというとき慌てたり怒ったりしなくてすみます。

計画や目標に余裕を持たせると、
幾つかのすてきなことが起きてきます。

気が楽になってくるうえに能率は下がらないのです。
慌てたり心配しない分だけ、能率があがることもあります。
余裕を持たせると、
計画を少し(あるいは完全に)変更せざるを得ないときも、
締め切りを守り、目標をほとんど達成して責任を果たせる
という自信がつきます。

そうなると
周りの人たちもピリピリしないでリラックスできます。
あなたの計画を邪魔しちゃいけないと、
卵の殻を踏むような思いをしなくてすむからです。

本日の心理学・名言2357-6

銀メダルは負けてもらうメダルだから、学ぶことは大きい。
なんで負けたのか、
その悔しい思いが欠けている部分にあるんですね。
by田村亮子  氏

雨の日には雨の日の、悲しみの日には悲しみを
とおさないと見えてこない喜びに出会わせてもらおう
そして、喜びの種をまこう。喜びの花を咲かせよう。
ご縁のあるところいっぱいに。
by東井義雄(とうい・よしお*教育者)

冬があり夏があり、昼と夜があり、晴れた日と雨の日があってひとつの花が咲くように、
悲しみも苦しみもあって私が私になってゆく
by 星野富弘

苦しみに遭って自暴自棄に陥るとき、
人間はかならず内面的に堕落する。
同時に、その苦しみに耐えて、これを打ち越えたとき、
その苦しみは必ずその人を大成せしめる。
byペスタロッチ(スイスの教育実践家)

本日の心理学・名言2357-5

怒りを感じたら、まず心の中で一つと言います。
次に息を吐きながら全身をリラックス。
二つ、三つと続けて少なくとも十まで繰り返します
(ものすごく腹が立っているときには二十五まで)。

何をしているかというと、
小型の瞑想で心を落ち着かせるわけです。
深呼吸しながら数えると気持ちが穏やかになって、
しまいには怒っていることも忘れるほどなのです。
ゆっくり肺に酸素を取り込むと、
怒ったときから数え終わるまでに
客観的な始点を取り戻すことができます。
すると・・・。
さっきまでの「大ごと」が「小さなこと」に
変わってしまうのです。

この練習はストレスや欲求不満を
なだめるのにも素晴らしく効果的です。

リラックスできるし、
楽しいので知人は日頃からこれをやっているそうです。

これが身に付くと、怒りの方から遠ざかってくれます。

本日の心理学・名言2357-4

時間と空間を媒介して、
宇宙空間の全ては因果関係でつながっている。
by 福井 謙一

宇宙はあなたという個性を経験したくて、
あなたという独自の目覚めを経験したくて、
あなたを作りました。
あなたの中で生きているのは、
私の中で生きているのと同じ、宇宙そのものです。
私たちは、それぞれが、「大いなるひとつ」なのです。
by阿部敏郎(あべ・としろう
*シンガーソングライター、著作家)

目標を立てても、
ほとんどの方は1ヶ月か2ヶ月すると忘れてしまうでしょう。
それは自然なことであり、
心というのは「継続」することが簡単ではありません。
「楽しい事を書く、読む、イメージする」~
この事を繰り返すことこそが潜在意識をフル活用する
魔法の方法です。
目標を立てない方は、目の前のことに精一杯行動し、
人から頼られた事を喜んで行いましょうネ。
by作者不詳

ただ一つのもののみを欲し、
それをずっと欲し続けるべきだろう。
そうすれば確実にそれを手に入れることができる。
だが私は、私はすべてを欲する。
だから、なにも獲得できない。
byジード  氏

本日の心理学・名言2357-3

私たちは人と話ながら頭で他のことを考えていたり、
三つ四つのことを同時にやろうとします。

一度に多くにことをやろうとすると、
目の前のことに意識が集中しなくなります。
そうなると、
今していることに楽しみが見出せなくなるばかりか
気が散って能率が上がりません。

時間を区切って一度に一つのことだけをする練習をしましょう。同時には、何もしないのです。

皿を洗う、電話で話す、車で運転する、子供と遊ぶ、
妻や夫と話す、雑誌を読む・・・なんでもいいから、
そのことだけに専念し集中するのです。

すると二つのことが起きるのに気づきます。
まず、皿洗いやクローゼットの整理といった退屈なことでも
楽しんでやっていることに気づきます。
それが何であれ、気を散らさずに集中すれば
没頭できて興味がわいてきます。
次に、能率よくさっさと仕上げることにびっくりするはずです。

本日の心理学・名言2357-2

海のほか何も見えないときに、
陸地がないと考えるのは、決して優れた探険家ではない。
byフランシス・ベーコン  氏

「できるか」と聞かれたら、
すぐに「もちろん」と答えること、
それから懸命にやり方を見つければよい
byセオドア・ルーズベルト  氏

成果を挙げる者は仕事からスタートしない。
時間からスタートする。
計画からはスタートしない。
まず、何に時間が取られているかを知ることからスタートする
byドラッカー  氏

努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る
by井上靖  氏

あらゆる事象は心の反映である。
したがって純粋な心でひたすら念じ続ければ、
たいがいのことは成就する
by稲盛和夫  氏

本日の心理学・名言2357-1

自分が読むものはすべて自分の意見や見方を
正当化するものばかりだ、ということに気づいたことは?
ラジオやテレビ番組の選択にも同じことが言えます。
意見や視点を作り上げ、
自分たちが信じるものの正しさを確認する作業を続けるのです。このかたくななさは悲しい。
というのは自分とは正反対の意見や視点から
多くのものが学べるチャンスなのに学べないからです。

自分と同じ意見や視点以外のものに
心を閉ざすというかたくなさが、
ものすごく大きなストレスを生むという点でも悲しいのです。
閉ざされた心は、
すべてのものを突き放そうと常に身構えています。

私たちはみんなそれぞれに
自分の意見がいちばん正しいと確信しています。
意見を戦わせる二人が、
自分の正しさを証明するために
まったく同じ例を使うこともあります・・・
それぞれに正しく説得力もあります。

それを知っていると、
本気でかかってもっと頑固になることも出来ますが、
ほっと気を抜いて新しい何かを学ぼうという気にもなります!
一日に数分でいいから、
態度を和らげて
自分と違う視点で書かれた記事や本を読んで見ましょう。
信念や深い心情を曲げることはしません。
ただ新しい考え方に心を開くだけでいいのです。
そうすれば、自分と違う考え方を排斥しようとする
ストレスが軽くなります。
この練習は新しい事に興味を抱かせるだけではなく、
他人の無邪気さを見る練習、
自分に忍耐力をつける練習にもなります。

自分と違う考え方に
一つの論理を見出そうとして努めることで思慮深くもなれます。
*排斥(はいせき):
受け入れられないとして、押しのけ、しりぞけること

本日の心理学・名言2356-8

短期間で成功していく人、加速成功していく人は例外なく、
自分にはない他人の能力を自分の力として活用できる人です。
by道幸武久  氏

失敗する人には2種類ある。
考えたけれども実践しなかった人と、
実践したけど考えなかった人だ。
byローレンス・J・ピーター  氏

リスクを取らないことが最大のリスクだと思う。
今日勝つ確率が最も高い戦法は、
3年も経てば完全に時代遅れになっている。
by羽生善治  氏

「ついている」といってみてください。
何がついているかって?
そんなこと細かに検証する必要はありません。
「人知を超えるほど、自分はついているんだ」と。
これでいいんです。
理屈を考えている時間があったら、
「ついている」といえばいい。
by斎藤一人(さいとう・ひとり*銀座まるかん創業者)

本日の心理学・名言2356-7

リラックスするとは、
今ではなくもっと後でやること、
たとえば、休暇旅行をしたとき、ハンモックの中にいるとき、
引退したとき、何もかも片付いたとき。

つまり、それ以外のほとんどの時間は、
緊張とイライラと多忙に追われて過ごしていることになります。はっきりそう言いきる人はほとんどいませんが、
事実はそうなのです。
人生の「書類入れ」が
空になることは絶対にないのにもかかわらず。

リラックスは日頃の心のもちようでできます。
いま、リラックスできるのです。
リラックスしている人たちが
仕事の業績を上げている事実を思い出すのもいいでしょう。

リラックスと創造性は仲良しなのです。
たとえば、
知人はは緊張している時には文章を書く気にさえなりません。
ですが、リラックスしているときには、
すらすら書けるそうです。

もっとリラックスするには、
人生のドラマに対して、
今までとは違う反応をするトレーニングをする必要があります。つまり、あなた自身のメロドラマ(扇情的、衝撃的なドラマ)をメロー(穏やかな)ドラマに変えるのです。
どう反応するか、その選択をするのは自分だと
何度もやさしく自分に言い聞かせることです。
自分自身という今の状況に
新しい反応をするトレーニングをすれば、
どの選択をしても前よりずっとリラックスした自分なれます。

本日の心理学・名言2356-6

今の自分は、過去の体験があったからこそ存在するわけで、
未来の自分は今の体験をどう積み上げていくかで決まるのだ!
by 遠藤励起

朝と書いて十月十日と読む。
それは人間が生まれるまでにかかる日数。
だから、人間は毎朝新しい命をもらって生まれているのです。
by越智直正(おち・なおまさ*「靴下屋」“タビオ”創業者)

ツキを引き寄せる方法の中でも、
もっとも簡単で効果的な方法は
「自分はツイている」と思い込むことです。
by 船井幸雄

知識ではなく、
その人の体全体から滲み出る味わいで、その人物がわかる。
また、そういう人にならなければなりません。
by平澤 興(ひらさわ・こう*元京都大学総長)

毎日真面目に働いていると
自然にすがすがしい表情が顔ににじみ出てくるものである
by トーマス・デッカー

本日の心理学・名言2356-5

落ち込みは優雅にやり過ごす~

穏やかでリラックスしている人たちを観察すると、
気分がいい時は感謝の気持ちで満たされているのが分かります。

彼らは前向きな気分も否定的な気分も
一過性であることをよく分かっていて、
落ちこみもやがて消えると知っているのです

幸せな人たちは、時には落ち込むこともあるさ、
と割り切ることが出来るのです。
だから憂うつや怒りやストレスを感じても慌てないのです。

こんど落ち込んだら、
それに抵抗するよりリラックスするようにつとめましょう。
パニックに陥る代わりに、
優雅な穏やかさを保っていられるかどうか見てみましょう。
優雅に対処すれば
夕日が沈むのと同じように、確実に落ち込みは去っていきます。

本日の心理学・名言2356-4

やれるかどうかわからないとき、
チャンスの神様は、あなたの度胸を試すのです。
by 本田 健

天が重大な任務をある人に与えようとする時は、
必ずまずその人の心や志を苦しませ、
その筋骨を疲れさせ、餓え苦しませ、その生活を窮乏させ、
全てその意図とは反対の苦境に立たせる。
これは、その人を発憤させ、性格を辛抱強くさせ、
今までできなかったこともできるようにするためである。
by『「孟子」一日一言』より

自分の足跡、生きた跡というのは全部積もっていくもの
by 牛尾治朗

運とかツキとか言うと、
向こうからやって来るもののように思うけど、
「全ての出来事が、今の自分になるためにあった」と思うと、
どんな挫折や失敗、傷ついた出来事も、
結局はすべて「運があった、ツイていた」
ということになるんじゃないかな。
by三浦由紀恵(みうら・ゆきえ
*日本レストランエンタプライズ 大宮営業所 所長)

本日の心理学・名言2356-3

話す前に息を吸う~
こんな簡単なことなのに、
試した人すべてに目覚しい効果があった技法です。

それは単に話す前に、息を吸う、
それだけで忍耐と客観性が増すだけでなく、
相手から一目置かれるようになるのです。

やり方は超シンプル。
相手の話が終わった時、ちょっと息をつくだけでいいのです。

最初はそのあいだがとてつもなく長く感じますが、
実際は一秒もかからないのです。

息継ぎを習慣化すると、
相手とも親しくなり、
その相手からも敬意を払われるようになります。
話をじっくり聞いてあげることは、
とても貴重な贈り物なのです。

相手の話がすっかり終わるのを待ってから話し出すと、
相手が驚いた顔をして態度を和らげたりすることに
快さを感じるでしょう。
相手がほっとするのが伝わり、
二人の間にもっと和やかな空気が流れるでしょう。

そんなことをしたら話す番が来ないじゃないかと
心配することはありません、
かならず順番がまわってきますから!
相手はあなたに一目置いて
同じように話しを聞こうとするからです。

この練習は非常にやりがいのあるものです。

本日の心理学・名言2356-2

大人物というべき人がいる。
これはあくまでも自分の身を正すことに努め、
その徳の感化で、全てのものを正しくしてしまう人物である。
『「孟子」一日一言』より

人間はどんな難局にあっても、
どうにかなるという楽観性と、
自分でどうにかするという強い決意があれば、
切り抜けていくことができる。
by塩月弥栄子(しおづき・やえこ*茶道家)

悲観は気分から生まれ、楽観は意志から生まれる
by 中内功

人が毎朝、目覚めるということは、
本来、それ自体が、日々、新たな世界との出あいである。
その上で、哲学をもち、
新しい「ものの見方」で学んでいくことは、
二重の意味での「目覚め」といえる。
by アラン

自分の身に起こる事は偶然ではなく、
天が自分を試すために与えてくれた試練。
不条理だからこそ魂が磨かれるのです。
by梶山祐司(かじやま・ゆうじ*元 競輪選手)

本日の心理学・名言2356-1

私たちは、もし、別の場所にいたら・・・
休暇中だったら、別のパートナーだったら、別の仕事だったら、別の家だったら、別の環境だったら、・・・
いまよりもっと幸せになって満足するだろうと
思い込むところがありますが、そうはならないのです!

物事を悪い方に取る癖・・・
すぐイライラしたりクヨクヨしたり、
いつも怒ったり欲求不満にかられたり、
ないものねだりをする癖・・・があれば、
その癖はあなたの行く先々についてまわります。

これを裏返して考えることもできます。
あまりイライラ、クヨクヨしないたちであれば、
どこに行っても誰と出会っても
ネガティブな考え方には落ち込みません。

そうなれば、どこに行っても、誰と出会っても、
その穏やかな気分がずっと持続します。

「どこに行っても自分と道連れ」・・・これは真実です。

本日の心理学・名言2355-8

宇宙の暗闇の中から太陽が誕生したように、
私たちも太陽のような温かい人になりたいと思ったら、
どこかの段階で暗い闇を通過しないといけない。
by鈴木秀子(すずき・ひでこ*聖心女子大学教授)

聖人の行いというものは、必ずしも同じではない。
世を避けて隠遁することもあれば、
仕えて君に近づくこともある。
官を辞して国を去ることもあれば、去らずに留まることもある。
しかし、帰する所はただ一つ、
自分の身を清く正しくすることである。
*隠遁(いんとん):
交わりを絶って俗世間からのがれて暮らすこと。
*君:
万人の上に立って天下に号令する人。天子・帝王
官:
役所における職務・地位。また、それをつかさどる人。役人。
by『「孟子」一日一言』より

「闇があるから光がある」
そして闇から出てきた人こそ、
本当に光のありがたさがわかるんだ。
by 小林多喜二

自分でも何かのお役に立つのだ。
このことは喜びである。
この喜びは自分の一生が無意味でないことを示している。
by武者小路 実篤  氏

自分で己を振り返ってみて正しいと思えば、
相手がたとえ千万人の大敵であっても、
私は恐れずに進むであろう。
『「孟子」一日一言』より

本日の心理学・名言2355-7

グラスはすでに壊れたとみなす~

この教えの本質は、
人生のすべては流転するというところにありました。
すべてに始まりがあり、終わりがある。
木は種から芽を出し、やがて土に返る。
すべては時間の問題なのです。
私たちは生まれ、やがては死ぬ。
*流転(るてん)=移り変わってやむことがないこと

グラスはいずれ壊れる。

この教えは心の平和をもたらしてくれます。
すべては壊れると思っていれば、
そうなったときも驚いたり、失望しないですみます。
なにかが壊れてもギョッとするかわりに、
それを持っていた時間に感謝するようになります。

一番簡単なのは、水を飲むグラスで練習することだろう。
お気に入りのグラスを出して、しみじみ眺めてみる。
次に、そのグラスが割れて床に飛び散ったところを想像する。
その時、
すべてのものは崩壊して土に返ることを思い出すようにする。

もちろん、お気に入りのグラスでも何でも、
壊れて欲しいと願う人はまずいません。

これは無気力になるための処方箋ではありません。
物事をあるがままに受け入れる練習です。

本日の心理学・名言2355-6

一隅を照らすもの これ則ち国宝なり
*一隅を照らす:
お金や財宝は国の宝ではなく、
家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、
精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、
何物にも変えがたい貴い国の宝である。
by 最澄

夢見ることが出来れば、それは実現できるのです。
いつだって忘れないで欲しい。
全ては一匹のネズミから始まったということを。
byウォルト・ディズニー  氏
一匹のネズミ・・・ミッキーマウス。
世界一有名なネズミであり、
多くの人に感動を与えるネズミですね。
どんなことも、小さな一歩から始まり、
偉業はその積み重ねで、できるのですね。

一隅を照らすもので私はありたい。
私の受け持つ一隅が、
どんなちいさい、みじめな、はかないものであっても、
わるびれず、ひるまず、いつもほのかに照らしていきたい
by田中良雄(たなか・よしお*元 住友本社 常務理事)

本日の心理学・名言2355-5

@A:
頑固な思い込みを五つ書き出そう~

肝心なのは、思い込みの内容ではないのです。
固定観念または先入観にとらわれすぎているという事実です。

思い込みをやわらげることは気弱になることとは違います。
むしろ、かえって強い人になれます。
頑固な思い込みは客観的に見られなくしてしまいます。

@B:
自分に向けられた批判に同意する。

これは信じられないほど効果的な練習法です。
しかし、すべての否定的なコメントを受け入れて
ぺしゃんこにされるがままになる必要はありません。
ただ相手の批判に同意すれば場の緊張が和らぐばかりか、
何かひとこと言いたいという相手の欲求も満たされます。

また、
人が自分を見る目のなかに何らかの真実があることを知り、
何よりも冷静さを失わせない絶好の訓練になります。
この戦略は試してみる価値があります。
たまには批判に同意してみると、
グサリと来る以上にいいことが待っています。

本日の心理学・名言2355-4

「目」それだけでは見ることはできない。
「耳」それだけでは聞くことはできない。
物を見、聞くのは精神である。
by ディットマール・クラマー

全てのことに恭(うやうや)しい人は他者をあなどらない。
全てのことにしまりのある人は
他者から貪(むさぼ)り取らない。
恭倹は、まごころから出るものであって、
ただ見せかけの声色や笑顔でなされるものであろうか、
決してそうではない。
by『「孟子」一日一言』
*恭しい:
相手を敬って、礼儀正しく丁寧なこと
*貪る:
飽きることなくほしがる。また、際限なくある行為を続ける。
*恭倹:
人に対してはうやうやしく、
自分自身はつつしみ深く振る舞うこと

一番大事なことは心の鍛錬です。
by 藤尾秀昭

心ある立派な人は、
どんなことがあろうとも、天を怨んだり、人をとがめはしない。
by作者不詳

本日の心理学・名言2355-3

人はなぜ働くのか?
それは幸せになりたいからではないでしょうか?

では「幸せ」とはどうしたらなれるのか?
「幸せ」な人とはどんな人なのでしょうか?
それは「人を幸せ」にしている人です。

毎朝元気に挨拶している人。
毎朝、掃除やゴミ拾いをしている人。
誰かの悩みを聞いてあげたり、
お年寄りに席を譲ってあげている人。
お客様の笑顔のために努力している人。
頼られたら何でもやってくれる人。
目があったら微笑んでくれる人。
皆「人を幸せ」にしている人が「幸せ」を感じている。

「幸せ」は人に言われた「ありがとう」によって
決まるのではないか?
それなら、
人に「ありがとう」と言えば,相手を幸せにすることができる。

相手を幸せにすれば、また「ありがとう」が返ってきます。
結局、人を幸せにするのも自分が幸せになるのも
「ありがとう」が行き交う環境を創りだすことにある。

仕事は,
「ありがとう」を言われたお礼として金銭を得るものであり、
たくさんの人に深く感謝された人のもとに多くの仕事が集まる。

働くとは、他(はた)を楽(らく)にすることだから…。
人に喜ばれて「ありがとう」と言われることを
今日も続けていきましょう。
人が喜ぶことを相手の立場に立って行いましょう。

本日の心理学・名言2355-2

「聞こえている」を「聞く」に変え、
「見えている」を「見る」に変えるように
五感を研ぎ澄ます練習をしていきますと、
一見つまらなそうなものにも充実を感じてきます。
by小池龍之介(こいけ・りゅうのすけ*沙光山正現寺住職)

才能とは、誰かを助けたい、喜ばせたいという
気持ちを強く持ったときに出てきます。
それは、
才能が、結果的に誰かを喜ばせるようになっているからです。
自分の才能を使って、
どうやって人を喜ばせようかと考えだしたら、
才能が出てくる準備が整ったことになります。
by本田 健(ほんだ・けん*アイウエオフィス代表)

魅力を自分で作り出す秘訣は、
手っ取り早くは「他人を喜ばせよう」
という気持ちを育てることだ。
by 童門冬二

相撲や武道は「心・技・体」が大切だと言われますが、
「技・体・心」でもない、「体・心・技」でもない。
やっぱり「心」が一番上です。
体をつくることや技を磨くことに比べて、
心を育てるのは難しい。
by白鵬 翔(はくほう・しょう*第69代横綱)

本日の心理学・名言2355-1

ラビのハロルド・クシュナーは、
神が創ったものはすべて神聖だと
私たちに思い出させてくれます。
神聖とは程遠い状況にもその神聖さを見出すこと。
それが人としての私たちの任務で、
そういう見方をするようになると
魂を育むことが出来るでしょう。

美しい朝日や雪を被った山、健康な子供の笑顔や
砂浜に打ち寄せる波に
神の美技を見出すことは私たちにもすぐできます。
ですが、ひどい状況・・・
苛酷(かこく)な人生の試練、家族の悲劇、思い病気・・・
の中でも神聖さを見出すことを学ぶことができるでしょう。

日常の物事に神聖さを見出したいと願いながら生きていると、
不思議なことが怒り始めます。
日常の中で、以前は見過ごしていた
慈悲の心が見つかるようになります。

すべてに神の指紋が押されていることを思い出すと、
それだけで特別な感じになります。

どこか意識の奥の方で、
すべてに神の指紋が押されていることを思い出すようにして、
すべてに「大いなる存在」を感じるように意識してみましょう。

それでも何一つ美しさが見出せないからといって、
指紋が押されていないわけではありません。
それが見えないのは、
不注意かこちらの視野が狭いせいかもしれません。

*ラビ:
ユダヤ教に於いての宗教的指導者であり、
学者でもあるような存在。

本日の心理学・名言2354-8

それがいいアイデアかどうかは、問題ではなかった。
それがうまくいくかどうかさえ、問題ではなかった。
私にトライする勇気があるかどうかだけが、問題だったのだ。
by アラン・M・ウェバー

麻雀というものは、
その時一番勝ちたいと思っている者が必ず勝つゲームである
by長谷川和彦 氏

「やっておいてよかった」「やっておけばよかった」
僅か二文字の違いだけれども、その差はどこまでも大きい  
by鍵山秀三郎(かぎやま・ひでさぶろう*イエローハット創業者)

やってしまった後悔はだんだん小さくなるけど、
やらなかった後悔はだんだん大きくなる。
by 林 真理子

罪は身の上の問題である。
恥は心の問題である。 
身の上の罪は軽く、心の上の恥は重い
by吉田松陰

本日の心理学・名言2354-7

私たちの意識は強力な道具です。

何かが手に入らないと思い込むと、
自分で設定したそのハードルを越えるのはとても難しいのです。

たとえば「文章なんてとても書けない」と思い込むとします。
次に、
そのことを証明するような例を
あちこちから引っ張り出してくる。
高校時代のヘタなエッセイ、
書くのに苦労した手紙、

試してみる前に恐怖の思い出で
頭をいっぱいにして自らを制限してしまう。

作家でも何でも、とにかく何かになるための最初のステップは、
最大の批評家である自分を黙らせることです。

本日の心理学・名言2354-6

年をとることはそれ自体で価値になります。
なぜなら、
年をとるほどに精神は、
味わい深く、おいしくなってゆくものだからです。
by 池田晶子

人を「傷つける言葉」は、まず自分を傷つけていく。
人を「勇気づける言葉」は、自分を一番勇気づけていく。
by北川八郎(きたがわ・はちろう*陶芸家)

いずれ領国になるのだから、
国も兵も傷つけないよう勝つのが上策だ。
百回戦って百回勝つのが最善とはいえない。
実力を行使せずに勝つのが最善だ。
これは
「智謀を駆使して、戦わず勝つ方法を考えることが大事だ」
ということです。
*智謀:ちぼう=知恵にあふれる、うまい計略。
by『仕事に生かす「孫子」』

どんなに怯えていても、勇敢なふりをすること。
勇気とは、恐れを知らないことではなく、
それを克服することだと学びました。
勇敢な人とは恐怖を感じない人ではなく、
恐怖を乗り越える人なのです。
byネルソン・マンデラ(南アフリカ初の黒人大統領)

本日の心理学・名言2354-5

私たちがほめ言葉を口にしない理由は幾つかあります。
「別に私がほめなくたって、もう自分で分かっているのだから」とか
「彼女を尊敬してはいるけれど、そんなこと口では言えないし」という口実をみんな口にします。
ですが、心からほめられると嬉しいかどうかと聞くと、
みんな口をそろえて「うれしいに決まっている」
と答えるのです。

ほめ言葉を口にしない理由が
「何といっていいか分からない」とか
「恥ずかしいよ」とか
「もう本人が分かっているから」とか
「習慣がないから」だとしたら、
そろそろ代えてもいい頃です。

その人のいいところを相手に伝えるのは
「思いついたときに親切にする」のと同じです。

簡単にできること(慣れてしまえば)ですが、
結果は大きいのです。

一生ずっと人に認められたい、ほめられたいと願いながら
暮らしている人がどれだけ多いことか。
特に両親、夫や妻、子供たち、友だちに。
ですが、知らない人のほめ言葉でも
心がこもっていればうれしいものです。
その人についてどう感じているかを伝えることで
自分もいい気分になれます。
それは優しい思いやり示すこと、
相手のいいところに目を向ける行為です。

本日の心理学・名言2354-4

一流の選手の共通点は、妥協、満足、限界といった言葉が
死語になっていること。
by 野村克也

人を致して人に致されず。
【文意】
相手を思いのままにし、
自分が相手の思い通りになることはない。
【教訓】
表面の現象に惑わされることなく、
基本に集中して対策を立てることです。
by『仕事に生かす「孫子」』

魅力的な人になりましょう。
人の魅力は、年齢に関係ありません。
「もう30歳、もう若くない」と、
しょぼくれている人ではなく、
「まだ60歳、まだやれる」と、
イキイキしている人が魅力的です。
by中井俊已(なかい・としみ*作家)

どれだけ歳をとったかが大切なのではなく、
どのように歳をとったのかが大切である。
by ジュール・ルナール

東洋的な老いは、
人間完成に向けた塾生期。年をとるほど立派になり、
息を引き取る時に最も完熟な風格を備える。
そういう人生でありたいものです。
by伊與田覺(いよだ・さとる*論語普及会学監)

本日の心理学・名言2354-3

穏やかで心豊かな日常を送りたいのであれば、
人に優しい行為をすることをすすめます。

私は自分なりに小さな手助けをするようにしています。

ちょっとした親切は、
人のために何かをするチャンスになると同時に、
親切にするのがどんなにいい気分かを思い出させてくれます。

人のためにドアを開けて待つ、老人ホームに慰問に行く、
人の戸口の雪かきをする、など例はいくらでもあります。

気楽にできて人の役に立つものを考えて見たいものです。

楽しいし、いいことをしたと思えるし、
いいお手本にもなります(特に子供たちに)
・・・つまり、みんなが喜べるのです。

本日の心理学・名言2354-2

人間は、この世の中を愉快に過ごそうと思うたら、
なるべく人に喜ばれるように、
さらには人を喜ばすように努力することです。
by森 信三(もり・しんぞう*哲学者)

私たちが生まれてきた意義は、
「いかに喜ばれる存在になるか」ということに尽きるのです。
by 小林正観

我の力量を正しく測り、天の時、地の利を得て戦う者は、
常に不敗である。
by『仕事に生かす「孫子」』

悪意はないけれど、
人を傷つけるようなことを言っていないか。
乱暴な口のきき方をしていかないか。
いつも気をつけてください。
それが言葉を大切にするということです。
by 江原啓之

本日の心理学・名言2354-1

違う文化圏の人たちは自分たちとは
見方や感じ方が違って当然というのと同じように、
世界に対する見方もそれぞれ違うのが当たり前です。

その違いを我慢するのではなく、
違って当然という事実を理解して、敬意を持つことが大切です。

この基本線を理解することで人生が変わる例を見てきました。
確実に争いが減るのです。
同じようなことに対して他人が違う行動を取り、
違う反応をするのが当たり前だと考えるようになると、
自分自身や他人に対して思いもよらぬほど
共感できるようになります。
その反対だと争いのタネは消えません。

私たちはそれぞれが違うんだ、
という事実を深く考えて相手を尊重することをお勧めします。

そうすれば他人に対する愛情と
自分という唯一無二の人間を認める気持ちは、
今よりずっと深まるでしょう。

本日の心理学・名言2353-8

@「笑顔」はあなたを健康すると同時に、相手をも健康にする。
是非、笑顔を使いましょう!
by作者不詳

智者が方策を練る場合には、利と害の両方を考える。
【教訓】
不利な情況でも有利な要素を考え、
有利でも不利な要素を考えます。
ピンチはチャンスなのです。
by『仕事に生かす「孫子」』

目標の敵を撃破し、攻撃目標を奪取しても、
作戦目的を達成できなければ国費、兵力の不要使用に過ぎない。
【教訓】
目標は目的達成のためにあるという、
目的の重要性を述べたものです。
企業経営で言えば、
増収減益。これを経営資源の無駄遣いといいます。
『仕事に生かす「孫子」』より

人間の心身の状態はその面上(顔)にあらわれるものです。
 笑顔は心に憂いなく体が健康であることの証拠なのですね。
どうぞ、あなたもスマイル、スマイルですよ。
by 宇野 千代  氏

本日の心理学・名言2353-7

ここでは人類学とは
「他の人たちの生き方や行動を、
批判せず興味を持って見つめる」ことと定義し直します。

この戦略は、人に対する思いやりと忍耐力を増すのが目的です。

ですが、それ以上に、人の行動に興味をもつのは、
批判するかわりに思いやりと理解を示すことでもあります。

誰かの反応の仕方や感じ方に純粋な好奇心をもつと、
それにイライラさせられずにすみます。
その意味で、人類学者になるということは
他人の行動に不満を感じなくなる手段です。

人は奇妙な行動をとったとき、いつものように
「あんなことするなんて信じられない」と反応するかわりに、「そうか、あれが彼女(または彼)のものの見方なんだ、
面白いなぁ」と心の中で言います。
この戦略を身につけるには、
まずあなたが純粋な気持ちになる必要があります。
「人に興味を持つ」ことと「傲慢になる」ことは紙一重です。
内心で相手と比べて自分の方が上だと考えると
傲慢になってしまいます。
人類学者のつもりになることで、
もっと柔軟な見方ができるようになります

*傲慢:ごうまん=高い自尊心、
他人より重要、魅力的になりたいという欲望など

本日の心理学・名言2353-6

自分の情熱を本気で注げる仕事であること。
そしてお客さんにとって大きな価値を提供できるかどうか。
この二つが揃っていれば
成功への道は大きく開かれていると思って間違いない。
byジェフリー・プレストン・ベゾス (Amazon.com 創設者)

道には、通ってはならない道もある。
眼前の敵を攻撃して、大局を不利にすることもある。
敵の城、土地にしても、争って意味の無いものがある。
君命も反対した方が良いこともある。
【教訓】
純粋な心で相手の手段を洞察すると、
根本が見えてくるものです。 
その結果、あえて戦わないのも戦争です。
商売には、勝者無き戦いもあるのです。
負ければ潰れ、勝っても倒産を避けられないことがあるのです。
by『仕事に生かす「孫子」』

群を抜く方法は、
当たり前の仕事を、当たり前ではない情熱で行うことである。
by レターマン

未来は、ずっと先にあるわけではありません。
未来は、今にあるのです。
将来、実現したい何かがあるなら、
今、その為に行動しなければなりません。
byワンガリ・マータイ  氏

本日の心理学・名言2353-5

謙虚になることと心の平和は切っても切れない仲です。
自分を誇示したい気持ちが少なくなればなるほど、
心の平和が増します。

自分を誇示するのは危険な罠(わな)です。
業績を自慢したり、優秀な人間だと人に思わせようとするのは
とてつもないエネルギーが要ります。
自慢に走ると、よくやったと自分を褒める気持ちや、
何かを誇りに思う気持ちが薄れてしまいます。

それだけではありません、
自分を誇示すればするほど人から疎まれ、
自慢せずにいられない不安な人なんだと陰口をたたかれ、
ひんしゅくをかってしまいます。

皮肉なことに、人から認められなくてもかまわないと思うと、
かえって人は認めてくれるようです。
みんなが魅かれるのは、もの静かで自分に自信を持ち、
よく見せようとか、正しいのはいつも自分だとか、
すべてを自分の手柄しようとしない人です。

自慢する必要のない人、
自分のエゴからではなく心から、相手と話し合える人は、
ほとんどの人から愛されます。

本日の心理学・名言2353-4

戦争においては、敵が攻めてこないことを頼みとせず、
備えを固めて隙を見せないことである。
【教訓】希望的観測はせず、準備に万全を期すことです。
by『仕事に生かす「孫子」』

希望の未来は待っているだけでは来ません。
未来はあくまで「今」の延長にあるものです。
すなわち、「今」希望の未来のために何もしていないと、
希望の未来はいつまでも実現しませんね
by作者不詳

「明日から」を7回言うと1週間になる。
「来週から」を4回言うと1ヵ月になる。
「来月から」を12回言うと1年になる。
そして「来年から」を何十回か言うと僕たちは灰になる。
一番大切なことをする日は、今日しかない。
by野口嘉則(のぐち・よしのり*「鏡の法則」著者)

「明日は」「明日は」と言いながら、
今日という「一日」をむだにすごしたら、
その人は「明日」もまた
空(むな)しくすごすにちがいありません。
by 亀井 勝一郎

本日の心理学・名言2353-3

他人の行動が理解できないとき、
欲求不満に陥る人がたくさんいます。
自分に理解できない行動を「無邪気さの表れ」
と取るよりも「イヤな感じ」と捉えてしまのです。

イライラさせられる行動・・・
コメント、行為、意地悪いやり方、自分勝手な態度
・・・をやり玉に上げて欲求不満に陥るのは簡単です。
人はみんな変なことをする
(しない人などいるだろうか?)のが真実で、
それに怒るのは私たち自身なのです。
だから変わらなくてはいけないのは私たちの方なのです。
暴力行為など常軌を逸した行動を、
受け入れたり黙認したりしろと言うわけではありません。
ただ人の行動に
いちいちイライラしないコツを学ぼうと言いたいのです。

誰かが腹立たしい行為に出たとき、その行動から距離を置いて「その行動の奥を見る」ようにすれば、
その行動の源となっている無邪気さが見えてきます。
意識の中でもちょっとスタンスを変えれば、
相手を思いやる気持ちがわいてきます。
今度(出来れば今から)誰かがイヤな行動を取った時には、
その裏にある無邪気さを探してみましょう。
思いやりをもてば探すのは難しくありません。
その無邪気さが見えれば、
同じ行動を取られても前ほどはイライラしなくなるでしょう。

人の行動に苛立つことが減れば、
もっと人生の楽しさに焦点を合わせやすくなります。

本日の心理学・名言2353-2

人は穏やかになればなるほど、
より大きな成功、
より大きな影響力、
より大きな権威を手にできる。
by ジェームズ・アレン

忠告されてうらむ人がある。苦言を呈せられて怒る人もある。これは自分の欠点を取り去ることの大切さを知らぬ人である。
自分の曇りをみがくことが
いかに大切であるかを知らない人である。
みがけば光る。清められる。自らの価値が高められる。
それがやがて人からも運命からも
大切にして貰える元となるのである。
『常岡一郎一日一言』より

トランジット(方針転換)すること、変わっていくこと、
変えようとすること、それはとても勇気のいること。
そりゃ同じ電車にずっと乗ったままぬくぬくしていたいと
誰もが思う。
でもそれでは何も収束していくだけ。
勇気を持ってエイッと乗り換えてみるのは大切なこと、
最初はアタフタするけど、眠っていたパワーが覚醒されて、
もっと遠くへ行ける力が出てきますからね。
by松任谷由実(まつとうや・ゆみ*ミュージシャン)

人はいくつになっても生き方を変えることができます。
by 日野原重明

本日の心理学・名言2353-1

親切は思いついたときに~

これを練習するのに方法はいりません。
心から出てくる行為だからです。

近所のごみを拾ったり、匿名で寄付したり、
お金に困っている人に無記名の封筒で幾らかを送ったり、
捨て猫を動物愛護協会に連れて行って命を救ったり、
教会や保護施設で困っている人に
無料の食事を配る手伝いをしたり。
ほかにもいろいろな親切が考えられます。

親切にするのは楽しいことだし、
高いお金がかかることでもありません。

これを練習する最大の理由は、
その行為が自分自身の人生に最大の充足をもたらすからです。
親切な行為をするたびに前向きの気持ちが生まれ、
奉仕、親切、愛情と言う大切なことを思い出させてくれます。

それぞれが自分にできる親切を実行すれば、
たちまち世界はもっと住みやすい場所になるでしょう。

本日の心理学・名言2352-8

自分の得意分野を持つこと。
すなわち何かを極めること。
これが、仕事運を鍛える第一歩です。
by オフェリア・麗

環境をかえてくれたら助かるのにと思うものは、
いくじなしである。
環境が悪いから自分が悪くなるのも仕方あるまい
という人は無責任な弱虫である。
環境の悪さ、苦しさを天の名代と考えて、
恩師として迎える心、鍛錬(たんれん)して貰(もら)う心、
それが賢明な人生を生み出す心境である。
鍛錬:金属を打ちきたえるように、
貰う:得る
『常岡一郎一日一言』より

成功とは、やると決めたことを、
やり遂げた時に味わう思いである。
by ロビン・シーガー

心の穏やかさは、智恵がもたらす美しい宝石です。
それは、長きにわたり忍耐強く自制心を培(つちか)ってこそ
得られるものです。
byジェームズ・アレン (イギリスの作家)

本日の心理学・名言2352-7

ほめるのもけなすのも同じこと~

人にけなされることをどう受け止めるか・・・
これは人生で避けて通れないレッスンの一つです。

ほめるのもけなすのも同じこと。
そう思えば「万人を喜ばせることはできない」
という古い格言が改めて納得できます。
選挙戦で候補者が55%の票を獲得して「圧勝」したとしても
投票者の45%は別の候補者に勝たせたかったわけです。
かなり謙虚な気持ちにさせられるのではないでしょうか?

この世の全員に認められるのは不可能だという
事実を受け入れる時期が早ければ早いほど生きやすくなります。否定されることもあるという事実を戦わずに受け入れれば、
人生の旅に役立つ視点を身につけることができます。
否定された時は落ち込まずに
「またか、そんなこともあるさ」と思えるようにするのです。
そうすれば人に認められた時は快い驚きを覚えて、
それに感謝するようになります。
いいこと/悪いこと、認められること/拒否されること・・・。私たちの人生はその繰り返しです。
自分が満足すればするほど、
人の評価に頼らなくなるのも事実です。

本日の心理学・名言2352-6

今日を楽しめ、自分自身の人生を忘れがたいものにするのだ。
by ナンシー・H・クラインバウム(作家)

熱意こそ、ことを成し遂げるいちばんの要諦や
by 松下幸之助

「才能」について、勘違いしてはいけない。
物事がうまくいかないのは、
あなたの「才」が足りないからではない。
あなたの「熱」が足りないのだ。
才能とは、「熱」のこと。
能力なんて「熱」のあとからついてくる。
by大越俊夫(おおこし・としお*AIE学院長)

大事なのは「私は何が得意なんだ」ということです。
「何が好きなんだ」だけでは、
企業内で存在する意味がありません。
もっとも、得意技は一朝一夕では身につかない。
修行と辛抱が必要なことは言うまでもありません。
by小椋 佳(おぐら・けい*作詞、作曲家)

本日の心理学・名言2352-5

人生はテスト。ただのテストにすぎない~

人生とはさまざまな挑戦を、
テストはまたテストとの連続と見なせば、
直面する問題の一つひとつが自分を成長させ、
ピンチに対して柔軟に身をかわすコツをつかむ
チャンスだと思えるようになります。
問題や責任や超えられそうにない
ハードルの山にぶち当たっても、
それをテストと思えば乗り越えられるチャンスは常にあります。

逆に、
一つひとつの問題を生き残る為には
是が非でも勝たなければならぬ戦いだと見なすと、
人生の旅はかなり険しいものになるでしょう。
すべてをきちんとやり遂げたときにしか
幸せを感じないからです。
そうなるとことはめったにありません。

人生はテストだという考え方を
目先の問題に応用してみましょう。

たとえば、
難しい年頃の子供か要求のきつい上司がいるとしましょう。
これを「問題視」するかわりにテストだと考えて見ます。
やっきになって解決しようとせず、
そこから何かを学べるかどうかを考えて見ましょう。
「何故これが私の人生に起きたのだろうか?
これは私の人生にとってどんな意味があるのか?
これを乗り超える為には何をどうすればいいのか?
これを何らかのテストと見なせないものだろうか?」
と自分に問いかけてみるのです。

この戦略を試してみれば自分の反応の変化に驚くはずです。

本日の心理学・名言2352-4

人間生活のすべては原因・結果の法則で成り立っている。
偶然というものは地上には存在しないし、宇宙にも存在しない
by トライトン

「頼まれごとにはおまけをつけて応じよう!」
人から何かを頼まれたら
プラスαをつけて応じましょう!
これこそが、
・デキルビジネスマンとそうでないビジネスマンの違い
・流行るレストランとそうでないレストランの違い
・伸びる企業とそうでない企業の違い
・好かれる人とそうでない人の違いにつながります!
byロバート・シュラー  氏

ポルトガルを旅行した時に、
ある青年から「今日よりよい明日はない」
という言葉を教わりました。
今日よりいい明日を求めるから、人は思い煩う。
明日がないと思って、今日を楽しんで生きることに集中すれば、最高の一日を送ることができるという意味です。
何でも欲しがって、際限のない欲望に苦しむより、
自分のスタイルを確立し、足ることを知り、現状に満足する。
by玉村豊男(たまむら・とよお*エッセイスト、画家)

本日の心理学・名言2352-3

落ち込んでいるときには客観性がどこかに消えてしまい、
切羽詰った感じになるものです。
いい気分のときは、
そんなことはすっかり忘れ、何もかもよく見えます。

つまり気分しだいで現在の状況・・・
結婚した相手、職場、持っている車、将来性、子供時代・・・
に対する見方がころりと変わるのです!

落ち込んだとき、
私たちは気分のせいにする代わりに
人生を間違えたと感じてしまいます。
それまでの人生がたった数時間の間にガラガラと
崩れてしまったような錯覚にとらわれます。
ですが、実際のところ、
人生は落ち込んだときに感じるほどひどくはありません。
人生とはそんなものさ、と暗い気分に浸っているより、
人生を現実的に見つめる機会、
自分の判断が正しいかどうか自問する機会と
受け止める方がいいのです。
「たしかにいま自分は落ち込んでいる
(怒っている、欲求不満、ストレスだらけ、憂うつ)、
気分はどん底だ、
こんな時はいつも否定的なことしか思いつかない」
と自分に言い聞かせることです。
暗い気分は「放っておけば自然に消滅する人間の宿命的な感情」と割り切ってやり過ごすに限ります。

暗い気分の時は人生を分析しない方がいいのです。
どんどん暗くなるだけですから。

いい気分の時はありがたく思い、
暗い気分の時は「これもいまに消える」
と自分に言い聞かせて待つことにしましょう。
それは必ず消えるから。

本日の心理学・名言2352-2

何十億の人に、
かけがえのない存在だと、言ってもらわなくてもいいのだ。
それはたった一人からでいい。
「あなたは、わたしにとって、なくてはならない存在なのだ」
と言われたら、
もうそれだけで喜んで生きていけるのではないだろうか。
by三浦綾子(みうら・あやこ*作家)

人生航路の苦楽も盛衰も、
神より与えられている修行の手段であることを、
自覚しなければならないのであります。
by 高橋信次

「倒れて後やむ」という言葉がありますが、
修行は一生涯に及びます。
ですから、辛抱もまた一生涯ということです。
*倒れて後やむ:
死ぬまで一生懸命努力して,途中でやめることをしない。
by桂 歌丸(かつら・うたまる*落語家)

花は一瞬にして咲くのではない。
大地から芽から出て葉をつくり、
葉を繁らせ、成長して、つぼみをつくり花を咲かせ、
実をつくっていく。
花は一瞬にして咲くのではない。
花は一筋に咲くのだ。
by坂村真民(さかむら・しんみん*仏教詩人)

本日の心理学・名言2352-1

@戦うなら賢く~
「戦うなら賢く」・・・
これは親が子供によく引用する諺ですが、
充実した人生を送るためにも役立ちます。

人生は、小さなことを騒ぎたてるか、
それを水に流して忘れるか、という選択だらけです。
戦う対象を賢く選べば
本当に大切な戦いに勝てるようになります。

確かに相手と口論したり、対決したり、
自分の信念のために戦うべき時もあります。
しかし多くの人は取るに足らないことを巡って戦い、
人生を「つまらない戦い」の連続にしてしまいます。

そうなると人生は欲求不満のかたまりになり、
本当に大切なことを見失ってしまいます。
人生は思い通りに行かないもの、
他人はあなたの都合のどおりに動いてはくれないもの、
これが真実です。
あなたに反論する人、あなたと違うやり方をする人、
いくらやってもうまくいかないことは人生にはつきものです。
この基本線に刃向かおうとすると、
人生の大半を戦って過ごすことになります。

もっと平和に人生を送るには、
戦いがいのある対象をきちんと見極めるしかありません。

すべてを完璧に成し遂げるのではなく
ストレスの少ない生き方をするのが目標だとしたら、
ほとんどの戦いは
穏やかな気分を吹き飛ばすものでしかないと気づくでしょう。