本日の心理学・名言1609-6

アサーション・トレーニング
相手とまっすぐ向き合ってみよう:対決も悪くない
自分の傷ついた気持ちや意見を相手にはっきりと伝えられないとき、
私たちは対決を避けるためのもっともらしい言い訳を考えて、
否定的な感情を胸の中にため込みがちです。
ふたをされた感情は、必ずはけ口を見つけて出てきます。
それは体の不調となって現れたり(胃痛や頭痛、疲労など)、
家族や部下など身近で安全な人たちへ
不当にぶつけてしまう形をとってしまいます。
怒りの感情や、その裏にある悲しみや失望感などを
相手に率直に伝えていくことこそが問題の解決につながるのです。
10年後、20年後に、この人とはどんな関係でいたいと思っているのでしょうか。
長い目で見て、よりよい人間関係を築きたいからこそ、
今、ここで相手に向き合っていることを忘れないでください。
大事な人間関係だからこそ、腹も立つし、悲しくもなるのです。
それを相手に理解してもらい、
一緒に問題解決をはかるためのチャンスなのですから、
絶望ではなく希望をもって向き合いましょう。

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