本日の心理学・名言1606-5

@人を操る心理学効果
エスカレータ効果(Escalator effect)
エスカレータ効果とは、
脳内に記憶されている情報とは異なる出来事が発生した場合に、
違和感を覚える現象」を表す心理学用語です。
例えば、停電などで止まっているエスカレータを、
階段を降りるかのように徒歩で降りた場合、なんとなく違和感が。
そして、足が重たくなったような感覚を覚えませんか?
これは、何十年という習慣の中で、
人の脳内には「エスカレータ=自動で私たちを運んでくれる物」と
記憶されているためなんです。
エスカレータ効果を逆手にとり、
あえて常識破りの行動で、
人々に商品を印象付けようとする広告手法も存在します。
また、”エスカレータ効果” という言葉は、
「数十年経っても人の習慣は中々変わらない」ことを
皮肉っている一面もあります。

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