本日の心理学・名言1606-6

@人を操る心理学効果
傍観者効果(Bystander effect)
傍観者効果とは、
ある事件に対して自分以外に傍観者(目撃者)がいる場合、
率先して行動を起こさなくなってしまう現象」を表す
心理学用語です。
そして、傍観者の数が多ければ多いほど、
傍観者効果の効力は大きくなります。
例えば、自分一人だけが歩いていて交通事故を目撃した場合、
大抵の人は救急車を呼ぶなど、
自発的に英雄的な行動(=救助活動)を取ることが多いといいます。
しかし、街中で大勢の人々と一緒に交通事故を目撃した場合には、
大抵の場合知らんぷりを決め込みがち。
極めつけは “事故現場を写真に撮ってツイート” といった
愚かな行動をとってしまう人まで出てきます。
こういった心理は、傍観者効果により
「誰かが通報するだろうから 自分は関係ない」という
思いが働いてしまうためだと考えられています。

フロントページへ戻る