本日の心理学・名言1606-4

@人を操る心理学効果
気分一致効果
気分一致効果とは、
「気分が良い時は思考が
ポジティブに(物事をプラスに捉えやすく)なり、
気分が悪い時は思考が
ネガティブに(物事をマイナスに捉えやすく)なる」という、
人の感情と思考に関する心理学です。
例えば、よくプラス思考・マイナス思考を説明する例題として
「グラスに半分入っている水」が挙げられます。
同じ量の水であっても、
プラス思考の人は「まだ水は半分も残っている」と考え、
マイナス思考の人は「もう水は半分しか残っていない」と考えると
いうものです。
気分一致効果によれば、
この思考の違いが、なんと感情によっても左右されるというわけです。つまり、普段はプラス思考の人であっても、
財布を落とす等のショックな出来事の後にグラスを見た場合は、
「ちぇ、もう水が半分しかないや」と思ってしまいがちだと
いうことですね。
そして、この “気分一致効果” は、
人間関係や商談を上手く進めていくために極めて重要となってきます。初対面の人に挨拶をしたり、
大きな商談を持ちかける際は、
相手が気分の良さそうな時に
(もしくは、接待などで相手の気分を良くしてから)話を進めると、
こちらの話す内容を好意的に受け取ってもらえ、
成功しやすくなるんです。

フロントページへ戻る