本日の心理学・名言1604-5

@【依存症の解消のスキル】
満足の純度
これはね、ちょっと毛色が違うんですよね。
自分自身の問題というよりも、相手の問題が大きく絡んでくる。
典型的には、こういうやつです。
彼は、一緒にいるときはとても優しくて、
私が「ハグ」を求めているのをよく知っていて、よく、してくれる。
自分自身も、過去のスキンシップ不足があるのを、
自覚しているから、彼のハグをもらいながら、
子供時代を思い出したりして、
過去の承認不足を癒すよう努力している。
長いこと、自分は「ハグ」を求めちゃいけないと思い込んでいたけど、
彼のおかげで、人肌の温かさを知った。
こんなに満たされるものなんだ、って分かった。
でも、彼は忙しい人で、
一緒にいるときは、とても優しくしてくれるんだけど、
なんか、私がいなくても、彼の世界は回っている、
そう感じることがある。
彼は全然、私に依存していない。
私がいなくなっても、きっとまた、別の人を見つけるだろうし、
彼は全然、私に依存していない。
それが、ときどき、もやもやする。
なんか、腹立つ。
でも、
でも、
でも・・・
うまく表現出来ない・・・みたいな感じでしょうか。
たとえばね。これね、少し解説すると、
彼は、彼女と深くつながることを、避けているんですね。
これは、彼の心の中にある、
人と深くつながることへの怖れが原因です。
彼、怖いんです、要するに。
でも、その怖い気持ちを、自分でちゃんと背負っていない。
人は、自分の気持ちを、自分でちゃんと背負わないといけない。
自分の感情に責任を持つ、ということです。
それをしないと、周りの人に、悪影響が波及してしまうの。
彼の場合は、自分の中にある怖さと向き合ってないから、
それが彼女に波及してしまったわけ。
彼のハグはいいものだけど、彼は優しくしてくれるけど、
そう、彼の優しさ、愛情には、
どうしても、彼が自分で責任放棄した、
彼自身の負の感情が、混ざってくるんです。
濁りがある。
純粋じゃない。
プラスのエネルギーに、
マイナスのエネルギーが、
くっついてしまっている。
そういうこと。
by女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学

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