本日の心理学・名言1585-7

@DTR法

「Disrupt(乱します)」→「Then(そして)」→
「Reframe(枠組みの再構築)」の頭文字。
つまり最初に相手を混乱させるようなわかりづらい説明をして、
それから理解しやすい表現に言い換えて説得する技術。 

トラブルは大きくなる前に上司にあげるのがホウレンソウの鉄則で、
「ヒヤリハットだと思って部下の報告を聞いていたら、
実は損失ありの重大事だった!」みたいなことは、
必要以上に上司の怒りを買うだけです。

DTRな説明で、普段冷静な部下が動転して見えれば
「それだけの重大事か」と上司も身構えるし、
注意を引くことが可能なので、
相手のハードルを上げずにミスが報告できます。

部下:C社はうちの古くからの顧客ですよね。
なんてことをしてしまったんでしょう。
もう取り返しがつかないかも。
慌ててFAXしたのが間違いだったのかもしれません。ああ…。

上司:落ち着け、一体どうしたんだ。

部下:C社に送る請求書、C社の社名間違えてました。

上司:なんだそんなことか。
byビジネス心理学~対上司編~とっさの時のトピックス

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