本日の心理学・名言1568

@私たち研究チームは、この大学のキャンパスである実験をしました。
学生に5ドル、または20ドルの現金を渡し
今日中に使ってほしいと頼んだのです。
グループAには「自分のために使うこと」
グループBには「人のために使うこと」と条件をつけました。
さあ、現金を与えられた学生たちは、どんな行動を取ったでしょうか?
自分のために使う「個人消費」を指示された学生は
化粧品やアクセサリー、食べ物などをたくさん買い込みました。
これに対して、人のために使うことを指示された学生は
友人のために食べ物などを買いました。
お金を寄付したり、幼い兄弟にオモチャを買ってあげた人もいました。
さてこの日、幸福を感じたのはどちらのグループだったでしょうか?
再び集まってもらったところ、自分のために使った学生よりも
人のためにお金を使った学生のほうが、幸福度がはるかに
高くなっていることが分かったのです。
*「幸せ」について知っておきたい5つのこと  86ページ
NHK「幸福学」白熱教室著  中経出版刊
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自分の欲求を満たすことよりも、誰かの欲求を満たすこと
その方が、はるかに幸福度が高いというのも分かる気がします。
自分の欲しいものを全て手に入れることのできる
財力を持っていたとしても、
周りに一緒に喜んでくれる
一緒に楽しんでくれる人がいなければ、つまらないですよね。
私たち人間って、一人では生きられないんです。
だからこそ、他人のしあわせをまず考えられるような人間性を
しっかりと身につけていきたいですね!
by本日のレシピ

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