本日の心理学・名言1567-3

@【先生ありがとう戦略】
40代前半で長期入院していた時のこと。
大勢の患者さんで埋まった早朝の待合室に居てこう思った。
「先生って値切られないし、尊敬されて、
しかもありがとうと感謝される存在だよなあ・・」
その瞬間、頭の中で何かがひらめいた。
「よし、先生になろう。」
でも、先生に必要なものって分かる?
それは次の3つ。
(1)悩んでいる人
(2)(1)を解決できる能力や知識
(3)(2)を明示できるもの
(1)の何かに悩んでいる人が存在しなければ先生は成立しない。
悩んでいる人が存在してもそ
れを解決できる能力や知識がないと先生は成立しない。
(1)や(2)が有っても、(1)に向けて(2)を説明、証明、説得できる
ものが無いとやはり先生としては成立しない。
世の中には(2)を持っている人は結構存在する。
でも、(1)を見つけることができない人が多い。
だから片っ端から頭を下げて営業をする。
ただし、頭を下げて営業をすると「先生」にはなれない。
また、(2)を持っているけれど、それを発信できる能力と知識と
媒体を持っていない人も多い。そういう人はたいていこう言う。
「質は高いんだけどなあ・・」
「資格はあるんだけどなあ・・」
「経験はあるんだけどなあ・・」
質や資格や経験はメッセージにして
上手に(1)に対して伝える必要がある。
真面目な人ほど(2)に注力しがちで、
(2)に注力していれば仕事になると思っている人が多いけれど、
実は(1)を探して、(3)を明示できないと仕事そのものが無かったり、
仕事があっても薄利になる。
抽象的な説明だけれどイメージは分かるかな?
ともあれ、特に小企業や個人企業は値切られないで、
尊敬され、ありがとうと感謝される存在に向かう
ポジショニングをした方がいい・・・っと個人的には思っている。
byビジネス心理学

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