本日の心理学・名言1565-3

人間の感情というのは不思議なもので、
感情をずっと抑圧をしたり、コントロールをし続けると、
そのうち本当に感情を感じなくなっていきます。
それでもなお、さらに感情を抑圧し、コントロールをし続けると、
ほとんど何も感じなくなってしまいます。
何を隠そう、私自身も昔はそんな状態で、
「無表情」とか、「鉄仮面」と言われたほどでした。
それくらい、過去が辛く、
ゆえに自分の感情を感じたくなかったんですよね。
さて、「自分の好きなことが何か分からない」とか、
そのレベルまで行ってしまうと、
「一瞬で自分を変える」ことは不可能になってきます。
少しずつ、自分自身を出し、自分を大事にして、
好きなものと嫌いなものを感じ……というプロセスを
ずっと繰り返していくと、段々と、感情のサビが取れてきて、
自分の感情を感じられるようになるはずです。
もともと日本人は、周りの目を気にする民族ですが、
今はフェイスブックなどのSNSのせいで、
歴史上、もっとも他人を意識して生きる時代になりました。
そうなると、他人に対して「恥」を感じて、
感情を抑圧し、コントロールしている人にとっては、
いつまで経っても感情を感じるのは難しいでしょうね。
正直、そんな状態では自分最適ビジネスも見つからないと思いますし、
もし見つかったとしても、うまくいかないでしょう。
なぜかというと、自分の感情を感じるのが下手な人は、
他人の感情を感じるのが下手な場合が多いからです。
ビジネスでは、お客様の感情が分からなければ、
商品開発もマーケティングもできません。
結果が出るまでは、本当に課題が多いですが、
1つ1つ、クリアしていってくださいね。
byお金の心理学

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