本日の心理学・名言1533-3

@重大な決断は後回しに
心の病気にかかった人は、
病気の最中に退職や退学、離婚、婚約の破棄といった
重大な決断をしてしまう傾向があります。
それは病気の心が決めた誤った決断であり、
後から本人が後悔して病気が悪化してしまうことも多いのです。
周囲の人は、
そうした決断を後回しにするように上手く説得して頂きたいのです。
うつ病などに関して、周囲の人がもっとも注意して欲しいのは、
かんじゃの自殺を予防することです。
特に病気が快復傾向にあることが危険なのです
これは、症状が重い時には、希死念慮はあっても、
自殺する行動エネルギーが伴わず、
快復期には希死念慮が残ったまま行動エネルギーが回復するので、
実際に自殺を図ってしまうことになるのです。
*希死念慮:きしねんりょ~死にたいと請い願うこと
by心の病と精神医学~心の病にかかったら~
心の病を治すための心構え

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