本日の心理学・名言1530-8

@【SNSの写真は何がいい
フェイスブックやブログでを使っている人も多いと思いますが、
あなたはどんな写真を投稿していますか?
アムステルダム大学のバン・デン・プッテ博士が
次のような実験をしました。
チョコレートの広告を数パターン作成し、
一番好意的な反応が出る広告を調べました。
「このチョコレートはみんなが食べている」
というコピーを訴求した広告は8%の人が好意的に反応した。
「このチョコレートはおいしい」
というコピーを訴求した広告は19%の人が好意的に反応した。
さて、42%もの人が好意的に反応した広告があるのであるが、
あなたはそれはいったいどんな広告だと思いますか?
それは・・・
ただチョコレートをおいしそうに食べている広告
つまり、好意を獲得するには【行為を見せる】ことが大事なのだ。
ときおり商売人の方が料理の写真や商品写真そのもの、
家族と写っている写真、旅先の写真を投稿しているけれど、
もしあなたがSNSをビジネスで利用したいと思っているなら
それらをメインに投稿するのは止めた方がいい。
当たり前のことだけれどあなたがコンサルタントなら
「経営指導をしている行為」をメインに投稿すべきである。
あなたが職人なら「作っている行為」をメインに投稿すべきである。
あなたが講演家なら「講演を行っている行為」をメインに
投稿すべきである。
もちろん、SNSをプライベートの楽しみで使う場合は
何も気にする必要はない。好きな記事と写真を投稿すればよい。
しかし、「SNSを使っても仕事に結びつかない・・」と嘆いている人の
SNSを見てみると
「その投稿写真ではあなたは何をしている人か分からないよ・・・」
と思うものが多い。
友だちは、「友だち」である。
だから、SNSを使って「友だち」とコミュニケーションを取りたいなら、
好きに使えばいい。
でもね、「見込み客」は友だちじゃないんだよ。
友だちにどんなに“いいね”をたくさんクリックしてもらっても、
仕事になる確率は低い。
あなたがチョコレートを売りたいと思っているのに、
旅行の写真は投稿しないし、料理の写真は投稿しないでしょ。
「見込み客」にあなたが何者で、どんな実績があるかを一目で
分かってもらい、さらに好意や信頼を獲得せねばSNSを使っても
仕事に結びつかないのである・・。
byビジネス心理学

トップページへ戻る