本日の心理学・名言1458-8

リフレーミング

さてあなたはボトルに半分飲み物が残っているときに、
「もう半分しかない」と思いますか?
「まだ半分もある」と思いますか?
人によって見方は異なると思います。
これを心理学で生かしたものがリフレーミングというものです。
同じ物事でも、人によって見方・感じ方が異なります。
それは、ボトルのような例だけではなく、
性格などについてもあてはまります。
たとえば、何をするにも時間がかかって、
特に決断するというのが苦手で優柔不断だと言われて
悩んでいる人がいるとします。
確かに、それも一つの見方だと思います。
では、見方を変えてみましょう。
何をするにも時間がかかってしまうと言うのは
あせらずじっくりと物事を進める性格だとも言えませんか?
すぐに決断しないというのは、慎重な性格だとも言えませんか?
多少強引かもしれませんが、
短所だと思っていることも見方を変えれば
長所にすることができるのです。
このようにある「枠組み(フレーム)」で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることをリフレーミングと言います。
自分や身近な人を悪い方向からばかり見つめてはいませんか?
柔軟な発想でリフレーミングをすることで、
自分や他人とのコミュニケーションのしかたも
変わってくるかもしれませんよ。

トップページへ戻る