本日の心理学・名言1456-12

部分刺激の拡大効果
人は、あるひとつのことを繰り返しほめられると、
しだいに自分のすべてがほめられていると思うようになり、
自信が出てきてほかの部分もよくなっていきます。
これは「部分刺激の拡大効果」とでもいうものであり、
自我の一部へのほめ言葉を、
自我全体に拡大していく心理メカニズムです。
たとえば、国語や算数といった科目は苦手であるが、
絵には自身をもっている子どもに、その絵のことをほめ続け、
ことあるごとにその才能を発揮できる場をつくったら、
ほかの科目もできるようになっていったということや、
自分の容姿に自身のない女性に、
「君の瞳はすばらしい」といい続けたら、
しだいに表情もいきいきしてきて魅力的な女性になった、
ということがあります。
やっぱり「ほめる」ということはいいことなんですね。
お互いをほめあい、お互いが豊かになれるといいですよね。
ただし、人からほめられても謙虚に受け止め、
あまり調子に乗らないようにしましょう。

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