本日の心理学・名言1397-4

「不安」はコントロールできない、
不安な時はパニックに陥るものだという考えは現実的ではありません。不安は、そもそも非現実的な心配から起こります。
最悪の事態を想像した先取り不安が主です。
「どうしよう」の内容は、
致命的でも回復不能でもないことが多いのです。
パニックになっても、人は何かは出来ますし、
何も出来なくなっても、気持ちを落ち着けて、
再度取り掛かればよいのです。
「どうしようもない」と思い込む前に、
「どうにかなるものだ」と思っていると、方策は見つかります。
危険や恐怖に対しては、筋道を立てて考え、問題を予測し、
出来る限りの解決策を考えておくしかありません。
それでも、まだ対応できないことが起こった場合、
それは前もって心配しても対策がないほど
重大なことであると思って諦めるしかないでしょう。
どうしようもないと思うのではなく、どうにか出来ると思うことが、
危機を乗り切る力と能力を生み出すのです。

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