本日の心理学・名言1397-3

@人を傷つけることは何が何でも絶対許されない!
という思い込みをもつ人は、
人と接する時、傷つけないように気を使い、控えめにものを言い、
いつも相手の様子をうかがって行動します。
一見配慮に満ちているようですが、
その裏には配慮のない人に対する攻撃心が潜んでいるという
矛盾を抱えています。
つまり、配慮しながら、配慮のない人を責めたくなるという心理です。
このような自己矛盾に陥らない為には、
人を傷つけないにこしたことはないけれども、
傷つけることもあり得ると覚悟することです。
私たちは、相手がどんなところで傷つくか
分からないことが多いのです。
いくら気をつけていても、相手を傷つけてしまうこともあるのです。
そんな場合は、傷つけたことを認め、
それをどう修復するかに心を砕けばよいのです。
傷つけまいと必死になるよりも、
傷つけてしまうこともあり得ることを心にかけ、
その後の後始末の方法を身につけることが大切です。
また、自分が傷ついたときには、
それを穏やかに相手に伝え、
再びそんなことが起こらないように努力してもらうようにお願いします。そこで相手を責めたり、非難したりしないわけです。

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