本日の心理学・名言1307-2

@目の前に指を一本近づけると、
その一本の指に遠方の家も楽々に隠されてしまう。
だから、指一本よりも家のほうが小さいかというと、事実は、家のほうが指の何万倍か大きいのであります。
ただ指が目に近いために、錯覚が起こるのであって、そうした錯覚が私たち日常生活には、ままあることなのです。
それは自分を中心にしてものを考えることから生じてくる錯覚です。
「考える」とは。「神返る(かみかえる)の転語と言われていますが、一切の人間思案をのけて、神の考え、神の思召にに返り、神意に添っていけ、というのであります。
人を相手にせず、天を相手にして行動する時、いかに人が嘲笑し、そしっても、最後の正、最後の善を会得することが出来るのであります。
いかに知能があり、知識があっても、それを自己を中心に使用する時には、それは自分にプラスになることは少なく、かえってその人を滅ぼす元になります。by話の台第三集

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