本日の心理学・名言1285-2

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ、と西洋の哲人が言っております。
私たちの住むこの世の中は、自分だけで生きているわけではありません。又、過去に自分が経験した状況と同じ状況は絶対に現れてきません。だから自分の経験のみで物事を判断すると間違えやすのです。
歴史とは、人間全体が積んできた長い長い経験の足あとであります。その意味から言うと、自分の経験は小さくとも、自分にまつわる歴史であります。
しかし、一般に歴史というときには、人類全体の意味であります。人類全体が長い間積んできた歴史には、大勢の人が考え、行動してきた事が満載されています。
それは、たくさんの色々な状況を体験しながら、通ってきた道であります。ですから、歴史には沢山の応用できる例があるわけなのであります。それで、愚かな人は自分の経験だけに頼ろうとするが、賢い人は、過去の世界の流れと人々がどうしてきたかということを学んで将来を判断するものだ、と言っているいるのであります。
さて、私たちは全て、今も将来も結構に暮らしたいと思い、、どうしたらどうしたら自分の将来が結構になるのか、その方策を考え将来を予測しようと思うのであります。
人の将来には、健康・お金・人間関係、これらがうまくいくことが最大の宝でありましょう。
それを考る時、ちょうど先ほどの経験と歴史の関係のようなことが起こってしまいります。
自分の将来だから他人のことは考えず、自分の周りのみ掘り下げていくという人は愚かな人です。これでは、絶対に自分の将来は分かりません。やはり、私たちは沢山の他人のことの中に、自分の確かな将来を見つけることが出来るのであります。これを真実の定規というのであります。by心の道
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