本日の心理学・名言1284-3

@伏せこみとは、
例えば立派な実りを得ようとして種を蒔きます。土の中深く蒔かれた種は養分を吸収して、やがて芽をふき、枝となり、希望の実りを得ます。
私たちは目に見えるものは分かり納得しますが、見えないものには不安であります。
土の中の種は大丈夫だろうかと、心配をして土を掘り起こしてためを見れば、もう終わりです。
これは長い経験から、大地を確信しているので種を掘り超すこともなく安心しているのです。
しかし、神様のお働きをいただくために良き種を蒔いても、土のような方程式が無いために、必ず芽を吹く保証もないので不安になってしまうのです。
こうした時に、自分で計算せず、神様に一切をお任せして良き種をまいておこうとする信仰態度を、伏せこみといいます。
ですから、伏せこみは、すぐに実りを求めない姿なのです。
まだ外に出て立派に成長した姿には程遠いので、今すぐのご利益を計算しないで、目に見えないところで次クリと続けていけば、将来は大きなお徳(注)を頂戴できるのですよ、ということです。
又一つ、自分の能力とか、今までに自分が通って来たことがわからない人も、伏せこみの意味を理解できません。
今までの人生を、人に迷惑をかけた自分勝手ばかりしてきた人はマイナスの運命を多く持っているわけですから、少々の良き種を蒔いてもマイナスのぶんを補っているわけです。
ところが、こういう人こそ、一生懸命につとめたのに効果が無いと、求めることばかりに走るものなのです。
本当に伏せこみの実践をしますと、私たちは荒んだ心もあらまり、豊かな心になるでしょう。by心の道
(注)徳:幸福の入る器を徳と呼び、その人の持つ徳が生涯の幸・不幸を決することになります。
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