本日の心理学・名言1283-3

@人間の幸福感は、衣食住が満ち足りることだと言われますが、そんな簡単なものではありません。
心というものは、これくらいで満足しても良さそうと思うにも関わらず、人に負けると面白くなかったり、きりなく欲望が増えるしろものであります。
又、衣食住にしても、いつも満ち足りているものではないようです。
だからそれのみに頼っていたら、幸福感は必ず満たされないなるのです。
それから、今ひとつの幸福感は、心自身が感じる楽しみ、喜びであります。それは娯楽を楽しみ求めることもあれば、人間だけが持つ質の高い感動を求めることもあったりして、なかなか奥深い働きをするものであります。
人間は何のために生かされているのだろうか、どう生きていくのが本当なのだろうかとか、心の底にそうした思いを抱えているのが人間の本質だと思います。
この世で生きる人々は、どんな社会・環境・仕事の中身であっても、全てにおいて、質の高い考え方・質の低い考え方の二つに分かれた心を持って生活をしていると思います。
質の高い考え方を持ち合わせている人は、自分の望みを求めるにしても、他人を押しのけたり、他人を顧みないようなことはしません。又、本質的に出来ないのです。
本当に徳のある人というのは、この質の高い考え方が出来る人のことを言うのであります。
by心の道
トップページへ戻る