本日の心理学・名言1283-2

@神様は人間の心遣いを、ほこりに例えられました。
ほこりのうちは掃いたり拭いたりすれば(心遣いをすぐに改めれば)その汚れはすぐに落ちるからであります。
それをしないで、相変わらずの心遣いをしていくと積もり積もってシミになってしまいます。このようなものを「いんねん」と仰せられております。
概ね人間は、自分のした善いことは覚えているものですが、悪いことは忘れてしまっています。
また、していても全然気のつかない人もいます。
何の信仰でも、自分が神様に尽くしたことだけはよく覚えているものであり、又それを過大評価しているものなのです。まり、人は皆、自分の行動には実に甘いのであります。
ただ神様からは、今は大目に見て頂いているのです。
いんねんは、人の影のようなもので、電灯(神様の教え)の真下では出来ませんが、離れると段々大きくなるものであります。
こう見てきますと、神まさへの信心は絶体に慣れてはいけません。慣性に流されると必ず感謝の念を失ってしまいます。
感謝のなくなった人には、良い考え善い行いは出来ません。そして、やがては大きな影が現れて当事者が苦難するようになるのだと思います。by心の道
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