本日の心理学・名言1077-4

@悟っていない人ほど、悟ったと宣言したがるものです。
本当に悟った人は、悟ったなどとは決して言いません。自分はまだまだと言います。
謙虚さで言っているのではなく、本気でまだまだ悟っていないと言います。
なぜでしょうか。
それは、一つ悟ったら二つ悟るべきことが見つかるからです。二つ悟ったら、四つ悟るべきことが見つかるからです。だから、人生を極めるのはまだまだ先だと思えるのです。
こういう人はいつも謙虚です。いろんな人からいろんなことを教えてもらいたがります。
だから、ますますいろんなことを学ぶことができます。
また、自分のことをよく分かっていない人ほど、ちょっと悟っただけで自己陶酔的に満足し、人生のすべてが分かったような気分になってしまいます。
そのため、もうこれ以上悟る必要も、勉強する必要もなくなったように感じて、考えることすら停止してしまうのです。人は思考を停止した時から、思い上がるものです。
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