本日の心理学・名言1069

@生きていると、いろんな問題に遭遇します。自分一人の力で解決しようとする姿勢は立派ですが、しかし、自分一人の努力で解決できる問題は全体の一割もありません。
努力しても必ず実るわけではないと言いますが、決してそんなことはありません。
人を信じないで努力するから実らないのです。人を信じて、己を信じて、そして未来を信じて努力すれば、必ず実ります。そういう意味では、この世はきわめて平等に出来ています。
では、どうして問題を解決するのに人の支援を必要とするのでしょうか。
それは、何か足りないものがあるために問題が発生することが多いからです。
その足りないものとは、父性愛、母性愛、受容、共感、励まし、理解などです。
ところが、それらの足りないものは、親兄弟や親戚から調達できないことが多いのです。
換言すると、人生の問題を解決するには、親兄弟や親戚以外からの支援を必要とすることが多い、ということです。
悩みや秘密を打ち明けるのがイヤ、などと拒んでいたら、永久に問題は解決しなくなります。
そして、人間不信の人ほど、人に頼っていけないことを頼り、頼らなければならないことを頼らないのです。だから努力してもうまくいかないのです。
人を信じて頼ってみる努力をすると、何が頼るべきことで、何が頼るべきことでないのかが見えてきます。トップページへ戻る