本日の心理学・名言1068

@「何となくしたくない」「何となくあの人に会いたくない」「何となくこれはしてはいけないと感じる」「何となくそれは自分らしくないなぁと思う」ということは、しないほうが無難です。
たとえ、明確な理由が思い浮かばなくとも、何となくしたくない時は、しない方がいいものです。勇気を持って拒否することです。
なぜなら、その「何となく」という直感は当たっていることが多いからです。理由をうまく言語化できないからといって、したくない理由がない、ということにはならないからです。
私たちの直感的判断は、理性的思考や論理的思考よりも頼りになることが多いのです。
直感をあなどってはいけません。自分の直感を大いに頼ってみることです。
ただし。一つだけ条件があります。
それは、事実と感想とに分けて物事を考えられる人に限ります。事実と感想をごちゃ混ぜにして思考して直感を働かせると、間違った判断や決断をしてしまう恐れがあるからです。
直感が当たるときと当らないときがあるのは、まだ、きちんと事実と感想を分けることが出来ていないからです。正確な情報で直感を働かせた時の「何となく」は当りますが、感想や偏見を入力して得た「何となく」は不正解となるのです。直感は、正確な情報さえ入力すれば百発百中当るようになります。
人の直感は大型コンピューターよりも高性能のようです。トップページへ戻る