本日の名言1034

@相手に対して心を開いていないと、相手が自分に心を開いているのかどうかの区別がつきません。いえ、区別がつかないというよりも、相手は心を開いていないように見えます。相手が心を開いていても、閉ざされているように感じてしまうのです。悲しくなります。
みんなが自分に心を開いてくれたらなぁ・・・といいたくなる気持ちは分かりますが、こういう前提条件を突きつけていると、永久に人と心を割って話をすることは出来ません。「相手が○○してくれたら、△△してもいい」という発想は、これ以上傷つきたくないという防衛の姿勢の表れです。過去においてたくさん傷ついた人は、しばしばこういう発想をするものです。しかし、これは、相手に対する否定のサイン又は拒絶のサインです。人は、こういうサインには敏感なものです。
相手は、あなたが心を開いているかどうかはいちいち気にはしませんが、無意識のうちに心を閉ざしてしまうのです。こうしてあなたは、せっかく開いていた相手の心を閉ざしてしまうのです。これでは永久に人といい付き合いをすることは出来ません。でもここにもまたジレンマがあります。心を開いたら愛が入ってきて、ますます心を開くことが出来ますが、心を閉ざしていると、ますます愛が入らないので、ますます心を開くことが出来なくなります。悪いことは何でも悪循環になるのです。トップページへ戻る