バランスの法則・即の法則

「大自然の持つ五大原則」1/52/5
A:バランスの法則
何かを動かそうとする場合、その動いて無くなったところに何かが埋まって、
その分だけ動くことが出来るように自然は即座に行っているのです。
これをバランスの法則といいます。
自然の中に出現している現象のバランスと言うものは、
一つの限定された器のようなもので、
その中でお互いが譲り合って常にバランスを保ちながら
揺れ動いてともいえるのです。
言い換えるならば、
バランスの法則がなければ、
私たちは何一つ動かすことが出来ないということなのです。
注意しなければならないことは、
「大自然の持つ五大原則」の中のバランスの法則には、
時間的な概念は入らないということです。
バランスの法則という一つの自然の持つ事象現象と言うことになります。
単なる天秤のバランスとは違うのです。

B:即の法則
バランスの法則(前述) を究明していくと、
穴をほった土を盛り上げる時に瞬時にしてバランスの法則が作用して、
穴の大きさと土の量との均衡を計る様に
自然はすみやかにやってのけていることがわかったのです。
この目にも見えない自然の早業という事象現象に対して、
別の法則性が存在しているのではないかと気づくことでしょう。
これが「即」(そく)の法則なのです。
この法則性は自然界のあらゆる場所で私たちは遭遇しているのです。
例えば生即死というところにも見られます。
生がある以上、その裏側には必ず死という存在があるからです。
人間は生まれてからやがて死ぬものではなく
、生の裏側には常に死がつきまとっているのです。
一度、生を失った時、直ちに死が出現するのです。
そこには相対的概念は存在しないことを理解しておく必要があります。
*相対的概念とは、例えば「東はこちらだから、西はあちらになる」と言う考え方です