月別アーカイブ: 2015年5月

本日の心理学・名言1377

@生きていると、いろんな問題に遭遇します。
自分一人の力で解決しようとする姿勢は立派ですが、
しかし、自分一人の努力で解決できる問題は
全体の一割もありません。
努力しても必ず実るわけではないと言いますが、
決してそんなことはありません。
人を信じないで努力するから実らないのです。
人を信じて、己を信じて、そして未来を信じて努力すれば、
必ず実ります。
そういう意味では、この世はきわめて平等に出来ています。
では、どうして問題を解決するのに人の支援を
必要とするのでしょうか。
それは、何か足りないものがあるために問題が
発生することが多いからです。
その足りないものとは、
父性愛、母性愛、受容、共感、励まし、理解などです。
ところが、それらの足りないものは、
親兄弟や親戚から調達できないことが多いのです。
換言すると、人生の問題を解決するには、
親兄弟や親戚以外からの支援を必要とすることが多い、
ということです。
悩みや秘密を打ち明けるのがイヤ、などと拒んでいたら、
永久に問題は解決しなくなります。
そして、人間不信の人ほど、人に頼っていけないことを頼り、
頼らなければならないことを頼らないのです。
だから努力してもうまくいかないのです。
人を信じて頼ってみる努力をすると、
何が頼るべきことで、何が頼るべきことでないのかが見えてきます。

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本日の心理学・名言1376-5

人は、自分の個性や能力を発揮している姿が
一番美しく、尊いものです。
その姿を応援するのが命の礼賛(らいさん)です。
悦びに共感することが励ましであり、応援です。
「がんばれ!」などと言うことが応援ではありません。
最高の応援は、悦びに共感し、我が事のように一緒に悦ぶことです。「悦びを分かち合う悦び」を知っている人は誰でも出来ます。
相手の都合や立場を気遣うこと。これも命の礼賛です。
例えば相手に電話する時、
相手の都合を無視するというのは立派な暴力なのです。
これは相手の心の痛みを慮る心とも共通することです。
相手の悲しみや苦しみを知ろうとする心の配慮です。
また、これは己の欲せざるところ人に施すことなかれ、と似ています。
自分がされてイヤなことは、
人にもしないように気をつけるということです。
そういう相手の心の痛みを慮り、相手を思いやる心がないと、
知らぬ間に人にイヤなことを押付けて
相手を不愉快にさせてしまいます。命の否定になってしまいます。
相手の心の痛みを慮ることが励ましのエールなるのです。
* 礼賛(らいさん):すばらしいものとして、ほめたたえること。
また、ありがたく思うこと
* 慮る(おもんばかる):周囲の状況などをよくよく考えること

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本日の心理学・名言1376-4

@「あなたは過去において誰かを傷つけませんでしたか?」
と聞かれて、ああそう言えばあの時・・・・と答える人は多いですが、
しかし、その「あの時に人を傷つけた大きさ」は、
実はたいしたことではないのです。
むしろ、本人がまったく気がつかない時に傷つけたキズの方が
はるかに大きいのです。

@「気遣い」というのは、ご機嫌取りのことではありません。
相手から嫌われたくなくて奴隷になることでもありません。
見返りを期待しない無償の愛が気遣いなのです。
気遣いとは、相手の心の痛みをおもんばかる、思いやりのことです。

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本日の心理学・名言1376-3

@世の中の人はみんな冷たいなぁ、と思っている人は多いものです。
誰も自分のことを親身に思ってくれない、
誰も暖かい目で自分を見てくれない・・・という不満です。
そういう人はたとえ神様から愛をもらっても、
それを無私の愛とは認定しない人です。

なぜでしょうか。
疑うことに情熱をかけている人というのは、
人に騙されまいとするあまり、自分が疑うことに情熱をかけていることに気がつかないのです。
なぜなら、過去において、たくさんキズつけられてきたので、これ以上キズつきたくないのです。だから疑ってかかるのです。
そうすればキズは最小限に抑えることが出来るからです。
でも、相手を疑っているとキズつくことから逃れても、
愛は心に入りません。
無償の愛が欲しければ、
まずは自ら人に無償の愛で接してみることです。
それをせずに、誰も自分を愛してくれないと不平不満を言うのは
お門違いというものです。

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本日の心理学・名言1376-2

@求め続ければ、チャンスは必ずやって来る。
物事は何でも、「○○したい!」という強い希望があれば、
達成されるものです。
人を愛したいけれど愛せない、と悩む人は多いですが、
「人を愛せる自分になんて、なれるかなぁ?」
「いい人と結婚できるかなぁ」などと否定的、
あるいは、人事のように自分の希望を考えていると、
何かちょっとしたことでもすぐに挫折してしまいます。
ますます希望が遠のいてしまいます。
こういう負け犬的な挫折ばかりしていると、
その数に比例して、他者の成功に嫉妬するようになります。
そして、そんな自分を嫌悪して
ますます厭世(世捨て人)的になるのです。
努力することを放棄してしまうと、ビッグチャンスが来ても
それがチャンスには見えなくなります。
これが諦めることの最大の弊害です。
そして、「やっぱり、求めてもダメだ。夢を見ただけバカを見たな」という悲観的な人生観を持ってしまいます。
こういう人は、いよいよ人の成功に嫉妬するようになります。
他人に成功してもらっては困るのです。
自分が夢を諦めたので、人にも夢を諦めてもらう気なります。
人にも人生に失敗して欲しくなるのです。
もちろん人の幸福なんて願えません。

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本日の心理学・名言1376

同じように楽しんでいても、
賞賛が得られることやお金になる個性を才能と言い、
それ以外の個性を個性と言うのです。
個性も才能も中身は同じです。その人の特性です。
人の数だけ才能があるのです。
人は、自分の個性を発揮した時に大きな悦びを得ることが出来ます。
ですから重要なことは、お金になる才能を探すことではなくて、
自分の個性を探すことです。
才能と言う言葉に惑わされて一喜一憂してはいけません。
お金にならなくても、誰からも賞賛されなくても、
自分が忘我の境地で打ち込めればそれでいいのです。
悦びが手に入ればそれでいいのです。
悦びが手に入れば誰からも認められなくともいいのです。
自分に才能が無くてもいいのです。
個性は必ず一つあります。この宇宙でたった一つしかない個性です。
それを根気よく探し続ければ、いつかきっと見つかります。
みんながみんなお金になる個性、
つまり才能を持っているとは限りませんが、
そんなことにこだわってはいけません。
個性を発揮することに全力を尽くした人が最後に笑う人です。

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本日の心理学・名言1375-5

@「何となくしたくない」
「何となくあの人に会いたくない」
「何となくこれはしてはいけないと感じる」
「何となくそれは自分らしくないなぁと思う」
ということは、しないほうが無難です。
たとえ、明確な理由が思い浮かばなくとも、
何となくしたくない時は、しない方がいいものです。
勇気を持って拒否することです。
なぜなら、その「何となく」という直感は
当たっていることが多いからです。
理由をうまく言語化できないからといって、
したくない理由がない、ということにはならないからです。
私たちの直感的判断は、理性的思考や論理的思考よりも
頼りになることが多いのです。
直感をあなどってはいけません。
自分の直感を大いに頼ってみることです。
ただし。一つだけ条件があります。
それは、事実と感想とに分けて物事を考えられる人に限ります。
事実と感想をごちゃ混ぜにして思考して直感を働かせると、
間違った判断や決断をしてしまう恐れがあるからです。
直感が当たるときと当らないときがあるのは、
まだ、きちんと事実と感想を分けることが出来ていないからです。
正確な情報で直感を働かせた時の「何となく」は当りますが、
感想や偏見を入力して得た「何となく」は不正解となるのです。
直感は、正確な情報さえ入力すれば百発百中当るようになります。
人の直感は大型コンピューターよりも高性能のようです。

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本日の心理学・名言1375-4

どうやってこの世で果たすべき役割を見つけたらいいのでしょうか。また、どういうことを手がかりに自分の能力を
高めていったらいいのでしょうか。
それは、好きなこと探し、ということです。
好きだということがそれをする能力がある、ということだからです。
楽しい、うれしい、気持ちいい、好き、という量に比例して
自分の能力があると考えて間違いありません。
能力があるからこそ、「好きな○○すること」から
たくさんの悦びを得ることが出来るのです。
だから、いくらやっても飽きないし、楽しいのです。
面白いと感じた量と能力は比例するのです。
楽しいことこそものの上手なれ、なのです。
楽しく面白くやっていたら、「自分の能力を疑う事なかれ」です。
自分を疑っている暇に、今やっていることを楽しむことです。

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本日の心理学・名言1375-3

事実と感想を冷静に見ることが出来れば、人生が充実してくる。
事実と感想を分けて、その両方を冷静に見ることが出来ると、
「そうか、自分は優勝したアイツに負けたことを気にしているんだ」
「でも、自分がピアノをやっている本当の意味は、
アイツに勝つことではない」
「まず自分が楽しくピアノを弾き、聴衆に感動を与えたいからだ」
「よし、明日からまた無心の気持ちで練習に励もう」
「その結果、次回のコンクールで優勝できなくてもいい、
自分らしいピアノが弾けたかどうか、それが重要だ」・・・
建設的に物事を考え、そして実行できるようになります。
一時の感情に振り回されていると、
ただいたずらにプライドばかりが高くなって、
コンプレックスの強い嫉妬深い人間になってしまいます。
冷静に自分を見つめることができると、
建設的な努力が出来るようになります。
その果てに、自分の才能を発見したり、
この世で果たすべき役割と出会えたりするのです。

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本日の心理学・名言1375-2

@意見というのは、事実から論理を展開し、
結論を導き出したものをいいます。
感想とは、その人の個人的な感情のことです。
感想を述べることは誰にも出来ますが、
意見を述べるには、相当の努力が必要なのです。
意見を述べるためには、次の手続きが必要です。
まず、自分が訴えたい仮説(作業仮説)を作ります。
そしてその仮説の正しさを支える為の事実を集めます。
次に、集めた事実を取捨選択し、
事実を並べて万人が納得できるように論理を作って行くのです。
これが科学的方法論です。
科学とは万人が理解できるものでなくてはなりません。
小学校六年生が理解できないものは科学ではないのです。

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本日の心理学・名言1375

@愛をくれた人に返すものではなく、小さき者、弱きものに注ぐもの。
この世の中というのは、無数の無私の愛で満ち満ちています。
そして、無数の無私の愛で私たちは支えられ、
そして生かされています。しかし、もし、あなたがそうは思えなかったら、あなたの心は怒りで満ちている証拠です。
本気で人を愛したものだけが、
世に存在する無数の無私の愛を感じ取ることが出来ます。
そして、本気で愛したものだけが、
自分の生きる意欲や元気の源が幼い頃にもらった多くの人の
無私の愛で構成されていることを知るのです。
それゆえ、愛の何たるかを知るものは、
おのずと感謝する人になります。
その感謝の気持ちこそ、人と人を調和させる力となるのです。
そいう人が大勢いる社会ほど、住みよい社会になります。

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本日の心理学・名言1374-7

自分の才能を疑って生きると、才能を発揮することが出来なくて、
やっぱり自分には才能なんてなかったんだ、
という結論に達してしまいます。

これは自己卑下の強い人によく見られます。
そもそも、すべての点において
人より勝っている人なんているはずがないのに、
自分がちょっとでも人より劣っているところがあると
「ああ、やっぱり自分はダメだ」と動揺し、
自分にはたくさん劣っているところがあるから
ダメだと解釈してしまうのです。
人が出来なくて自分に出来ることもあれば、
逆に、人が出来て自分に出来ないことも多々あります。
そういう違いを認めることが
自分の才能を伸ばすのには重要なのです。
自分の才能を見抜くのも才能のうちです。
でも、自分の才能を疑ってはいけません。百害あって一利なしです。

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本日の心理学・名言1374-6

親の務めというのは、
「親以外の人から愛情を調達する術を子供に教えること」です。
何故なら、親の愛情だけでは、子供の心は満たされないからです。
子供は二十人分ぐらいの親の愛情を必要とするのです。
だから昔は地域全体で子供を育てたのです。
親から愛されない、と悩む子供は多いですが、
そういう人の悩みの核心は、実は,親から愛されない悩みというよりは、親以外の人から愛情を調達できない悩みなのです。
親から愛された人は、容易に親以外の人から愛をもらえます。
しかし、親から愛された経験がないと、
親以外の人から愛を調達することは非常に難しいのです。

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本日の心理学・名言1374-5

愛と信頼の人は、もともと人を動かそうとしない人ですが、
動かすとしたら悦びで人を動かします。
○○をすることはあなたの悦びに直結しますよ、というアドバイスです。でも、強制はしません。
するかしないかは、本人の意思ですし、
行動の意思決定が人間の尊厳であることを
前提にアドバイスしているからです。
もし、良きアドバイスに従って行動して、大きな悦びを手に入れたら、
自分にアドバイスしてくれた人に感謝したくなります。
そして、その人が大人になった時、
悦びを他の人にも分けてあげたくなります。
同じように、アドバイスしたり、悦びの応援をしたりしたくなるのです。
幸せの輪が広がります。

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本日の心理学・名言1374-4

@人生というのは、トラブルだらけの人生と表現しても
過言ではないほど、イヤな事件が次から次へと発生します。
しかし、これらのトラブルは決して不幸な出来事ではありません。
悲劇でもありません。
そこで何かを学べと言う天からのメッセージであることが多いのです。現実を直視し、かつ、自分の本当の気持ちを直視し続けると、
必ず何か一つつかめるはずです。
つかんだことを未来で活かせたら幸福になれます。
不幸な出来事の不幸度がマイナス10であっても、
そこで学んだことを活かせたら、
未来で得られる幸福度は、プラス100以上となります。
その時、「あの出来事は、もっと幸せに生きろ、
という天からのメッセージだったんだなぁ」としみじみ思います。
自分を不愉快にした人に感謝すらしたくなります。
トラブルのたびにそれを未来に活かせた人は、
トラブルは知恵と勇気を獲得する為の重要な
人生修行であることを悟ります。
試行錯誤してトラブルを解決することで、

知恵や勇気が獲得できるからです。
知恵と勇気がある人は、
自分の中にいるもう一人の自分を発見できたり、
人の心のウラが見えてきたり、
人間というものの本質が見えてきたりします。
もし、そういうものが見えてこなかったら、
まだ本気になっていない証拠です。

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本日の心理学・名言1374-3

@日常生活がマンネリ化すると、月日の経つのが早く感じます。
人はどのようにして一日を計画しているのでしょうか。
それは悦びをいくつ得たか、というその数でカウントしているのです。
つまり、一日で七日分の悦びを得た日は、
その時は時間が経つのが早く感じられても、
後で振り返ると一日が一週間に感じるのです。
大事なことは、何回、そして、どのくらい深く喜怒哀楽を
共感しあったか、ということです。
「今」という一瞬を密度濃く生きていると、悦びがたくさん入りますので、たった一日が一年にも感じることがあるのです。
失われた時はこうやって取り戻せるのです。
だから、取り返しのつかない人生はないのです。

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本日の心理学・名言1374-2

@『誰もが答えを分かっているのは、作業にすぎません。
仮説を立てて潜在化している答えをみつけるのが、仕事なのです。』BY 鈴木敏文 氏
多くのの人が解答を求めるが、
世の中の多くの事象には答えは無い・・・
しかし、成功者は答えがないことを知っており、
自分で考え出すことにより解決できると考えている・・・・
あなたは「作業」ではなく「仕事」をしておりますか?
今後更なるグローバル化が進む中で、
人件費の高い日本人は厳しい状況になることが想定されます。
そのような中でも、圧倒的に稼ぎ出す・生き残る人間は、
英語を話せる人間でも、学歴が高い人間でもありません。
自分で解答を考え出し、実際に課題を解決する人間ですね。

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本日の心理学・名言1374

人生には、タイミングを逃すと二度と出来なくなることがある
昔から「思い立ったが吉日」と言いますね。
思い立った日こそ、それをなすべき日なのです。
物事は何でも先送りしてはいけません。
先送りすると、悪いことは発生しても、
いいことは何ひとつ発生しないからです。
先送りは悪、と思ったほうが賢明です。
問題を先送りしても、良いことは決して発生しません。
むしろ先送りするから問題がどんどん大きくなるのです。
明日出来ることを今日やる必要はありませんが、
今日出来ることは今日しておかないと、明日はもっと出来なくなります。「こういう問題については今後考えていかなければならない」
「何とかしなきゃとは思っているんだけど・・・」などと
言う人がおりますが、
後日きちんと考えて実行に移すことはありません。
何もする気がない言い訳としてこうした言い回しを使っているだけです。問題を先送りすると、いいことは何ひとつ発生しませんが、
悪いことだけはどんどん発生するのです。
人生、即断即決です。

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