本日の心理学・名言16402-3

人は、とかく「公平」だの「平等」だのを建前として行動していますが、
全てのものがごく限られた有限のタイムとスペースの中で行動している以上

そこに優先順位を設けることは、極めて当然のことであり、
またそうでなければなりません。
優先順位を決めることは、
物事を合理的かつ能率的に行う上において極めて大切な考え方の一つなのです。

「不戦勝」こそ最善の方法ですが、
終始、「戦わずして」物事が解決するということは不可能に近いのです。

しかし、その場合でも、百戦するよりは十戦、
また十戦するよりは一戦で済ますことができれば、それに越したことはありません。

従ってどうせ「勝負」をしなくてはならないとするならば、
一戦によって百戦を行なったと同じ効果を収めるのが一番いいわけなのです。

そのためには、常に最強の者を相手に「勝負」をすることなのです。
さらにイメージのプリセリング効果(注)の見地からしても、
最強のものに勝てば文句のつけようもなく、たとえ敗れたとしても、
相手が最強のものであればそれなりの効果がはあったと考えるべきなのです

注:プリセリング効果~
ターゲットになる語(勝負)や図形提示前にある語(最強のもの)や図形提示すると、
ターゲット認知にかかわる反応速さ正確性促進されたり妨害されたりする。
このような事前刺激提示プライム)の効果総称