本日の心理学・名言15716-3

A#コーピング
ストレス要因や、それがもたらす感情に働きかけて、
ストレスを除去したり緩和したりすること。
ストレスコーピングまたはストレス対処法ともよばれ、
学校や企業でのメンタルヘルス対策で注目されている。
具体的には、ストレス要因に働きかける問題焦点型と、
ストレス要因がもたらす感情に働きかける情動焦点型の
2つに大別される。
前者では、ストレスを引き起こす状況を問題としてとらえ、
それに対して最善と思われる解決策を実行することで、状況そのものを変えようとする
後者では、ストレス要因がもたらす不快な感情を軽減するため
気晴らしをしたり、物事のいい側 面を見るようにしたりする。
ただし、前者ではそもそも問題が解決可能なものであることが前提となっているため、
解決が困難または不可能である。
問題に直面しているときは、後者を選ぶことになる。

B:#知覚の恒常現象
網膜の映像は、同じ大きさのものでも、それを見る者との距離が遠ければ小さく、近
づけば大きく感覚されるはずです。それにもかかわらず、比較的同一に見える現象があります。

この現象を知覚の「恒常現象」と言います。
*大きさの恒常現象~長さとか、幅とか、量についての現象です。
*形の恒常現象~鏡に写る自分の顔の左右の異なっていてもそれを同一視したり、
机や椅子の見る角度が異なっていても同じように見えるような現象です。

*色彩の恒常現象~黒い紙に強い光を当て、一方、白い紙には弱い光を当てても、
白い紙のほうを白く見るような現象です。