本日の心理学・名言7132-1

A
人間は運命の子供だ、ということを感じます。
与えられた運命の中に育ち、成長しながら、
逆に運命を作り変えていくことが人間だと思うのです。
運命だから仕方がない、と言う人がいます。
「いんねん」だからやむなし、という人もいます。
それは、人間の心の自由を忘れ、
無限の可能性を持つ心の働きを無視した人間蔑視(べっし)蔑視の考え方です。
成ってきた運命をいかに作り変えてゆくかどうかというところに、
人間の心の働きがあるわけで、
いたずらに、運命や「いんねん」のせいにするような人間は、
自分の心の働き、心の未熟さを
隠そうという卑怯な人間だということになろうと思います。
運命とは、私の親でもあり、子供でもあり、師でもある。
本当に面白いものだと思います。

*参照:用語集
by
話の台第二集

B
壁に突き当たると素直に引き下がり、
壁の上方や周囲に別の道がないかと
打開策を探るのが積極(前向き)人間のやり方なのです。

そういう人たちはその言葉さえ口にしません。
ミス、事故、ヘマといった類の言葉や、間違ったスタート、混乱状態、
うっかり、仕損じ、後退、手落ちなど
ありとあらゆる言葉で上手に言い表します。

しかし決して“失敗”という言葉だけは使わないのです。