本日の心理学・名言7115-1

人は、お金が稼げるようになれば使いたくなるのが当然です。
しかし、人によって、良いことに使う人と、悪いことに使う人とに分かれるのです。
その時、自制のきく人こそが心に徳のある人であります。
心に徳のある人は,善し悪しの判断が正しくつき、それを実行します。
もちろん人間は皆、損をするよりは特になることを望みますが、
それでも善し悪しを優先します。

そして、徳のある人はいつまでも感謝や恩を忘れません。
だから心から喜べるようになるのです。
心に徳がないと、自分の思うように恵まれても、
喜んで使うことができなくなります。

ひどい人になると、
お金があるために人間関係が崩れたり、不幸が訪れたりします。

私達は、この眼に見えない心の徳をおろそかにして、
悪循環を積み重ねやすいものなのです。
人間の心は、いくら頭が良くてもその通りに働いてくれません。

ですから、一生懸命に自分の仕事に努力するとともに、
心に徳をつけることも忘れないようにしたいものです。
それには、自分の人生の過去をよく振り返って、自分の蒔いた種も反省し、
自分はどのぐらい人のために心や身体を使ってきたかをよく見極めることが必要です。

*参照:用語集
by
心の道