本日の心理学・名言2468-5

「一手一つ」とは、
違った役目のものが相寄って、自分の勤めを果たし、
相手の立場を尊重してたすけ合うことです。

個々別々の役柄や働きが、神様を中心としてまとまるところに、人生の幸せがあり、国家、社会の安寧(あんねい)と平和が
維持されるのです。

それなのに人は、ややもすると、
わずかばかりの権力や利欲にとらわれて、
他人の領分に立ち入り、誹謗し、自らをひけらかそうとします。
そこに人間の弱さを見ることが出来ます。

神様の心は親心です。
親心こそ、絶対愛(真実)です。
真実とは、相手の成り立つこと、栄えることのみを祈る心です。

人の魂を揺り動かすものは、
権力や金などといった低次元のものではありません。
真実こそ、全人類共通の願いです。

陽気ぐらしとは、何を見ても、いつ、どこで、何が起こっても
決して不足なく、陽気に明るく受け止めてゆく心の姿勢です。
この心さえ出来れば、世に不幸はありません。
これこそ、神様が望み給う所、人類永遠の理想です。

そのためには、自らの心に徳を積まねばなりません。
感恩の鈍きは不徳の兆(きざ)しなり、と言います。
一歩々々、この理想に向かって努め抜く
神恩報謝の行・・・・・・
その実生活を送ることが徳を積む事になるのです。
*安寧(あんねい):
無事ででやすらかなこと。
特に、世の中がが穏やかで安定していること。
用語集
by話の台第三集