本日の心理学・名言2459-7

仕事から開放された後までも心が縛られていては、
本来の人間性がなくなり、
人生の意義を失いかねないので
合理主義はやめたほうがいいということであります。

ところが、ここで自由と不自由の相関関係を考えて見た時、
不自由はすべて悪であるとは言えないのであります。
人間は、その生活の全てが自由がまかり通っていれば、
時を置かずに必ず堕落してしまいます。

人間は不自由があっても自由の尊さ、ありがたさを
知るものであります。
そこで、不自由の中でも、
有益な不自由とそうでないものとを
しっかり見極める必要があります。
人間にとって将来、必ず肥やしにとなる有益な不自由とは、
人を救けるためにすることであり、
そうでない不自由は、
全て不自由を重ねても悲しみばかりが残って、
ただ苦労の味がわかるだけで、
そこからは徳は一つも残せません。

それぞれ、自分だけにしか無い因縁を持っている私達が、
素晴らしい人生を歩むためには、
本当の意味での有益な自由と不自由とを
しっかり見極めて行動する勇気が
必要ではないかと感じています。
*参照:用語集
by心の道