本日の心理学・名言2459-1

私達は生活を支える為に働いています。
この場合生活を支えるというのが目的で、
働くということが手段となります。
従って物事は、手段よりも目的が大切であると言われています。

人間は生きていく限り、
あらゆる面で将来に目標を持つことは大切なことであり、
いきあたりばったりではどうにもなりません。
そして今日のように合理的な考え方が
世の中全体に広がってしまうと、
手段の中身は大切なものではなくなってしまったのです。

目的のためなら手段は選ばずとは、よく言ったものです。
その結果、頭の良い人でも欲望の誘惑に負けて、
見つからなければ何をしてもよいという姿に
なっていくものなのです。
物事を成すには、立派な手段を使う事こそ大事なことであり、
そうした人生こそが立派な、充実した、かけがえの無いものを
与えてくれるのです。

良い成績を取るためにカンニングをしても、
本当の力、能力は備わってはいません。
人生の多くは、
思い通りの目的に達することは至難なことであります。
ところが、手段が間違いない立派な姿であれば、
目的が思い通りに成就しなくても、
その途中には必ず楽しかったり、喜べたり、
充実した日々が訪れることは確かであると、
私は確信いたしております。
そして神様は、あらゆる心の手段の元は、
「誠真実」だと言っておられます。
*参照:用語集
by心の道