本日の心理学・名言2068-1

周囲が応援したくなる人とは?

「不安だけど」と最初にいってもらえれば、
周囲の人も「そのときは協力しなくちゃ」と受け止めます。
「この人、大丈夫かな」と心細くなる人もいるでしょうが、
「ベストを尽くす」「頑張る」といってもらえれば、
「しっかり支えてあげよう」と思うものです。
それから、不安を抱えながらも何かに挑戦しようとする人がいれば、
応援したくなるのが私たちです。
自信たっぷりに挑む人より、
心の中で「頑張れ!」と励ましたくなります。


たとえば、人前で話すのが苦手とか、
大勢の人間を前にすると上がってしまうような人は、
あいさつやスピーチが回ってくると尻込みします。
「きっとドキドキしているんだろうな」
と誰でもわかるぐらい、緊張しています。

そういう様子を見ると、やっぱり応援したくなりますね。
「失敗してもいいから、最後まで頑張ってね」
と心の中で励ましてしまいます。

強がったり、虚勢を張る人に対しては、
そんな気持ちにはなれません。

スピーチでも、いかにも自信たっぷりに話し始める人がいれば
「イヤな感じだな」と思うし、「どうぞ勝手に」と突き放してしまいます。
かりに話の途中でつまずいても、
「頑張って」と応援する人は少ないはずです。

それが、人間の心理というものではないでしょうか。
つまり、不安なときや自信がないときには、
その気持ちをムリに押し殺す必要はないのです。
正直に言葉や態度に表しても、少しも不都合はありません。
もしそういう人がペルプのサインを出したときには、
周りのみんなが手を貸してくれるからです。
周囲が応援したくなる人って、そんな人です。
by心のストレッチ

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