本日の心理学・名言1944-7

神様は人間の心遣いを、ほこりに例えられました。
ほこりのうちは掃いたり拭いたりすれば
(心遣いをすぐに改めれば)
その汚れはすぐに落ちるからであります。

それをしないで、
相変わらずの心遣いをしていくと

積もり積もってシミになってしまいます。
このようなものを「いんねん」と仰せられております。

概ね人間は、自分のした善いことは覚えているものですが、
悪いことは忘れてしまっています。
また、していても全然気のつかない人もいます。
何の信仰でも、
自分が神様に尽くしたことだけはよく覚えているものであり、
又それを過大評価しているものなのです。
つまり、人は皆、自分の行動には実に甘いのであります。

ただ神様からは、今は大目に見て頂いているのです。

いんねんは、人の影のようなもので、
電灯(神様の教え)の真下では出来ませんが、
離れると段々大きくなるものであります。

こう見てきますと、神まさへの信心は絶体に慣れてはいけません。
慣性に流されると必ず感謝の念を失ってしまいます。
感謝のなくなった人には、良い考え善い行いは出来ません。
そして、やがては大きな影が現れて
当事者が苦難するようになるのだと思います
*参照:用語集
by心の道

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