本日の心理学・名言1791-8

恋愛心理学から分かる女心⑥:男女間の友情は成立するのか?

何でも気さくに話せる友達は貴重な存在ですが、
男女間ともなると相談していくうちに
恋愛関係に発展していく場合があるかと思います。

友達だと思っていた異性に告白されて、
困ってしまった経験もあるのではないでしょうか?

そんな複雑な関係である「男女間の友情」について、
心理学では様々な研究がされてきました。

社会心理学者のルビンが行った調査では、
女性は男性からの好意に対して、
友情と恋愛を男性よりも区別して捉える傾向にある
という結果が出ました。

また友達に抱く感情は、
相手のことを高く評価している、

信頼し尊敬している、
自分と共通している部分がある、
などがあります。

恋愛感情になると、上の友達として抱く感情に加えて、
心理的にも肉体的にも繋がっていたい、
何かあれば自分を犠牲にしても構わない、
相手を独占したい、といった感情が加わるそうです。

また、アメリカの心理学者レチェックは
「男性の方が女性の友達に対して性的関心を抱きやすい」
と述べています。

つまり、女性は恋愛と友情の境界を比較的区別して考える傾向にあり、男性は女友達からでも
恋人関係に発展する可能性が高いと考えられるのです。

「男女の友情は成立するのか?」
という質問に対して答えるのであれば、
男性は成立しない、女性は成立する、
と考える傾向が強いと言えます。

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