@恋愛心理学から分かる女心⑥:男女間の友情は成立するのか?
何でも気さくに話せる友達は貴重な存在ですが、
男女間ともなると相談していくうちに
恋愛関係に発展していく場合があるかと思います。
友達だと思っていた異性に告白されて、
困ってしまった経験もあるのではないでしょうか?
そんな複雑な関係である「男女間の友情」について、
心理学では様々な研究がされてきました。
社会心理学者のルビンが行った調査では、
女性は男性からの好意に対して、
友情と恋愛を男性よりも区別して捉える傾向にある
という結果が出ました。
また友達に抱く感情は、
相手のことを高く評価している、
信頼し尊敬している、
自分と共通している部分がある、
などがあります。
恋愛感情になると、上の友達として抱く感情に加えて、
心理的にも肉体的にも繋がっていたい、
何かあれば自分を犠牲にしても構わない、
相手を独占したい、といった感情が加わるそうです。
また、アメリカの心理学者レチェックは
「男性の方が女性の友達に対して性的関心を抱きやすい」
と述べています。
つまり、女性は恋愛と友情の境界を比較的区別して考える傾向にあり、男性は女友達からでも
恋人関係に発展する可能性が高いと考えられるのです。
「男女の友情は成立するのか?」
という質問に対して答えるのであれば、
男性は成立しない、女性は成立する、
と考える傾向が強いと言えます。