本日の心理学・名言1791-7

恋愛心理学から分かる女心⑤:毎日のメールが必要な女性

女心がわからない男性の意見として、
「どうして女性は毎日メールしたがるの?」と不満を持つ人がいます。

実は、恋愛心理学的に考えれば、
男性と女性によってこのようなズレが表れるのは当然のこと。

会話コミュニケーションには2種類あり、
道具的コミュニケーション
表出的コミュニケーション
があります。

道具的コミュニケーションとは、
目的や目標を達成するために使用される手段や方法のこと。
仕事上の情報交換や、デートの日にちや場所を決める
会話などがそれにあたります。

表出的コミュニケーションとは、
主に自分の感情や気持ちを
相手に伝えることを目的としたものになります。

そしてこの2つのコミュニケーションは、
男性と女性によって特徴に違いが表れます。

例えば電話。
男性は電話を用件を伝える手段として考えるので、

道具的コミュニケーションに偏る傾向があります。
女性は気持ちを伝えたり、話し合いをする手段として考えるので、
表出的コミュニケーションに偏り、
長電話をしたり、毎日のメールを必要とする女性が多いことも、
これに関係していると言われています。

男性にとって電話は道具的コミュニケーションに偏るので、
女性との長電話を苦痛と感じてしまうこともありますが、
冷静に話し合えるという利点をぜひ覚えておいてください。

ケンカしそうなときや、相手に怒りを覚えてしまったときにこそ、
一旦距離をおき、電話で話すことによって、
相手の気分を害する可能性が低くなり、
落ち着いて話せるものです。

また最近ではメールを使う方も増えてきていますが、
面と向かって話せないことも、
メールという文章でなら伝えやすいという利点から
表出的コミュニケーションに向いていると言えます。

特に女性は表出的コミュニケーションに偏る傾向があるので、
メールの中に多くの絵文字を使い、
最近でいうラインのスタンプなどを多用するのだと考えられています。

さらに「女性が恋愛中に気をつけておくべきこと」も
ご紹介しておきます。
それは恋愛中のメールのやりとりが多くなればなるほど、

そのクオリティーを低くしてしまうという事です。

女性は恋愛中の男性に対して夢中になるほど、
メールの回数も多くなるといわれています。
メールとは気持ちを伝える上で「簡単なツール」として考えられ、
回数が多くなるにつれて簡単な女性だと
思われてしまうことがあるのです。

逆に男性側からのメールが多くなることは、
「実際に会うよりメールで済ませてしまおう」
と考えてしまっているのかもしれません。

上で話した会話の2種類のコミュニケーションの男女の違いは、
こんなところにも表れます。

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