本日の心理学・名言1608-4

@心理学の生活知識
%好印象のしぐさ
ミラーリング効果
相手と同じことをしている状態と相手との親密度に対して、
それぞれの度合いを【同じことをしている=親密度】として認識することが多いので、同じ行動をしたり、同じものを持っていたりすると
『心を許せる人』と思ってしまうという心理学的な現象のことです。
これは初対面であっても起こりうる、心理学的な状態なのです。
つまり、人は自分の趣味と同じだったり、
自分がやったことと同じことを相手も行なった場合、
相手から共感を得られたとして、
『自分のやり方が認められている』『同じことを考えていたんだ』と
無意識のうちに、距離を近く感じ始める心理があるということです。
ということはそれを逆手にとって
親密になりたい相手がいたとすれば、
【親密になりたいから同じ行動をとる】いう、
逆転の発想も心理学的なミラーリング効果を得られるのです。
例えば、初めて食事へと誘った異性の心を開かせる為に、
飲み物を頼む際に相手が既に飲みたいものが決まっている場合、
「それ美味しいの?」と聞いてから、
自分も相手と同じものを注文したり、
相手が飲み物を口に運ぶタイミングと同じタイミングで、
 自分も飲み物を口に運んだり、
「仕事疲れたね」と相手が頬杖をつくタイミングで、
自分も頬杖をついたり、
相手がおしぼりをパッと広げて手を拭き、
くるくると丸めて戻すという行為を
なにげなく真似てみたりなど、
相手と同じ行動をとってみると
心理学的なミラーリング効果を得ることができます。
ただ、不自然に全て真似をしてしまうと、
逆に相手に不快感を与えてしまうのでそこは気をつけましょう
こんな簡単な事で相手に対して、
好意の印象を持ってもらえるならば、やらない手はないですよね。

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