本日の心理学・名言1608-1

@心理学の生活知識
説得の心理学
両面提示と片面提示(一面提示)
簡単に言うと、メリット部分とデメリット部分の
両方を伝えるのが「両面提示」で、
メリット部分しか伝えないのが「片面提示」となります。
一般的に売上げを第一に考えた場合、
安いもので衝動買いに値するものは片面提示、
高額なものになると両面提示が有効とされています。
お客さん一人にマンツーマンでセールスをかける時は
お客さんの性格やタイプを見て、使い分けることも重要になってきます。片面提示が使われる例として、
テレビ通販のように一気に衝動買いを狙っている場合は、
片面提示で考える暇を与えることなく、一気に成約へ持っていきます。一方、値段の高額な家電や
ローンを組んで契約をするもの(家や車など)の場合は、
両面提示の方が良いとされています。
考える時間が長くなる商品に関しては、
マイナスポイントが明確になっている以上、先にそれを伝えてしまい、
両面提示にもっていけるように販売促進をかけることが、
コアなファンを増やし、太く長く売上げを上げる秘訣とも
言えるでしょう。

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