本日の心理学・名言1565-5

@学生時代の同級生は、ほぼ同年齢だ。
ところが、中年を過ぎて出会うと、外見上の老いの度合いは様々。
その人の日々の生活が充実している人ほど若々しい、
といえるのではないか。
定年退職したとたんに、病気になったり、
めっきり老け込んでしまう人がいるかと思うと、
勤めていたときより若々しいような人もいる。
会社の定年によって生活のリズムを崩してしまった人と
新たなリズムに乗っている人の違いだろう。
勝負は「負けたと思ったときに負ける」といわれているが
老いも「老いたと思ったときに老いる」ということができる。
物事を否定的に見て、不安と、不平と、不満と、文句ばかりを
並べている人のところに幸運はやってこない。
明るい顔をしていると、やがてその人をとりまく環境が
明るくなってくることは、多くの先人たちの体験を
通して語られる真理といっていい。
人間は生まれた時から死を宣告されている存在だが
全力で「今」を生き続けている限り、そこに青春がある。
*疲れた心をなごませる言葉  228ページ
秋庭 道博著  PHP文庫刊
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第16代アメリカ合衆国大統領のエイブラハム・リンカーンが
残した言葉の1つにこんな言葉があります。
40 歳になったら人は自分の顔に責任を持たねばならない。」。
「顔」は両親から与えられるものだけれど
40 歳を過ぎるころから経験の重みや他人を受容する気持ち
自分に対する確信が顔に現れてくる。
そうして出来あがった自分の顔に責任を持たなければならない。
リンカーンはそういうメッセージを私たちに遺しています。
毎日自分の顔は目にするので、あまり変化がないように思いますが
久しぶりに会う人たちは、一体どう感じているのでしょうか。
自分の見た目を、普段から少し意識していきたいですね!
by本日のレシピ

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